ヤマビルファイターが効かない! | |||||||||||||
昨日東武鬼怒川線の川治湯元駅近くの公園に車を駐めて鬼怒川遊歩道を龍王峡駅まで歩いた(a)。当初は南平山に登るつもりだった。南平山はヤマビルが非常に多い山だ。そこで朝出発前にヤマビルファイターを靴から膝までタップリ散布した。 am9:20頃川治湯元駅近くの駐車場に車を駐めた(b)。橋(c)を渡ると「ヤマビル注意」の大きな看板がでていた(d)。南平山の登山口から登り始めた(e)。一歩踏み出すたびに数匹から10匹ほどのヤマビルが靴に這い上がってきた。あらかじめ準備しておいた塩水入りの噴霧器をヒルに向けて発射する。でも大半のヒルは落ちない。塩水で落ちるのは一部の小さなヒルだけだ。そこでむしり取るしかない。 ヒルをむしり取ろうと歩みを止めると、さらに10匹以上が這い上がってくる。既に吸い付いている奴をむしり取っている間にも、次のヒルがどんどん上がってくる。それでも50mほど歩く間にも、ヤマビルをむしり取りきれず、膝まで上がってくる。 登山口から150mほど進んだところで、ズボンや靴下は血だらけになった。この間に食らいついてきたヤマビルは200匹以上、血を吸ったやつは40匹以上に及ぶ。この先は更にヒルが多い地域となる。そこで南平山に登るのは諦めて戻った。 |
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龍王峡まで続く鬼怒川遊歩道を歩くことにした。トンネルを抜けた途端にまた新たにヤマビル警戒の表示が遊歩道の真ん中に出ていた(f)。南平山ほどひどくはないだろうと思って構わず歩みを進めた。国道からの転落車は相変わらずそのままだ(g)。 右下に渓谷美を楽しみながら龍王峡に向かった(h, i)。龍王峡までには10数匹のヤマビルが食らいついてきただけだった。南平山のヤマビルの凄まじさとは雲泥の差だ。龍王峡駅(j)から川治湯元駅まで東武特急リバティーに乗った(k, l)。車に戻ると既にpm1:30を過ぎていた(m)。気温も30℃になっていた。 |
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龍王峡では太くてガッチリしたコウボウフデがでていた(n, o)。コンイロイッポンシメジ(p, q)やヒメスッポンタケ(r)はじめ、20種類以上の大型菌がでていた。 この日の昼食は川治の肉屋さかぶんのコロッケ当てにしていたのだが、休業していた。帰宅してシャワーを浴びた後、さつまいもを蒸して遅い昼食にした。 高温多湿時には南平山と夫婦山(雑記2023.9.14)は全山がヤマビルの群居生息地となるので近寄らないように心がけねばならないとあらためて痛感した。それにしてもヤマビルファイターや塩水に耐性のできたヤマビルが増えているようだ。 |
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