2003年3月16日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 さいたま市で先日数ミリ程度だったトガリアミガサタケの近況である。3月前半の寒さとあたり一面踏みつけられてしまったことなどあって、微小サイズだった幼菌のほとんどは死滅してしまったが、かろうじて生き延びたものは40〜70mmほどに育っている(a〜c)。この周辺には8〜15mm程度まで成長したまま干からびてしまった個体がいくつも転がっている。その脇で、つい最近になって新たに出てきたものが、今ようやく5〜12mm程度に育っている。50mmほどに育った個体をいくつか持ち帰ったが、これらはまだ幼菌であり子嚢などは未完成である(d, e)。それでも3月13日の時点よりはやや発達している様子がわかる。今日はこれから菌懇会の例会があるのでじきに出発せねばならない。

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