2016年4月10日() まだキノコはほとんど見られない
 日光はまだ桜がようやく開き始めたばかりなので、きのこの発生はあまり期待できない。そこで標高も低くずっと南に位置する真岡市の井頭公園に行ってみた。おりしも園内はどこも桜が最盛期を迎えていた。桜の樹下にアミガサタケが出ているだろうと思って、さんざん探したがひとつも見つからなかった。イチョウ樹下にトガリアミガサタケは出ていなかった。
 歩き回ること約2時間。出会えたきのこといえば、クヌギタケの仲間(a)、ニガクリタケ(b)、巨大な野生シイタケ(c)、キクラゲ(d)、ヒメキクラゲ(e)、ヒトクチタケ(f)といったところだ。伐採した材を放置した場所では、昨年度の硬質菌のミイラが見られるだけで、新たに発生した硬質菌や材上生の子嚢菌は一切見られなかった。トガリアミガサタケもアミガサタケもこの地域ではまだ早すぎるのだろうか。あと10日もすれば変化が見られるのかもしれない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
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 日光には羊羹専門店が多いことは先に記したが、今回は「練り羊羹 綿半」で買ってみた。先に購入してみた「三ッ山羊羹本舗」、「鬼平の羊羹本舗」に続く三件目だ。練り羊羹は、どちらかというと鬼平のそれに通じるややさっぱりした上品な味だった。この店は先の二軒と違い、専用駐車場がなく試食もさせない。味によほど自信があるのだろう。


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