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いつも見ているのに名前がわからないきのこがある。今朝もまたそういったきのこの一つが多数発生していた(a〜d)。あまりにも暗くて撮影できないので10月26日に撮影した同種のキノコを掲げた。これらはさいたま市の秋ヶ瀬公園で毎年9〜11月頃に多数発生する。つい最近の9/29 g, h、9/30 i〜pの「今日の雑記」でも取り上げたが、いまだに同定できていない。識者からは真剣に取り組んでいないからだと謗られるが、昨年来いまだに素性がわかっていない。胞子紋やシスチジア、ヒダや傘の組織構造などはこれまで何度も見てきた。今朝も胞子(e)、担子器(f)をあらためて覗いてみたが、以前見たものと同じである。ツバナシフミズキタケなどに近いフミヅキタケ属のきのこだと思うのだが、この判断もかなりあやしい。傘表面(c)は際立った特徴をもっている。これがどうしてわからないのだろうか、つくづく情けなくなってくる。そういえば、昨日は菌懇会の例会でやや白っぽいムラサキシメジをフウセンタケと間違えてしまった。 | |||||||