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2017年7月10日(月) 宇都宮の都市公園で虫草探し
 昨日午前中、冬虫夏草探索のメンバーが宇都宮市の都市公園の駐車場に集まった。総勢五名、途中から六名で遊歩道に沿った斜面で虫草探しをした。きのこを探すのではないので、移動距離はいたって短い。狭い区間をていねいにくまなく目を光らす(a〜f)。
 この日この場所ではオサムシタケがやたらに多かった(g〜k)。掘り出してみると成虫からのものもあれば(j)、幼虫からのものもあった(k)。虫草の中ではカメムシタケなどと並んで掘り出すのが楽なオサムシタケだが、ホストが地中に埋まっている姿そのままに撮影するためには慎重な発掘が必要になる(i)。レアな虫草も慎重に掘り出された(l)。ほかにもイトヒキミジンアリタケ、カメムシタケなども見られた。
 一仕事終えたのち、宇都宮市の味噌ラーメンの店でラーメンを食べてから解散した。
 
(a)
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(b)
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(c)
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2017年7月9日() 中禅寺湖畔のブナ林散策路
 一昨日中禅寺湖畔の歌が浜駐車場の先に車をとめて、ブナ林の中の散策路を阿世潟方面に向かった。青空が広がり、男体山や日光白根山が湖面の向こうに高く聳えていた(a, b)。
 下界(今市周辺)とは対照的にきのこの発生はいたって悪く(雑記2017.7.8)、出会ったきのこといえばヒラタケ(d)、キララタケ(e)、イヌセンボンタケ(f)くらいのものだった。随所にショウキランが花をつけていたのが印象的だった。訪問客は少なく、のんびりと湖畔を散策できた。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
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(e)
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(f)
(f)
 
 那須野が原公園もすっかり乾燥気味
 那須野が原公園もすっかり乾燥していて、きのこの姿は非常に少ない。昨日かろうじて出会ったきのこはムラサキヤマドリタケ(g〜i)、ツルタケ(j〜l)、ミドリニガイグチ(m, n)、カレバキツネタケ(o, p)、ニオイコベニタケ(q)、カワリハツ(r)くらいのものだった。今月初めには連日よく雨が降ったが、4〜5月の雨量があまりにも少なかったことが大きく影響していると思われる。
 
(g)
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(i)
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(n)
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(o)
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(p)
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(q)
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(r)
(r)
 今日はこれから菌友や専門家らと一緒に宇都宮市の公園で虫草探索。


2017年7月8日() 日光だいや川公園のきのこ (2)
 昨日の雑記では、7月6日に日光だいや川公園で出会った大型イグチの仲間の一部だけを取り上げたが、今日の雑記ではそれ以外のきのこを取り上げた。といっても出会って撮影したきのこの半分ほどに過ぎない。
 とりあえず、画像を掲げたきのこは、ムラサキヤマドリタケ(a, b)、コウジタケ(c, d)、シワチャヤマイグチ(e)、チチタケ(f)、チョウジチチタケ(g, h)、アカハテングタケ(i, j)、テングタケダマシ(k, l)、キヒダマツシメジ(m, n)、シビレタケ属(o, p)、ヘビキノコモドキ(q)、ハタケシメジ(r)。
 公園で出会った何人かが「まだチダケがでていない。今年は遅い」と言っていたが、既にでていた(f)。また、大きく育ったハタケシメジが数ヶ所にでていたがあまりに大きいので(r)、きのこ狩りの人たちは、ハタケシメジだと思っていないようだった。
 
