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近郊の自然公園のチップにオオシロカラカサタケが大量に発生していた(a, b)。第一の最盛期は過ぎたらしく、今はヒダが内被膜にすっかり被われた幼菌があちこちに見られる。丸い頭の幼菌だけを見たとき、最初はドクカラカサタケかツブカラカサタケの若い菌でも群生しているかのように見えた。若い菌を縦断してみると、カサ肉や柄が赤変した。ヒダの色は何となく緑色も感じさせる白色だが、ヒダの縁は肌色を帯びている(c)。しかし、内被膜が破れ、カサを大きく開いた子実体のヒダは明瞭に緑色を帯びていた(d)。 アラゲキクラゲも多量にでていた(e, f)。他にはハタケシメジ、ニガクリタケモドキ?といったきのこが多少見られただけで、この時期になるとやはりきのこは少ない。 |
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オオシロカラカサタケを11月半ばに見たのは初めてだった。これまでは7月か8月の暑い時期にしか見たことがなかった(雑記2011.8.7、同2009.7.30、同2008.7.4、同2007.7.28)。 | |||||||
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