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日( )

2003年4月20日()
 
(a)
(a)
(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
(i)
(j)
(j)
 さいたま市の見沼地区ではナヨタケ属のきのこがウッドチップからかなり出てきた(a〜c)。乾燥すると白っぽくなってかさ表面にはスジ状の皺があらわれれる。例年だと今頃はこの仲間のきのこがかなり広範囲に群生するのだが、今年は今のところパラパラと数も少ない。
 胞子紋は黒褐色だが(d)、心持ち暗紫色を帯びているようにも見える。まずはヒダ切片を切り出した。傘を手に持ってかなりいい加減に切ったので分厚いものができた(e)。厚ぼったい切片をたっぷりの水に泳がせて、ヒダの根元付近を見た(f)。担子器、胞子やらシスチジアなのだろうが、まるでヒダの縁にゴミがついたように見える。縁シスチジア(g)、側シスチジア(h)は同じような形をしている。図鑑などによれば紡錘形〜便腹形というふうに記述されるタイプで薄膜である。明るくして撮影したので胞子も黄褐色に見える(i)。照明の按配によってはかなり暗い紫褐色にも見える。マウント液をなにも使わず見た胞子(j)はいずれも腹部が凹状にへこんでいる。ウスベニイタチタケでよいと思うのだが、例年とはあまりにも発生状況が違うのでかなり戸惑った。

2003年4月19日()
 
(a)
(a)
(b)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(i)
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(j)
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(k)
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(l)
(l)
 オオズキンカブリタケの近くの雪解け跡はすっかり水浸しでとても歩きにくかった。そのすぐ脇にとても小さな茶褐色のきのこが無数にでていた(a, b)。ヒダはやや厚く、幅広で直生、やや疎(c)。ビショビショに濡れていたからだろうか、明瞭な胞子紋は採れなかった。
 胞子の膜はとても薄く、水でマウント(d)して直ちに検鏡する分には問題ないが、時間経過にしたがって胞子が壊れはじめる。アンモニアやKOHを使うとすぐに壊れはじめる。5%KOHでマウントし蒸発しにくいようにコップをかぶせて5分間放置したところ20〜30%の胞子が壊れていた。
 ヒダ切片(e)を切り出して拡大すると実質は平行型(f)で、クランプを持っている(g)。側シスチジアは無く縁シスチジア(h)は頂部がやや膨らんだ円柱型である(h)。
 担子器(i)は基部にクランプがある(j)が上手く撮影できなかった。とても長い担子柄をもったものがかなりの比率でみられた(k)。傘表皮を構成する組織は匍匐性の糸状菌糸からなり、若い菌ではその先端が立ち上がっていて(l)、傘表面に微細な綿毛が生えたようにみえる。
 マクロ・ミクロ的観察に基づいて検索表をたどっていくとチャムクエタケ属(Tubaria)に落ちる。多分これはチャムクエタケモドキとしてよいのだろう。

2003年4月18日(金)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
(e)
(f)
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 栃木県の塩原温泉まで行ったので、少し足を伸ばして山の中を歩いてきた。標高850〜1000mあたりの地点では、まだ残雪がかなり残っていて、あたりはまだ冬景色だった。昨年の今頃にはすっかり大きくなっていたオオズキンカブリタケはまだ小さなものばかりだった。少し成長しているものもあったが(a)、大部分がまだ幼菌で(b)、特に奇形のものがやたらに目立った(c, d)。数ヶ所で計20数個体にであったが、成菌には全く出会えなかった。連休後半の頃になれば成長した姿を見られそうだ。4個体ほどをもちかえったがいずれも幼菌だった。顕微鏡で覗いても(e, f)、まだ十分に子嚢やら胞子は成長していない。子嚢のなかにひとつしか胞子のないものやら、子嚢自体がまだほとんどできていないものばかりだった。完全な形の側糸は全く見られなかった。

2003年4月17日(木)
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
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(j)
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(k)
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(l)
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 よく雨が降ったのでさいたま市の秋が瀬公園には急にいろいろなきのこが姿を現した。ヒトヨタケ(a)、キクラゲ(b)、コザラミノシメジ(c)はいたるところに出ていた。ヒメヒガサヒトヨタケ節らしきキノコ(d)、コガサタケ属のようなきのこ(e)もあちこちにでている。
 今年もまたいやなキノコが大量に発生しだした(f)。秋が瀬公園ではどこにでも発生して、非常にありふれているのにいまだに同定できないのだ。このきのこに関しては昨年も何度か取り上げたが、例年梅雨の頃と秋に大発生する(雑記2002/10/28同2002/9/29等など)。
 今朝はもっぱらコザラミノシメジだけを検鏡した。まず胞子紋から採取した胞子を水でマウントしてみた(g)。メルツァー液を加えると表面の疣が青く染まった(h)。輪郭部にも焦点を合わせても疣が青く染まっている様子がわかる(i)。この仲間は特異なシスチジアを持っている。形は錐状のものが多いが、その先端に結晶を帯びている(j, k)。縁シスチジアも側シスチジアも同じ姿をしている。水だけ(j)よりメルツァーで染めたほうが明確にわかる(k)。担子器(l)はヒダの側面にビッシリと配列されている。