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(c)
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2017年7月7日(金) 大型イグチがゴソゴソと!:日光だいや川公園
 大型イグチの仲間が大量に出ているのは、何も宇都宮市の都市公園ばかりではなかった。昨日早朝、日光だいや川公園を歩いてみると、あちこちで大型イグチの群生に出会った。なかには1m四方の中に30本ほど出ている場所もあった(a, b)。すぐ近くで撮ると全体が入らないし、遠ざかって撮るとそれぞれが小さくて何が何だかわからない。
 これらの大型イグチ類に共通しているのは、強い青変性で、多くは柄の表面が細かい粒点に覆われていることだろうか。それらのうちから、4〜5点ほどピックアップしてみた。
[A] 画像(A, A')はカサ表皮が皮革状で柄は焦げ茶色、孔口は暗紅色。
[B] 画像(B, B')はカサ表皮はビロード状、柄は赤みを帯び粒点に覆われ、孔口は明るい黄橙色。
[C] 画像(C, C')は前述のものと似ているが、孔口の色が赤橙色。
[D] 画像(D, D')は柄表面に粒点はなく、孔口は黄色。
[E] 画像(E, E')はアメリカウラベニイロガワリらしく、孔口は赤色。

 ただ、これらのすべてのイグチ類は、数日前の強い雨のため柄がひどく汚れている。これら大型イグチ類のほかにも、チチタケ、ハタケシメジをはじめ、多種多様のきのこが出ていたが、それらについては明日の雑記で取り上げることにした。
 

(a)
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(b)
(b)
A
A
A'
A'
B
B
B'
B'
C
C
C'
C'
D
D
D'
D'
E
E
E'
E'


2017年7月6日(木) 一気に爆発的に多くのきのこが!
 ここ数日しっかり雨が降ったせいだろうか、宇都宮の都市公園に行ってみると実に多くのきのこが多数でていた。つい最近まで公園内を一周してもほとんどきのこがみられなかったのがウソのようだ。昨日は駐車場からほんの150mほどの間に、大型イグチの仲間6〜7種、小型サイズのイグチ類5〜6種、テングタケの仲間数種、ベニタケ属7〜8種、チチタケ属3〜4種、他にカサと柄をもったきのこが10種類以上見られた。公園内の他の場所は全く歩いてみなかった。
 とても暑かったこともあって、結局この短い区間で出会ったきのこの一部だけをじっくり観察して、そのまた一部だけを撮影し、2〜3種類ほどを持ち帰っただけになった。
 アカヤマドリ(a, b)、ヤマドリタケモドキ(c, d)、ニガイグチモドキ(e, f)、大型で強い変色性を持ったイグチ(g, h)は多数出ていた。中型で群生するイグチ(i, j)、アワタケ(k, l)、クリイロイグチ(m, n)もあちこちに散在して出ていた。ムラサキヤマドリタケは誰かが引っこ抜いて捨てたようだ(n)。
 テングタケの仲間は数日前に発生したらしきものが多数みられたが、ましな姿の残っているものは少なかった。テングタケ(o, p)、フクロツルタケ(q, r)が多数見られた。コナカブリシロツルタケは雨に打たれて汚らしいものばかりのため撮影しなかった。
 
(a)
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2017年7月5日(水) 栗駒山麓に温泉宿を予約した
 昨日と一昨日の二日間は終日雨のためどこにも出かけなかった。このところずっと乾燥気味だったから、きのこの発生にはとてもありがたい雨だ。
 一昨年東北にキノコとコケの観察・採取のための旅行に行こうと予定していたところ、9月の激しい豪雨のため目的地周辺が大きな被害を被って中止せざるを得なかった。昨年もやはりまだ林道の多くが通行できないこと、さらに体調が悪いこともあって中止した。
 豪雨被害から2年が経過して多くの林道も通行できるようになったが、体調の方はいまひとつ芳しくない。そこで長期の旅行は止めて、3泊4日の日程で東北に行くことにした。8月と9月はいろいろと予定が入ってしまったので、今月後半に栗駒山周辺だけを巡ることにして宿を予約した。

 久しぶりに「キノコのフォトアルバム」を更新した。きのこ「駄言駄菌」に「Lentinellus (ミミナミハタケ属) のきのこ」を、こけ「観察覚書」に「カモジゴケ」追加した。雨で外にでられないから、こんなことができるのだろう。



