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日( )

2001年7月20日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 今日は埼玉きのこ研究会の野外観察会があった。場所は秩父の美の山だ。ここも雨不足で地肌はカラカラで、きのこの姿は非常に少なく、ベニタケ科のきのこにいたっては一個体も鑑定会の場に並ばなかった。新鮮な姿を見せてくれたのはトキイロヒラタケ(a)、ツノマタタケ(b)、シロキツネノサカズキ近縁種(c)、シロホウライタケ属(d)、コテングタケモドキ、ミヤマベニイグチなど数少なかった。コフキサルノコシカケ(e)は美しい姿をしていた。落葉分解菌(f)やドングリ分解菌(g)などの小さなきのこはかなり出ていた。ケヤキの幹からは(h)のような小さなきのこが無数に出ていた。また、腐った竹幹には(j)のようなキシメジ科のきのこが目に付いた。沢沿いの水流には(k)のようなきのこが見られた。これは最初ピンタケかと思ったがどうやらズキンタケ科のきのこのようだ。その近くの川沿いの落ち葉からは(l)のような繊細なきのこもでていた。例によって変形菌(i)は何種類もみることができた。

2001年7月19日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 早朝見沼田圃に行ってみた。2日続いて夜に雷雨があったので多少はきのこの発生にも影響があると思った。あちこちの芝生の中に多数のキコガサタケ(a)があった。(b)は裏面である。アミスギタケ(c, d)が再び顔を出し始めた。立ち枯れや倒木のアラゲキクラゲ(e)も元気を取り戻していた。キツネノタイマツ(f)は何故かほとんどが自重で倒れていた。チップには久しぶりにヒトヨタケ科のきのこの乱立を見ることが出来た。ネナガノヒトヨタケ(g)、ワタヒトヨタケ(h)に混じってハタケキノコ(i)も再び幼菌が出てきた。
 今日は久しぶりにタマハジキタケ(j)に出会うことが出来た。ずいぶん久しぶりの出会いだった。この写真のものは径1.5mm程の大きさだ。タマハジキタケの黄色い玉(粘球体)が大きく育ってはじき出される姿を見たくて、雨の中で数時間観察していたことがある。今朝はそれを観察している余裕がない。ハタケチャダイゴケ(k)もいたるところで見ることができる。マンネンタケ(l)もすっかり大きくなっていた。
 なお、川越、大井、三好などの保護林や秋ヶ瀬公園などではウチワタケや干からびたマツオウジくらいしかきのこの姿は見られなかった。いつもなら無数に出ているはずのベニタケ科やテングタケ科のきのこは全くみられなかった。

2001年7月18日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
 昨夜の雷雨で少しは変化があるかもしれないと思い、早朝am5:00に近場の公園に行ってみた。ヒトヨタケ科のきのこが5,6種類はあるかと思っていたが、出ていたのはネナガノヒトヨタケ(a〜d)1種類、それも全部で十数本だけだった。30分ほど見ているうちにそのほとんどは溶けてしぼんでいった。つかの間の撮影だった。
 昨日、日常使っていた眼鏡にクラッキングが発生して駄目になってしまった。車のダッシュボードに30分ほど放置してしまったのが原因らしい。新たにレンズ交換ということで昨日眼鏡屋に依頼したが不便この上ない。パソコン画面を見たり、新聞を読むのに非常に困難を覚えている。眼鏡が出来てくるまでの4,5日とはいえかなりしんどい。

2001年7月15日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
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(g)
(g)
(h)
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(i)
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(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
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(m)
(m)
(n)
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(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 7月14〜15日、親しい仲間7名で日光に行って来た。連日の猛暑と雨不足のため日光でもきのこの発生は非常に悪かった。でもいたるところにタモギタケ(a, b)はあった。立木の高い位置に発生していたタモギタケから胞子が一斉に散布される様(c)はとても壮観で、しばし見とれてしまった。写真の白っぽいモヤの様なものが胞子の群れである。キイロスッポンタケ(d)、キツネノロウソク(e)などの腹菌類も発生が少ない。アシグロタケ(f)は新鮮だったが、シイタケ(g)はやや乾燥気味だ。ヒロヒダタケ(h)、ハナビラダクリオキン(i)、ヒナノヒガサ(j)はあちこちに見ることが出来た。材上生のタマチョレイタケ(k)やアマタケ(l)なども数カ所で出会った。
 このところの乾燥のためハナビラタケ(m)は大きくなれずにいる。(n)、(o)のきのこは一見したところ、大型のタマチョレイタケのような姿をしており、まるでトンビマイタケが1枚だけ発生したかのようにも見える。アミヒラタケの近縁種だろうが、とても肉厚で柔らかい。長いこと出会うことができなかった「ツバを持ったマツオウジ」(p)に出会うことができた。カラマツの切り株から6個体ほど発生していた。(q)はその若い菌で色もやや白っぽかった。乾燥のなかで大部分のホシアンズタケが干からびていたが、なかには(r)のようにみずみずしい個体もあった。
[番外編]変形菌など
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 2日目の早朝、新鮮な空気の中を散歩した。今回はきのこが少なかったので、変形菌の撮影(a)〜(f)などが自ずと増えてしまった。変形体から子実体に変化している過程の姿などもいろいろ見ることができた。
 他にはヒラタケ、オオチャワンタケ、ホウライタケ属のきのこ、コバヤシアセタケ、チャヒラタケ、マスタケ、アラゲコベニチャワンタケ等々が観察された。期待の冬虫夏草はかなり捜してみたが結局見つからずじまいとなった。現地に宿泊しての観察を通じて仲間との交流を楽しんだ2日間だった。

2001年7月12日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
 早朝、埼玉きのこ研究会の山崎 貞さんから、(7月10日秩父から持ち帰った)キヌガサタケのタマゴが発芽(?)を始めたという連絡を受けたので、彼の家に行ってみた。キヌガサタケを植木鉢に据えてベランダに出して撮影準備を始めていた。植木鉢には時間が分かるようにと時計を並べてあった。今日の写真(a)〜(f)はam6:40頃からam8:25頃の様子を撮影したものだ。最終的には18cmの高さに成長した。すっかり開いた姿(g)や頭部周辺(h)、マントの一部(i)も美しい。
 撮影を終えてから頭部とタマゴの部分を取り除き、柄とマント(j)の部分を洗って澄まし汁の具に入れて食べた。シャキシャキした歯触りを楽しんだ。

2001年7月11日
 
 昨日秩父でキヌガサタケを観察した後、友人の一人がタマゴを大事に持ち帰ったが、どうなっているだろうか。自宅の植木鉢に据え置いて随時デジカメで撮影するつもりだという。グレバの頭を出してからすっかりマントを広げるまでには何時間もかかる。うまく撮影できるとよいのだが。
 修理から戻ったデジカメ(CoolPix990)だが、どうも色合いが変だ。修理明細にはメインの基盤を交換したとあるが、故障する前の「自然な色合い」が出ない。20日間ほどだましだまし使っていた旧型デジカメは今日にでも修理に出すつもりだ。これは購入から既に数年経過しているので、修理費が高くつくかもしれない。でも、とりあえず完動するデジカメが一台確保されたので一安心だ。

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