2003年4月16日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
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(d)
(d)
(e)
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(f)
(f)
 さいたま市見沼地区の公園のウッドチップからはキオキナタケと思われるきのこが多数でている(a, b)。今朝も幼菌(b)は多数あったのだが、昨日の雨にもかかわらず成菌はやや乾燥気味のものが多い(a)。胞子(c)には発芽孔があるが大きさは非常にバラツキが大きかった。ちなみに、水も何も無しでマウントした胞子(d)の姿も載せておいた。
 雨でびしょびしょになったものも含めて数株を持ち帰った。いくつもの個体のヒダを見たが、どの個体にもシスチジアは一切見られなかった。キオキナタケだとすると縁シスチジアが必ず見られるはずだと思っていたので、かなりしつこく探したがやはりどの個体にもなかった。担子器は水マウントそのまま(e)ではやや見にくかったのでフロキシンで染めたら明瞭に捉えられた(f)。
 今朝はかなり多数のヒダをこれでもかこれでもかと何度も切り出しては覗いていたので、短時間のあわただしい朝食となってしまった。それにしても縁シスチジアの全くないキオキナタケというものがあるのだろうか。あるいは全く別種のオキナタケ科のきのこなのだろうか。

2003年4月15日(火)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 川口市ではキツネノワン(a〜c)、アミガサタケ(d〜f)が最盛期である。ようやく桑の葉もかなり大きくなってきて一部では開花も始まった。樹下にはキツネノワンが3〜8個くらいで一株をなして(a)多数発生している。掘り出して見ると桑の実のような形の黒い菌核がでてくる(b)。時には奇形のような姿のものもある(c)。これは10円硬貨ほどの大きさを持ち、非常に平べったく子嚢盤表面(子実層面)はビロード状をなしている。掘り出してみるとよく見慣れた菌核が現れた。なお、キツネノヤリタケはどうもこのあたりの桑樹下には発生しないようだ。
 すぐ近くの神社の斜面には多数のアミガサタケが大きな姿をみせて並んでいる(d)。背丈13〜18cmほどにまで育っているものがいくつも見られる(e)。目を足元の砂利の道に向けると、神社の社殿に続く砂利の道が筋状に盛り上がっている。近づいて見ると一列になって砂利を持ち上げるような形で多数のアミガサタケがでていた(f)。小さな割には力持ちである。
 さいたま市の公園などではきのこの姿が急に増えだした。特に目立つのがオキナタケ科とヒトヨタケ科のきのこであり、今朝も4〜5種類のきのこをウッドチップ帯にみた。2〜3月頃に撒かれたウッドチップがようやくこなれてきたことと、最近の雨のおかげだろう。こういったきのこの観察は早朝が勝負である。陽が昇ってしばらくすればすぐに萎れたり溶けてしまう。

2003年4月14日(月)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
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(d)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
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(j)
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(k)
(k)
(l)
(l)
 早朝に地元川口市・戸田市・さいたま市旧浦和地区の梅林を何ヶ所か回って見た。昨年あった梅林の大部分が宅地や駐車場に化けていた。首都圏の農地や自然林は年々姿を消していく。今後は地元でウメウスフジフウセンタケやシメジモドキを見る機会はさらに減りそうだ。自転車で30Kmほど走り回ったのだが、結果は何ともやりきれない思いだけが残ってしまった。帰宅後、先日の高尾山で採取したきのこを気まぐれに検鏡しながら朝食をとった。
 高尾山の山頂付近の沢沿いの南斜面でイッポンシメジ科のきのこにであった(a)。ヒダは肉色で離生している(b)。ねじれた柄の根元は白い菌糸に被われている(c)。傘表面に霧吹きで水をかけると明瞭な条線があらわれた。胞子紋は明るい茶褐色(d)で、カバーグラスに採取したものを、水も何も使わずに検鏡してみると五角形の石英粒のような姿(e)が美しく輝いている。焦点位置を少し変えると箱を押しつぶして一端に嘴をつけたような姿になった(f)。
 ヒダ切片を切り出したが(g)、少し倍率をあげて先端をみても縁シスチジアらしきものはみあたらない(h)。さらに倍率を上げてヒダの側面をみていっても、ただ担子器が整列した子実層が見えるばかりで、側シスチジアもみあたらない(i, j)。菌糸にはクランプがある。油浸100倍にして担子器(k)、胞子(l)を見た。ドライマウントの胞子の姿(e, f)とは形もサイズがずいぶん違う。概観とミクロの観察結果から、これはミイノモミウラモドキとしてよさそうだ。

