2015年4月13日(月) 庭の桑樹下にキツネノワンが出ていた
 カシタケが大きくなっているのではないかと思い、朝海浜近くの寺社林に行ってみた。先月(雑記2015.3.26)見られた小さな幼菌をはじめ、それらしき姿はすっかり消えていた。
 帰宅して、何気なく自宅の桑の下をみると、キツネノワンが沢山顔を出していた。ざっと数えて子実体の数は100を超え、中には子嚢盤の径が15mmに及ぶものもあった。昨年と一昨年は発生に気づいたのはいずれも4月25日過ぎだった(同2014.4.26同2013.4.25)。一方、庭のエツキクロコップタケ(同2015.4.6)はほとんど生長しておらず、小さなままだ。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 昨年11月後半からつい最近まで、激しいレイノー症状のため手掌や指先が自由に動かず、プレパラート作成がままならなかった。久しぶりに顕微鏡を覗いた。巨大胞子を持つオオズキンカブリタケだ。胞子があまりにも大きいからか(d)、子嚢の中には胞子は二つしかない(e)。きのこでは胞子を検鏡するといえば普通は対物油心100倍レンズを使う。しかし、オオズキンカブリタケの場合には対物100倍レンズをつかうと、視野の中に胞子の全体像が入らない(f)。
 手や指が思い通りに動かせず子実層を上手く切り出せず不満足な検鏡写真になった(e)。


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