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現在も顕微鏡写真の撮影にはCOOLPIX990や950を使っている。スイバル機構を備えたこの9xxシリーズは、誰にでも安いコストで楽に顕微鏡撮影を可能としてくれた(雑記2005.1.13)。カメラのレンズ径が、顕微鏡の接眼レンズ径に近く、アダプターも豊富だったので、三眼鏡筒(b)はもちろん、双眼鏡筒でも、単眼鏡筒にでも楽に固定できた。 しかし、その反面、小さな液晶画面でピントを合わせる必要があり(雑記2005.2.2)、専用リモコンも高価でお世辞にも使い勝手がよいとはいえなかった(雑記2005.2.5)。液晶画面は、シリーズ初期の機種では2.5インチ13万画素だったが、リニューアルされる都度小さくなり、ついには1.5インチ11万画素となってしまった(COOLPIX4500)。 このため、顕微鏡写真のピント合わせにはいつもウンザリしてきた。ピントがあっているのか否かがはっきりしないため、苦肉の策として、その周辺で少しずつピントをズラせて、複数枚撮影するようになった。やがて外部モニターを補助的に使うようになった。 しかし、COOLPIXの外部モニター送出信号は画素数等が大幅に省略されている。だから、いくら高精度の外部モニターを使っても無駄である。それもあって、シャープ製品で640×480ピクセルの、AQUOS LC13S4を使ってきた。30万画素、昔のファミコン画面のようだ。 最近、しばしばCOOLPIXが不調で、頻繁に撮影に支障をきたすようになった。顕微鏡写真撮影専用には、別の機種を考えざるを得なくなってきた。この機会に、外部モニターも小形で高精細画面のものに変えることにした。清水の舞台から飛び降りて、1366×768ピクセルの16インチテレビを注文した。用途は、顕微鏡類とパソコンを切り換えながら表示することだ。 |
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