スクリプトの書き換えに悪戦苦闘 | |
「きのこ雑記」の維持・管理にはホームページ作成ソフトは使わずに自家製スクリプト群を使用してきた。メインのOSがWindowsとMacとLinuxの間を行ったり来たりと変遷してきたからだ。複数のスクリプトをバッチファイルやアップルスクリプト、シェルスクリプト等で動かしてきたが、各スクリプトはどんなOS上にも移植されているスクリプト言語で記述してきた。ホームページ開設当初は、sed、awk、Perlをメインに、部分的にC言語を用いていた。やがてsedとawkはやめPerl一本にし、その後Rubyが加わって大方の処理をしてきた(雑記2013.9.15)。 Rubyは後方互換性に乏しく、迂闊にバージョンアップすると以前のスクリプトが動かなくなることが多くさんざん悩まされた。特にv1.6からv2.0になるとまるで別言語のように感じた。そこで、一時は再びPerlで書き換えたりもしていた。Perlは後方互換性を重視した言語なので、バージョンアップをしても古いスクリプトがわずかな手直しでほぼ支障なく動いた。 少し前まで使っていたスクリプトにはPerlのv4.8やv5.1準拠のものが混在している。つい最近何気なくPerlを最新バージョンのv5.22.1にアップした。多くのスクリプトは支障なく動いたが、日本語処理にかかわるスクリプトの大半が動かなくなった。文字コードセットの扱いが変わったからだろうがエラーを吐き出すばかりで止まってしまう。あらためて全てのスクリプトを見直すと、すでに死言語であるJPerl準拠のものすらあった。これは直ちに書き換えないといけない。 やむを得ずスクリプトの修正やら全面書き換えに取りかかることにした。ここ数日は、これまで自動でやっていた複雑で面倒な作業を、いちいち手作業でひとつひとつやる羽目になった。ここしばらくは仕様書と悪戦苦闘しながら単調な作業を強いられている。ため息連発! |
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