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日( )
2008年12月20日()
 
2ヶ月ぶりの見沼公園
 
 昨日、ガソリン給油とコーヒー豆購入にさいたま市方面に出たので、久しぶりに見沼自然公園に寄ってみた。前回訪問時、きのこの姿はほとんどなかった(雑記2008.10.22)。ウッドチップ散布のショベルカーが忙しそうに動き回り、新たなウッドチップが厚く敷かれていた(a)。ウッドチップの上にはヒトヨタケ属やフミヅキタケ属のきのこがあちこちに群生していた(b)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 ヒトヨタケ属の方はネナガノヒトヨタケだった。フミヅキタケ属のきのこはハタケキノコとツバナシフミヅキタケのようだ(c, d)。撮影していると、ウッドチップ散布の作業員が近寄ってきて、「白い大きなやつもあるよ」と声をかけてきた。歩みを進めると、シロフクロタケが出ていた(e, f)。

2008年12月19日(金)
 
車の冬準備
 
 例年だと12月はじめにはスタッドレスタイヤへの交換は終わっている。腰痛などのためタイヤを持ち運びできずに、昨日ようやく交換を済ませた。腰痛の後遺症か、腰から下にひどい痺れが残った。タイヤを運び出して車に積む作業にひどく難儀した。いったん車のトランクに積んでしまえば、交換作業自体は車屋さんの仕事。でも、帰宅後の作業はさらに辛かった。
 数年前までは月極駐車場にタイヤを運んで、ジャッキを使い自分で交換していた。エアは自転車用タイヤポンプで調整していた。ジャッキを使って自分で交換するのも結構体力がいる。しくじってぎっくり腰をやったこともあり、業者にやってもらうようになった。
 今年も凍った山道をノーマルタイヤで走り、すでに何度かスリップをしているが、これでとりあえずは一安心だ。ノーマルタイヤと比較すれば圧倒的に氷雪面への食いつきはよい。スコップとチェーン、滑車、カラビナ、ザイルを積み、古くなったエアジャッキを捨てた。

2008年12月18日(木)
 
トップページのきのこ
 
ケシボウズタケ 「きのこ雑記」のトップページにはウネミケシボウズタケ Tulostoma striatum の写真を使ってきた。トップページの写真としては2番目のものだが、2003年10月からすでに満5年間もそのままであり、そろそろ模様替えをして気分を変えたいと思っている。
 キヌガサタケ、アカイカタケ、ホンシメジなどは確かに「絵になる」。とはいっても、「ふつうの」きのこについてはあまりよく知らないから、トップページに持ってくるのは躊躇される。多少なりとも分かるきのこといえばケシボウズの仲間くらいしかない。となると、トップページに掲載するきのこはおのずと限られる。
 候補の一つは右上写真のアバタケシボウズタケ T. adhaerens だ。ケシボウズの仲間は、つくりが単純で頭と柄しかないから、どの写真を見たところで、みな一様に単調で面白味がない。それでも、ウネミケシボウズタケからアバタケシボウズタケなり他のケシボウズタケ属菌にに変えてみれば、多少は気分が変わることだろう。さあ、どうしよう。

2008年12月14日()
 
冬場のスライド会
 
 昨日は千葉菌類談話会の忘年会に参加した。風邪気味で喉が痛く、ちょっと熱っぽくてしんどかったが、参加して楽しいひとときを過ごすことができた。今日は川崎市生田の青少年科学館で菌類懇話会のスライド会がある。きのこについては、今年もまともな写真を何一つ撮れなかったので、もっぱら外野として参加するしかない。最近は月々の例会参加者も減っているようだが、各地のきのこ会ではどうなのだろうか。
 一方、今日は千葉県立中央博物館で地衣類の講座がある。地衣類も菌類の仲間なのだが、なぜか関心を示す人は少ない。国立科学博物館で行われている特別展「菌類のふしぎ」でも、地衣類のブースは閑散としている。地衣類への関わりは来年夏ごろまでお預けだ。

2008年12月13日()
 
