ミミブサタケとオオミノミミブサタケ | |||||||||||
先日の雑記(2015.8.2)でオオミノミミブサタケとしたきのこは同定ミスによるもので、正しくはミミブサタケだった。雑記本文に取消線を付して訂正した。 ついでにこの両者の胞子を併記しておくことにした。典型的な姿をしていればまだしも、肉眼的形態だけで両者を区別するのはかなり難しい。どちらかといえばオオミノミミブサタケでは子実層表面が小じわや波状となり、子実層部の基部が癒着しているケースが多い(b')。 メルツァー反応はともに非アミロイドで、子実層や托実質、托外皮、側糸の形状もよく似ている。胞子のサイズではオオミノミミブサタケが若干大きいが、サイズだけからは区別できないことが多い。しかし、胞子の形は決定的に異なる。ミミブサタケの胞子は単純な楕円形だが(d)、オオミノミミブサタケの胞子は両端に小さな突起を持ち非対称な紡錘形(d')。なお、両者とも胞子表面には淡い縦縞があるが(c, c')、未熟な胞子ではほとんど認識できない。 なお、胞子の検鏡写真は撮影時期とカメラが異なるので両者の縮尺は異なる。10μmのスケールバーを参照されたい。また(c)はフロキシンで、(c')はコットンブルーで染色した。 |
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宇都宮市にある県立図書館に行った帰りにガソリンを給油した。132円/Lの店で入れたが、すぐ近くに130円/Lの店があった。ところが、日光市に戻ると例外的に安い店でも136円/L。大部分の店は142〜146円/Lだった。日光のガソリン価格は観光地料金だ。 | |||||||||||
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