人が入らぬ山はいたるところきのこだらけ | |||||||||||||
一昨日と昨日、福島県の飯舘村(9/26am)と川内村(pm)、土湯峠周辺(9/27am)と下郷町(pm)を歩いた。どこもきのこは豊富に出ていたが、秋のきのこは少なかった。 月曜日(9/26)の朝、福島県飯舘村の村民の森あいの沢に入った。ここは2011年3月の東京電力福島第一原発事故のため、いまだ人の居住は許可されていない。「村民の森」は事故以来ずっと閉鎖され、一帯はいまだに「除染作業」のためか立入禁止となっている。 一昨年もここできのこの観察をしているが(雑記2014.9.23)、人が入らないと森や菌類などがどうなるのか興味深い有様を知ることができた。たとえばニンギョウタケだが、斜面に直径20〜30m程の菌輪を作って250〜300株が大発生していた。菌輪の数は少なくとも5〜6個ほど確認できた(a〜f)。一株は一抱えほどの大きさだ。この大発生の様は一昨年の比ではなかった。 カラスタケについても菌輪こそ確認できなかったが300〜350株の発生を確認した(g〜i)。大方が株の径20〜40cmほどある。さらにアミタケに至っては40〜70個ほどの子実体の群生を50〜60ヵ所で確認した。このほかにも、20〜30種のきのこが大発生をしていた。 |
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二日間で高速道路走行160kmを含めてトータルで650kmほど走り、随所で山歩きなどをしたので、結構くたびれた。宿でもギリシア語の復習をするより温泉にばかり浸かっていた。 | |||||||||||||
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