撮像素子のゴミ
 
 顕微鏡撮影でいつも気になってはいたことがある。画像に表れるゴミである。以下の6枚にも共通にみられる。ちなみに例示の画像は、テングタケ属のヒダ断面(a)、ベニタケ属の胞子(b, c)、蘚類コクサゴケ属の葉の横断面(d〜f)だ。いずれも左上部に明瞭なゴミが写っている。
 どの倍率でも現れるから対物レンズではなく、撮影用レンズの汚れくらいに考えていた。しかし、カメラ側で撮影角度を変えても現れるから撮影用レンズでもプリズムでもない。となると、撮像素子のゴミしかない。ニコンの D100 の時はしばしば撮像素子のゴミに悩まされたが、オリンパスの E-330 にはダストリダクション機能があるので、まさかと思っていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 どうやら今回のゴミはかなり厄介な代物らしい。クリーニングモードにしてブロアーや清掃用具で掃除しても、一向に落ちない。これまでこんなことはなかった。下手に擦って素子面を傷つけても面白くないので、昨日都内小川町のオリンパスセンターにカメラを持ち込んだ。ダストリダクション機能では落ちない頑固なゴミがあり、それに該当するとのことだった。

 クリーニングは短時間で終わり、ほかの異常もいろいろチェックしてもらった。ファインダー素子に傷があることがわかったが、ピント合わせには液晶画面しか使わないから修理の必要はない。ちなみに、E-410 以降のオリンパス機には、E-330 搭載の機構よりも、はるかに強力なダストリダクション機能が備わっているという。たしかに、E-410 で撮影した画像にはこういったゴミを見たことがなかった。ただ、E-410 は液晶画面が動かないのが辛い(雑記2008.6.14)。
 帰宅後に撮影した画像からは撮像素子のゴミはきれいに消えていた。画面に映ったゴミは、撮影角度を変えたりプレパラートを動かすと位置が変わっていた。つまり、どの画像にも撮像素子の汚れは写っていなかった。


2008年12月12日(金)
 
初冬の武蔵野
 
 昨日、埼玉県所沢市と東京都武蔵村山市にまたがる武蔵野の雑木林を歩いてきた(a)。遊歩道も樹下の斜面も、いたるところが厚く敷き詰められた落ち葉で覆われていた(b)。一部の硬いきのこを別として、きのこの姿はほとんどない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 落ち葉の隙間をよくみると、ツチグリがあちこちに見られた(c)。落ち葉の下からわずかに顔を出していた枝を引き出すと、タマキクラゲ(d)やシロキクラゲ(e)がついていた。古くなった樹木の断面にはヒメカバイロタケ(f)がわずかに出ていた。
 山はもちろん、里の雑木林でもきのこの姿はほとんど見られなくなってきた。ヒラタケ、クリタケ、エノキタケでも出ているのではないかという期待はすっかりあてが外れた。

2008年12月11日(木)
 
採集袋購入:浅草橋
 
 久しぶりに浅草橋まで出かけたが、すでに師走の喧騒に包まれていることに驚いた。シモジマできのこ採集用の紙袋を購入するのが目的だった。常用の紙袋はここ何年間かずっと決まっているので、ほとんどは商品型番でメールやFAXで随時注文してきた。袋の種類は基本的にこの8年ほど変わらない(「きのこの話題」→「きのこをよい状態で持ち帰る」 2002.3.19)。
 せっかく浅草橋まで出たので、有楽町(ビックカメラ)、秋葉原(電気街)にも足を伸ばした。ビックカメラは大型カレンダーが目的だ。TX(筑波エクスプレス)開業以来すっかり様変わりしてしまった秋葉原には、魅力を感じなくなってしまい、足が遠のいていた。
 秋葉原で購入したのは、電気やパソコンとはまったく関係なく、『露崎春女/Lyrico/13years』だけだった。当初の目的は USB 切替器(2 x 2)の購入だったのだが、すっかり忘れてしまった。帰宅後は Lyrico を聴きながら標本と画像の処理に追われた。

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