2024年12月19日(木)  難処はキレットの通過:二股山
 昨日午前中二股山に登った(a, b)。先日かまど倉の大洞穴から正面に見えていた山だ(雑記2024.12.17)。am8:20過ぎに下沢口登山道の駐車場に着いた。気温は3℃で風もなく青空が広がっていた(c)。駐車場からは二股山がすぐ近くに見える(d)。
 杉植林の沢をつづら折りに登り、尾根に出ると展望地(e)からは平野の向こうに筑波山を展望できる(f)。ロープの張られた岩場などを経てam9:30頃南峰に着いた(g)。ここからは前方に古賀志山が展開していた(h)。
 二股山は南峰と北峰に別れ、両峰は急峻な岩場で繋がれキレットになっている。ここがこの山の最大の難関だ。南峰からの下りはキレットまでロープが張られているが(i, j)、キレット(k)から北峰への急斜面にはごく一部に短いロープがかかっているだけだ(l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 過去にはここで滑落事故が起こり、大騒ぎになったことがある。一般道は迂回路を進む。この岩場はけっこうシビアで緊張した。北峰の頂には祠と目立ちにくい標識(m)がある。山頂台地には県道からも白く目立つ電波塔の構造物もある。
 下山路は周回コースを選んだ。全体に落葉と小砂利の急斜面が多く、とても滑りやすく緊張を強いられる。つつじ平(n)や下沢城跡(o)を経て駐車場に至る。途中からはかまど倉の大洞穴が望める(p)。am11:00頃車に戻った。気温は8℃まで上がっていた(q)。
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 昼近くなると強い北西風が吹き始め、上空には雪雲が次々流れ込んできた。雪こそ舞うことはなかったが、どんどん気温は下がってきた。帰路の途中からは右上にかまど倉の大洞穴を見上げることができる(r)。ここでも過去に滑落死事故があった。
 帰宅したのはam11:35頃。昼食後に市営温泉かたくりの湯に行って暖まった。


日( )
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