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日( )
2008年12月31日(水)
 
泣く泣く処分
 
 きのことは全く関係のない話題。不要となったテントを知人にもらっていただくことになった。使えなくては意味がないので、すべてのパーツが揃っているのか確認すべく、2F屋上広場でカマボコを組み立ててみた。一度しか使っていない2人用のテントは新品同様だった。しかし、8人用の大形ドームテント(Eureka)は本体が見つからず、ポールセットしか出てこない。
 テント本体を探すと押入れの天袋の中によい状態で保管されていた。組み立てチェックは今日の日中にでもやることになるが、天袋を探す過程で思いがけないものがいろいろ出てきた。中学生〜高校生の頃にかけて蒐集していたコケシ類、35年ほど前のレコードプレーヤーとアンプ、LPレコード類。日赤の献血××回記念盾。採集データのないきのこ標本。
 日赤の盾やらデータのない標本は何の価値もないので、そのままゴミとなったが、多数のコケシやレコード類にはいろいろと愛着もある。燃えるゴミや金属ゴミ、プラスチックゴミとして処分するにはかなり抵抗がある。でも、新年そうそうにゴミとして出すことになるのだろう。

2008年12月30日(火)
 
海浜ケシボウズツアー
 
 昨日友人ら5人で、千葉県内房から外房、茨城県南部の海浜の漫遊旅行をしてきた。目的はケシボウズの観察だったが、4ヶ所回って、そのうちの3ヶ所でめでたくめぐり合うことができた。今年はあまり浜辺を歩いていなかったが、とりあえず巡り納めとした。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 ケシボウズ以外のきのこは至って少なくなり、スナジクズタケらしき菌、干からびたスナヤマチャワンタケ、ザラミノシメジ属などが少々見られただけだった。ケシボウズは4〜5種類ほどであった(c〜f)。今回は標本をひとつも持ち帰らなかったので、正確な種名などはわからないが、外見などから、ケシボウズタケ、ウネミケシボウズタケ、ナガエノホコリタケ、Tulostoma kotlabae と思われる菌にであうことができた。いずれも海浜砂浜での常連ばかりだ。
 海からの帰路、そのまま我孫子の友人宅で、総勢7名の忘年会をやって、楽しいひと時と一晩を過ごし、先ほど帰宅した。

2008年12月28日()
 
コウヤクタケ遊び
 
 このところ軟らかいきのこにはまるでお目にかからない。足元をよく見ると、落枝の表面にいろいろなきのこが着いている(a, b)。カミコウヤクタケらしきものを持ち帰ってきた。色もかなり退色している。今の時期だともはや担子器や胞子は残っていないだろう。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 ルーペで表面をみると、まるで脱脂綿を見ているようだ(c)。とりあえず、材に着いたまま実体鏡の下にもっていき、何枚か薄切りした。予測どおり、もはや子実層はまったく残っていない(d)。少し倍率を上げると、長いシスチジアが多数みえる(e)。
 別の切片をKOHで封入してみた(f)。たちまち紫色は消えて、シスチジアが黄褐色になった(f)。表面に無数のイボを帯びた厚壁のシスチジアはとても長く、下部には隔壁がある。これがカミウロコタケだとすれば、頭部の結晶構造はすでに失われているのかもしれない。
 倍率をさらに上げて、水道水(g〜i)とKOH(j〜l)で合焦位置をかえて眺めた。シスチジア表面のイボは、高濃度のKOHでは溶けてなくなった。なお、クランプはなく、一菌糸型。カミウロコタケの担子器や胞子を見たければ、6〜8月頃に観察するとよい。

2008年12月25日(木)
 
ハードディスククラッシュ!
 
 先月25日付で購入した1TB(=1,000GB)のハードディスクがクラッシュした(雑記2008.11.25)。メーカーの保証書は捨ててしまった。販売店のレシートに初期不良保障は4週間とある。ちょうど4週間と1日目だった。連絡すると、購入価格の50%で有償交換に応じるというが、年内の受け取りは無理だという。運が悪かったと考え有償交換はやめた。
 兆候はあった。数日前からハードディスク冷却専用ファンの音が異常に高くなり、カラカラといった異音も出るようになっていた。でもまさか、購入したばかりのハードディスクがクラッシュするとは思ってもいなかった。朝までは読み書き可能だったが、午後帰宅するとパソコンが起動しない。BIOSを立ち上げると、件のハードディスクを認識していない。この時点でクラッシュを受け入れた。ハードディスクは壊れるものだが、これまでの最短記録となった。
 日曜日(12/21)にバックアップをとっている。月曜日以降に撮影した画像データ、コケ3点240枚ほど、キノコ2点約100枚の生態写真と検鏡写真は完璧に消失した。
 夕方になってハードディスクを買ってきた。夜からパーティション確保→フォーマット→バックアップデータの復元コピーを開始。1TBのフォーマットには4時間。30万件強のファイルコピーはさらに長い時間がかかる。今朝になってもまだコピー作業中だ。昼過ぎまでかかるのだろう。

