2004年8月4日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 川内村で採取したアイタケ(a)の胞子をみた。ベニタケ科といえばメルツァー液である。何も考えずにスライドグラスに落とした胞子はメルツァー試薬でマウントした(b, c)。以前、メルツァー液がないときにうがい薬のイソジンを使ってアミロイド反応を見ていた時期がある。なお、ベニタケ科の胞子観察においてはフロキシンはほとんど役に立たない(e, f)。
 ベニタケ属、チチタケ属に関しては残念ながらイソジンなどのヨウ素入りうがい薬はメルツァー試薬の代用にはならない(d)(雑記2003.12.19)。子嚢菌の場合にはメルツァーの代役としてイソジンやルゴールを使うことが可能だ(同2002.12.21)。

 今朝はこれらの画像をパソコンに取り込むのに非常に時間がかかった。その画像をリサイズするのにはさらなる時間がかかり、途中でやめようかと思った。やはり画像を扱うには最低限のスペックが必要である。新しいパソコンが届くのは18日以降!

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