2011年6月8日(水)
 
ようやく読了:古典ギリシア語入門
 
 一昨日薄暗い竹林の腐植土からでていた大形で脆いチャワンタケの仲間を覗いて遊んだ。胞子は微細なイボで表面が被われている。子嚢の上部はアミロイド。側糸は単調な紐状。子実下層、托実質、托外皮なども念のために確認した。種名の探求は面倒なのでやめにした。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨年12月に始めた池田『古典ギリシア語入門』の1回目をやっと読み終えた(雑記2010.12.2)。ラテン語の場合とは大幅に異なり(雑記2010.12.6)、目標の3ヶ月間を遙かに超えて6ヶ月を要したが、何とかギリシア語の基礎文法と基礎単語は一通り理解できるようにはなった。
 活用された語形から原形を導出して辞書を引くことはできるようになったが、文章全体の正確な理解にはほど遠い。形態論はほぼわかったが修辞法に関してはほとんど理解できていない。大学の講座もすでに4回出席しているが、修辞法で難儀している(同2011.4.15)。受講してよかったのは、ギリシア語講座の受講者に自然科学系の研究者が数人いたことだ。

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