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日( )

2001年8月9日(木)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
 相変わらず地肌がカラカラできのこの発生は非常に少ない。例年の普通の状態ならちょっと外を歩くとすぐに十数種類のきのこに出会えるのにそれが全くない。昨日は夕食に再びハナビラタケとムラサキヤマドリを使った。8月4日に採集してきたものだ。冷蔵庫の野菜籠の部分に入れて保存すると、真夏でも1週間は新鮮な状態を保ってくれる。ハナビラタケは冷やし汁の具(a)にして楽しんだ。かなりのシャキシャキ感がある。ムラサキヤマドリはやや小振りの個体をそれぞれ2つに切って(b)、醤油を付けて網で焼いた(c)。傘の部分はまるではんぺんを食べている感触だった。柄は噛む方向によってかなりの歯応えを楽しめた。
 大ちゃんこと大作晃一さんのサイトにヤマドリタケのパスタのレシピが載った。8月5日(c)に写っているパスタを美味しく作るにはどうしたらいいかを、大ちゃんが分かりやすく書いてくれた。案外美味しく食べられます。お勧めです。

2001年8月7日(火)
 
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(f)
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(i)
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(j)
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(k)
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(l)
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 仕事の打ち合わせで東松山近くまで行ったので、2時間ほど森林公園を歩いてきた。受付のおばちゃんの話では、ここでもずっと雨が降っていないという。入園料を払って公園に入るとまもなく雨になった。とても久しぶりの雨らしい。雨としては霧雨っぽかったが、ずっと傘をさしながら歩くことになった。
 長期間の乾燥に耐えて結構色々なきのこが出ていた。コテングタケモドキ(a, b)やツルタケ(c)はあちこちにあった。ただツルタケは全体にとても小さい。シロオニタケ近縁種(e)も数カ所で見ることができた。(f)がその根本だ。どんなに乾いていても見られるのが、ニオイコベニタケ(g)やらクロハツ(h, i)である。ダイダイイグチ?(j)は数カ所にあったが幼菌は全く無い。他にはキシメジ科の落ち葉分解菌(k)やマンネンタケ(l)、少しくたびれたケショウハツ、ヒビワレシロハツ、ドクベニタケ、ニセホウライタケ属、とても小さな落ち葉・ドングリ分解菌などがあった。とにかく全体にきのこの陰が薄い。やはり埼玉砂漠にきのこは少ないのだろうか。
 今日目に付いたのはきのこではなく天蚕の緑色い繭(d)だった。たかだか2時間あまりの間に、探しもしないのに十数個を見た。今年は大量発生しているのだろうか。今日から「今日の雑記」には曜日を入れることにした。

2001年8月5日
 
(a)
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(b)
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(c)
(c)
(d)
(d)
 昨日は帰宅してすぐ、ハナビラタケとムラサキヤマドリタケをさっと湯がき、刺身(a)にしてワサビ醤油でビールの肴にした。刺身にして食べると、きのこ本来の持ち味がそのまま味わえるので楽しい。ハナビラタケはコリコリ、ムラサキヤマドリタケはシャキシャキして結構美味しかった。ハナビラタケは他に大根と鶏肉を一緒にした煮物(b)や、昆布といっしょに佃煮(d)になった。今日の昼食はムラサキヤマドリタケ入りのパスタ(c)だ。

2001年8月4日
 
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(q)
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(r)
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 今日はきのこ狩りになってしまった。日光でハナビラタケ(a)を3つほど採取した。これだけでリュックはほぼいっぱいだ。(b)の個体は径35cmほどあった。同じ場所にはツバを持ったマツオウジ(c, d)が多数発生していた。青森の工藤さん言うところのスギオウジである。ムラサキヤマドリタケ(e)も7,8個が今日の食卓を飾ることになった。キツネノローソク(f)、アンズタケ(g)、ヒナアンズタケ?(h)もあちこちにある。でも最近しばらく雨が降っていなかったということで、全般的にかなり地肌は乾燥気味だった。
 am6:00頃から8:00頃まで採取と観察をしたが7:30頃からは激しい雷雨となったので早々に引き揚げてきた。またデジカメを壊してはたまらない。キアミアシイグチ(i)、マスタケ(j)、赤みの強いサマツモドキ(k)に混じってニオイコベニタケ(l)やケショウハツがいたるところにでていた。ヌメリコウジタケに酷似したイグチ(m, n)やテングタケ(o)、マルミノヒガサタケ(p)、等に混じって、ヒメホウライタケ類似種(q)、ミヤマオチバタケ類似種(r)なども多数見ることができた。
 他にも、テングタケ科数種、イグチ類7〜8種、ベニタケ類5,6種、チャワンタケ類3、4種、広義のホウキタケ類数種類、ホウライタケ属、ニセホウライタケ属などのキシメジ科のきのこを10種類ほど観察することができた。久しぶりに温泉につかって帰宅し、収穫を祝って昼にビールで乾杯した。

2001年8月3日
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
(d)
 2001年7月24日の検鏡ではホシアンズタケの胞子は明瞭なアミロイド反応を示したが、各種の文献にはいずれもホシアンズタケの胞子は非アミロイドと記述されている。このことがずっと気になっていた。というのはこの日のプレパラート作成には蒸留水を使わず水道水を使ったからだ。今年5月19日に採取した個体(c)を使って再度メルツァーによる反応を確認してみた。その結果が(a)であり非アミロイド反応を示している。7月24日にプレパラートを作成したときとほとんど同じ条件なのにこれはどういうことだろうか。
 前回アミロイド反応を示した個体から再度プレパラートを作り検鏡してみた(d)が、同じく非アミロイドだった。次に同じプレパラート(a)に対して、カバーグラスの縁から吸取紙で水分を吸い取り、スポイトで新たに水道水をたっぷり注ぎメルツァー液も足して、20分ほど経過してから再度検鏡してみた。その結果が(b)だ。結果はやはり非アミロイドだ。となると、前回のプレパラート作成時に何らかの染色液が混入(たとえばピンセットやカッター等に付着)したとか、水道水の組成が今回とは有意の差をもって違っていたのだろうか。それともホシアンズタケの胞子にはアミロイドのものと非アミロイドの両者があるのだろうか。近々全く別のホシアンズタケを新たに採取してみて再び確認してみようと思っている。

2001年8月1日
 
 デジカメ(NIKON CoolPix950)がやっと修理から帰ってきた。消費税込みでしめて15,697円也であった。これでやっと手持ちのデジカメがすべて復旧したことになる。カメラは直ってきたものの、相変わらずの雨不足で被写体たるべききのこがない。あぁ〜雨が欲しい。
 きのこ写真で著名な千葉の大作晃一さんがとても愉しいホームページKINOKO WEBを開設した。従来のものとはひと味違う。「きょうの出来事」を見ると、氏の行動範囲の広さと機動力には驚かされることだろう。

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