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いわき市は福島県の中では最も暖かいといわれるが、それでもやはり東北である。埼玉県川口市周辺であれば真冬の1月2月でも、ヤブツバキ樹下にはツバキキンカクチャワンタケが見られた(雑記2003.2.1、同2004.2.7、同2005.1.30、同2008.1.8、etc.)。しかしいわき市の自宅では、一昨年は3月7日に、昨年は4月2日になってようやく顔を出した。 そこできのこの少ないこの時期にはいったい何をしていたのだろうかと、過去の「今日の雑記」を覗いてみた。ほぼ10年前の2004年にはDNAデータから系統樹を作っている(同2004年3月15〜20日)。分子データの解析に使うアプリにはいろいろなオプションがある。それらが何を意味しているのか理解するには分子系統解析の基礎知識が必須だが、それは棚上げにしてとりあえず、系統樹を作るだけなら誰にでもできることを示している。 この冬はもっぱらスクリプト言語とデータベース(RDBMS)の再学習。標本データをAccess+PerlからフリーソフトのMySQL+Rubyに切り替えはじめたが、この過程で多くのトラブルに遭遇することになった。当たり前のことだが、OracleのSQLコマンドはそのままMySQLには通用しなかった。さらに10数年以上前に理解していたSQLの知識もかなり錆び付いていた。 |
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