2011年1月7日(金)
 
入門から初級へ
 
 昨年9月に開始したラテン語学習は有田潤著『初級ラテン語入門』の2回目の学習がようやく完了し、どうやら第一段階を終えることができた(雑記2010.9.27)。辞書が楽に引けるようになったことは大きな成果だが、入門段階を過ぎてようやく初心者の領域に足を踏み入れたところだ。学校の英語にたとえれば、中学校の学習課程を終えたあたりだろう。次の課題は高校英語の水準に到達することだろうが、これには多少の時間が必要だ。
 昨年12月に始めたギリシア語の方は、名詞・形容詞の格変化と動詞の直説法の変化形を覚えたばかり(同2010.12.2)。目の前に広がる大海の中で溺れないよう必至にあがいている。中学英語にたとえるとようやく初年度を終えたあたりか。それなりの成果はあるもので、ラテン語をみたときに、ギリシア語由来の語彙か否かがかなり分かるようになってきた。
 ラテン語とギリシア語については、もっと早い時期に学習しておけば、今ほどの苦労はせずに楽に修得できたのだろうが、すべてはあとの祭り。六十+αの手習いは忍耐あるのみだ。

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