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2017年9月12日(火) チャダイゴケ仲間の異端児:コチャダイゴケ
 コチャダイゴケを切り刻んで遊んだ。チャダイゴケの仲間は、たいてい碁石(ペリジオール)の中央に臍の緒のような構造があって、その端はカップの内側に繋がっている。この臍の緒は小さくたたまれた状態で収まっていて、碁石がカップから飛び出すときに長い尾のようになって、飛ばされていった先の細長い葉や枝に巻き付いたりする(雑記2014.8.5)。
 ところが、コチャダイゴケの仲間だけは少し違う。姿かたちこそ他のチャダイゴケの仲間とほぼ同様だが、碁石には臍の緒がついていない。カップの中に整然と収まっていることは同様だが(g)、ゼラチン質からなる粘液に包まれているだけだ。カップに雨粒が当たると碁石が飛び出す仕組みは同じようだが、粘液質に包まれた碁石はそのまま、葉や枝に付着するらしい。碁石の中には胞子が無数に詰まっている。胞子は非アミロイドでフロキシンなどにも染まらない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 コチャダイゴケについてはこれまでに何度か覗いて遊んでいる(同2010.11.19同2006.7.25 etc.)。まぁ、こんなことを知ったところで何の役にもたたないが・・・