タバコウロコタケ科の異端児ミヤベオオウロコタケ | |||||||||||||
日光市の憾満ガ淵でミヤベオオウロコタケに出会った(a, b)。このきのこはちょっと見たところはキウロコタケ属のように見えるが、傷をつけても血色の汁はでない。子実層托をルーペで見ると暗色の棘のようなものが無数に出ていることがわかる(c)。断面をみると、カサ表面は褐色の毛で覆われ、子実層面からは棘が出ていて、両者の間には明色の実質菌糸の層がある(d)。 一般にタバコウロコタケ科のきのこでは、実質の菌糸が褐色であるが、このきのこの実質菌糸は無色ないし明色をしている。さらに剛毛体の大きさが異様に大きい。タバコウロコタケ属のみならず、タバコウロコタケ科を通してみてもかなり異色のきのこらしい。菌糸構造は一菌糸型でクランプはない。胞子紋は落ちなかった。担子小柄を備えた担子器は見つからなかった(l)。 |
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大晦日の昨日午後、歩いて近くのスーパーに行くと、広い駐車場が満杯で通路や道路まで占拠されていた。こんな光景は初めてだった。目的は初日の出に合わせて山頂で飲むワンカップ大関を買うことだったが、レジも沢山開いていて意外とすんなりと会計を済ますことができた。 これから城山に登り山頂でお神酒とともに初日の出を迎えることにしている。自宅からは懐中電灯を頼りに歩く片道70分ほどの散策コースだ。(雑記2015.12.26)
[城山山頂での初日の出] (am8:30追記) |
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