2008年12月24日(水)
 
「雑記」のファイル 2
 
 「ホームページ容量制限なし」をうたったプロバイダもあるが、多くは上限が決まっている。「きのこ雑記」や「こけ雑記」を設置しているプロバイダ(SAKUR Internet)も、3GB という容量制限がある。このため、年に一度はサイト全体の総占有量を計算する必要がある。
 そこで昨年に引き続き、今年も容量計算をしてみた(雑記2007.12.24)。12月23日現在、「こけ雑記」をも含めた全占有量は1.8GB、ファイル数は65,300となっている。これまで同様に、圧倒的に画像ファイルの占める比率が高い。「キノコのフォトアルバム」はほとんど更新せず、「こけ雑記」は更新してきたので、この両者の画像ファイル占有率が逆転した。

(2008/12/23)
(2008/12/23)
(2007/12/21)
(2007/12/21)
(2002/02/06)
(2002/02/06)

 さる11月にミラーサイトとして利用してきたプロバイダ tok2pro にトラブルが発生したことを契機に、新規にミラーサイトをひとつ設置した(雑記2008.11.6同11.8)。アメリカ発の世界的信用不安の影響で、海外の大手プロバイダにも破綻するものが出てきた。今現在利用中のプロバイダも安泰とはいいがたい。日常的バックアップの必要性はさらに高まっている。

2008年12月23日()
 
シロフクロタケのヒダ
 
 先日採取したシロフクロタケは冷蔵庫に入れたおいたが、すでにかなり痛みが激しく、今朝取り出してみると、ウジ虫が多量にうごめき、異臭を放っていた。こうなると横断面を確認できるかどうかは五分五分だ。無駄を承知で、虫をよけながらヒダの横断面を切り出してみた。
 やはりうまく切り出すことはできなかった。それでもとりあえず、なんとなくヒダ実質が逆散開型であることがなんとなく分かる(a, c)。水をフロキシンで置き換えるとヒダ実質の様子がさらに明瞭になった(b, d)。フロキシン溶液をKOHで置き換えるとヒダが潰れて縁がやたらに幅広になったが、逆散開型構造はさらに明瞭になった(e)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 当初の目的がヒダ実質の構造を撮影することだったので、とりあえず当座の間に合わせには使えそうだ。縁シスチジアの撮影は、痛みが激しくてダメだった(f)。傘表皮は茶褐色の汁を出して溶けたような状態となり、もはや切り出し不能だった。
 まともに観察するのであれば、なるべくよい状態の生標本(これがなかなか難しい)を、その日のうちに観察するか、直ちに乾燥させてしまい乾燥標本から観察するのが基本だろう。

2008年12月22日(月)
 
トップページ模様替え
 
 トップページのきのこを変更した。これまでのウネミケシボウズタケ Tulostoma striatum をアバタケシボウズタケ T. adhaerens に替えた。ただ写真と随想を入れ替えただけで、全体のレイアウトに変更はない。これまでトップページに置いた写真は以下の3枚だ。

(2000.11〜)
(2000.11〜)
(2003.3〜)
(2003.3〜)
(2008.12〜)
(2008.12〜)

 この3枚の写真をみると、いずれもマイナーなきのこばかりだ。サイト開設当初は、毎年トップページの写真を変更していくつもりだった。しかし、結果は・・・・
 今日から表紙を飾ることになったアバタケシボウズタケは過去に数十回ほど撮影したり採取しているが、いまのところまだ「キノコのフォトアルバム」には掲載されていない。

2008年12月21日()
 
むなしい林道走り
 
 昨日、東京都奥多摩町から山梨県丹波山村の林道を走りまくった。石灰露岩を求めて動いたのだが、収穫はゼロだった。早朝の林道は、至る所で凍結しスリップの連続だった。車幅ギリギリの狭い林道を進んでいくと、突然の閉鎖。泣きの涙でUターンとなる。
 山道を歩くと、ごくごくわずかのきのこに出会った。キクラゲ、アラゲキクラゲ、シロキクラゲ、ヒメキクラゲ、ツチグリ、コツチグリ、ムキタケ、クチベニタケなどだった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
 撮影したのはクチベニタケだけだった(b, c)。泥をかぶっていたので霧吹きで水を吹きかけた。すると、頭部から白色の胞子を勢いよく噴き出した。掘り出してみると、長いゼラチン質の柄がついていた。そのすぐ脇では水滴を帯びたコケが美しい姿をみせていた(d)。

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