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2017年8月13日() 子嚢先端のアミロイド反応がとても弱い
 日光だいや川公園で今シーズン初めてテングノメシガイの仲間にであった(a)。ルーペで頭部をみるとどうやら剛毛はなさそうだ(b)。ということはGeoglossum(ヒメテングノメシガイ属)ということになる。一晩カバーグラスの上に寝かせておくと胞子がたっぷり落ちた。これを検鏡すると隔壁が七つある(c)。薄片を切り出してメルツァー試薬で封入した。確かに剛毛はない(d)。倍率を上げて側糸を観察してみた(e)。どうやらナナフシテングノハナヤスリらしい。個体差なのだろうか、この子実体は子嚢先端のアミロイド反応がとても弱い(e, f)。
 過去に何度もナナフシテングノハナヤスリの子嚢をみているが、これほど弱いアミロイド反応を示す子実体に出会ったのは初めてだ(雑記2015.9.19同2015.7.14同2010.4.24同2009.8.5)。下段にその折の子実層のアミロイド反応がわかる画像を掲げてみた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
過去に見た子嚢先端
のアミロイド反応
(g)
2015.9.19
(b)
2015.7.14
(c)
2010.4.24
(d)
2009.8.5