2025年3月8日()  深い雪に難儀した:山王峠
 昨日光徳駐車場から山王峠まで登り、閉鎖中の林道を経て車に戻った(a)。am7:50頃光徳駐車場に着くと、まだ除雪されていなかった。気温は−6℃だった(b)。光徳園地への遊歩道にツボ足で踏み出すと、膝上まで潜った(c)。
 先月よりはるかに積雪は深い(雑記2025.2.5)。やや古い小型のスノーシューを履いて(d)、山王峠への入口に向かった(e)。深い雪のためどこが遊歩道なのか全くわからない(f)。頼りは地図とピンクテープだけだ。夏道を当てにするのはやめて、Geographicaで現在地を確認しつつ、ピンクテープを探しながら進んだ。
 後ろを振り返ると、自らの足跡だけ(g)。10〜15cmほど潜る状態だった。途中で見つけた標識はほぼ雪に埋もれていた(h)。スノーシューを履いていても、しばしば膝まで潜る(i)。山王峠に近づくとますます潜るようになった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 ピンクテープを頼りになんとか山王峠に着いた(j)。少し下りて林道との合流点に達すると(k)、川俣側への林道は2m以上の積雪だった(l)。光徳へ向かう側も白い帯が伸びていた(m)。太郎山への登山道入口の標識は頭だけ出ていた(n)。
 晴れ間が出るかと思えば、激しい地吹雪となったり、強い北風が吹いた。リュックに着けた温度計は、この日はずっと−7℃〜−4℃だった。深い雪のためカーブミラーが目の高さにあった。面白半分に自らの姿を撮影した(p)。
 途中何度かバイパスして歩いた。数回腰まで潜って転倒し、起き上がるのに難儀した。駐車場まであと500mくらいの場所で、右足のスノーシューが外れた。靴のかかと側を固定するバンドが切れていた。補助ベルトでなんとか固定して、だましだまし歩いた。
 駐車場に戻ると車が数台増えていた(q)。除雪もされていて、自車以外は除雪された場所に停まっていた。陽に照らされて車内の温度計は+1℃を示していた。北風がとても強いので車内で昼食をとった(r)。食後走り出すと、温度計は−5℃を示した。
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 この日は下山途中で激しい足のこむら返りを数回起こした。痛みが強く、しびれもありしばし動けなかった。こんな経験は初めてだった。推測される原因は脱水かカリウム不足と思われた。山王峠への登りでかなりエネルギーを消耗したからかもしれない。
 市営温泉やしおの湯でたっぷり暖まったが、ここでも両足にこむら返りが起こった。


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