2003年4月13日()
 
(a)
(a)
(b)
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(c)
(c)
(d)
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(e)
(f)
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(g)
(h)
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(i)
(i)
(j)
(j)
 先日採取してきたアネモネタマチャワンタケを顕微鏡で覗いて楽しんだ。サンプルはフィルムケースに入れて冷蔵庫に保管しておいたものだ。とりあえずアンモニアで前処理をしてからメルツァー試薬を加え、低倍率で断面の構造をみた(a)。托外皮層(b)は矩形菌組織、托髄層(c)は絡み合い菌組織をなしている。子実層(d)のてっぺんは青く染まっているようだ。400倍まで上げると子嚢の頂孔部が青く染まっているのがよくわかる(e)。
 油浸100倍対物レンズに切り替えると、頂孔のアミロイド反応がとても鮮やかで美しい(f)。メルツァー液に薄く染まった別の部分を見たりして楽しんだ(g)。側糸は糸状をしている(h)。噴出した胞子をカバーグラスに捉えたものを水でマウントしてみたが(i)、水をつかわないドライマウントでみると(j)、白く輝いて見えるが胞子サイズはずいぶんと小さくみえた。

2003年4月12日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 川口市ではまだ桑の樹は冬のままで、葉もほとんどついていない(a)。近づいてよくみると、ようやく蕾が色づいてきたばかりだ(b)。しかし、樹下にはキツネノワン(c)が出始めた。まだ数は少ないが、桑の花が一斉に開く頃になれば多くの姿をみることができそうだ。あと1週間から10日もすれば、キツネノヤリタケも一緒に顔を出すことだろう。すぐそばの桜の並木には12〜18cmほどにまで育ったアミガサタケ(d, e)がいくつも見られた。脇の神社には数十個の成菌がでていた。それにしても今年はいろいろなところで実によくアミガサタケにお目にかかる。
             
 
天然ピス (ピス)
各種のピス
 いわき市の奈良さんからいただいた天然ピス(雑記 2003/4/9)についての補足しておこう。素材はキブシ(Stachyurus praecox)というキブシ科キブシ属の落葉大低木だ。キブシは漢字で木五倍子と書き、早春を代表する木の一つでもあり、藤のように花が垂れ下がっているので、木藤(キフジ)とも呼ばれる。タンニンが果実に含まれるので、有機染料の黒色の原料であるフシ(付子=五倍子)の代わりとして使われてきた。昔は髄を燈心の代用とした地域もあり、古くから手ごろな髄を持っていることはよく知られていたようである。
 この髄はピスとしても非常に優れものである。ニワトコの髄は黄褐色で縦に繊維状のスジがみられるが、キブシの髄は白くてやわらかく目が詰まっている。どちらかというとヤマブキの髄によく似ている。腰の強いピスが必要な場合にはニワトコの髄に一歩譲るが、やわらかくてもろいヒダをもったきのこの切片などを切り出すには、ニワトコよりも使い勝手がよい。要はピスも適材適所で、相手によって使い分けるのがよいのだろう。

2003年4月11日(金)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
 高尾山のケーブル駅近くの桜並木の土手にはオオザラミノシメジと思われるきのこが多数でていた(a)。傘径は12〜15cm、傘色は明るい黄褐色、表皮は剥がれやすく、傘全体はなんとなく水っぽい。柄は濃褐色〜暗褐色で繊維状の条線に被われ下部は太くなっている。白色のヒダは上生から湾生で密(b)。胞子紋は白色で白紙に採取したら何も見えなかった。
 ヒダ切片をつくり低倍率でみても側シスチジアは見つからない(c)。一段倍率を上げてもやはり側シスチジアやそれに類する組織は見つからない(d)。これがコザラミノシメジなら、この段階で特徴的のある明瞭な側シスチジアが見られる。念のために更に別の子実体からもヒダを切り出してみたが、結果は同じであった。ヒダ実質は平行型でクランプは無い。縁シスチジアは細い針あるいは錐の先のような形をしている(e)。
 最初水だけでマウントして見ていたが、コントラストが弱く撮影には不向きなので、メルツァーとフロキシンで染めたものを作った。それぞれのプレパラートから担子器の部分をみた(f, g)。胞子はアミロイド性の細かい疣で被われており、コザラミノシメジの胞子とよく似ている(h)。

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