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昨年11月末以降、ほぼ一年ぶりに南相馬の原町シーサイドパークから相馬市の松川浦に向けて海浜を走ってみた(雑記2012.11.26)。2011年3月の原発事故のため相変わらず国道六号線が不通なので、大きく迂回して川俣町から飯舘村を経て南相馬市に入った。六号国道を使えれば70分ほどで楽々行かれる場所まで、延々と3時間半ほどかかった。 原町シーサイドパークは今も閉鎖されたままだが、瓦礫はすっかり片付いていた。公園の展望台からは原町火力発電所が目の前に展開する(a, b)。海辺に近い道路を選んで北上すると、瓦礫の山こそ片付いたが壊れた堤防と家屋の土台だけが延々続いている(c, f)。 亀裂の入った海辺の道路を進んでいくと遠くに松が一本だけ見えた。近づいてみると「奇跡の一本松」との看板があった(d, e)。ここはかつて松の防風林が延々と続いていたところだ。 やや山間部に近い道に入ってさらに北上すると、道路脇の家屋に「津波到達線」の標識があった(g, h)。相馬市に入り松川浦の東側(砂州側)に延びる道に入ると、至る所で修復工事が行われていたが道路は崩壊したままだった。さらに最海辺側の道は「危険 立入禁止」となっている。見なかったことにして進んでいくと、やがて道は途絶えていた(i〜l)。 |
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昨年11月と違っていたのは、山積みされていた瓦礫が撤去されていたこと、堤防工事が始まってテトラポットが大量に投入されていることだった。 | |||||||||||||
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