2011年9月26日(月)
 
赤色のアカヤマタケ属
 
 24日の「雑記」で「ハイイロシメジ」と表現した部分を「ハイイロシメジ近縁種」と訂正した。これは不適切な断定的表現だった。正確に何という種なのか現時点ではよくわからない。
 昨日はam3:00にネット環境が遮断され、夜8:30以降もずっと繋げることができなかった。今朝何度か悪戦苦闘した結果、ようやくつい先ほど(am7:50頃)ネット環境が復活した。

 昨日は南会津の山を歩いていた。主たる目的はアカヤマタケ属 Hygrocybe のキノコの採取だった(a〜f)。二年前にあまり程度のよくない子実体を2つだけ採取したが、標本としては残せなかった。よく似たキノコはやはり二年前に土湯峠付近でも採取したが、これも標本にするには少量すぎた(同2009.8.4同2009.8.3同2009.9.27)。
 昨年も土湯峠の同じ場所を同じような時季に訪問したが、採取できなかった。今回の再訪問は運良く、二年前のものと同じと思われるきのこに出会うことができた。
 

(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 この赤色のHygrocybeにこだわってわざわざ片道250Kmの距離を走り山の中を歩いたには意味がある。このきのこは大小二種類の胞子をもち、担子器も大小二種からなる。写真のきのこは、まだ胞子紋から胞子をみただけだが、大小二種の胞子が混じっていることを確認できた。保育社図鑑では和名の頭に「ネッタイ」とつくものにそういった特徴が記されている。

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