2017年7月4日(火) 姿はとてもよく似ているけれど・・・
 一昨日、真岡市の井頭公園ではちょっと歩いただけで5〜6種類のアセタケ属のきのこに出会った。残念ながらモモエノトマヤタケにはあえなかった。大部分は泥汚れが激しかったので、比較的汚れの少ない2種だけを撮影し、他の種は検鏡だけ行ってから廃棄処分した。
 上段と下段のアセタケは1mほど離れた位置に発生していた。いずれもコナラとアカマツの樹下に出ていたが、下草の生え方が少し違う。両者は肉眼的にはほとんど区別は困難だった。
 上段のアセタケは6子実体を、下段のアセタケは3子実体を持ち帰った。別種が混ざって発生している可能性もあるので、これら9子実体のすべての胞子と縁シスチジアを確認した。その結果は、上段の6子実体のうち一つは別種だったが、肉眼的には全く区別できなかった。
 アセタケの仲間は、肉眼的には柄の色と基部の形状、顕微鏡を用いては胞子とシスチジアを見なければ、種名を推定することは難しい。シスチジアは少なくとも縁シスチジア、側シスチジア、傘シスチジア、柄シスチジアの4ヵ所を確認する必要がある。画像(f, f')は縁シスチジア。
 
子実体胞子ヒダの縁ヒダ切片シスチジア
(a)
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 保育社図鑑に準拠して上段のアセタケをキヌハダニセトマヤタケ Inocybe paludinella、下段のアセタケをオオキヌハダトマヤタケ I. fastigiata とした。標本は残さず、両者とも廃棄処分した。


2017年7月3日(月) きのこが出始めた:真岡市井頭公園
 早朝の井頭公園を歩いた。前日の断続的な強い雨のため出始めたばかりのきのこは大部分がひどい泥汚れの状態だった。倒れたり崩れてしまったものが目立った。
 そんな中でなんとか一定の状態を保っているものだけを撮影した。アワタケ(a)、クリイロイグチ近縁種(b)は落葉やコケに守られてか、比較的きれいな姿を保っていた。しかし、裸地にでていたアセタケ類はまともなものがほとんどなく、かろうじてキヌハダニセトマヤタケ(c)とオオキヌハダトマヤタケ(d)を確認できた。両者とも筆で泥汚れを落としてから撮影した。
 キコガサタケ(e)はこの日の朝方に発生したものらしい。ヒロヒダタケ(f)はカサ表皮がはがれだしていた。オオホウライタケ(g)は草に守られてきれいなものが多かった。ザラエノヒトヨタケと思われる繊細なきのこはあまり良い姿ではなかった(h)。
 ミミナミハタケの仲間はコナラの伐採木から多数でていた(i)。シロキクラゲの撮影はやはり上手くいかなかった(j)。ノボリリュウタケはほとんどすべてが泥まみれだった(k)。先週のみかも山公園でも多数でていたというクモタケは、井頭公園でも40〜50本ほどみることができた(l)。
 
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 珍しくいくつものきのこを持ち帰ってしまったので、午後は顕微鏡にへばりつきとなった。観察を終えたきのこはミミナミハタケの仲間を除いてすべて処分した。


2017年7月2日() 日光だいや川公園「夏のきのこ鑑定会」
 昨日雨の中、日光だいや川公園で行われた「夏のきのこ鑑定会」に参加した(a)。前半はきのこについての座学、後半は皆で公園を歩いて採取したきのこの鑑定。雨天にもかかわらず30名近くの参加者がありとても盛況だった(e, f)。今回は講師の川嶋さん(b)よりも、大前さん(c)、小池さん(d)という若手研究者二人が座学のメイン講師を務めた(雑記2015.7.5)。二人とも話が上手く、参加者は興味深い話と画面に身を乗り出して夢中で話に聞き入っていた。
 きのこ観察と採集のために屋外に出るときは、折あしく激しい雨となった。それでも大部分の参加者は長靴と雨具に身を固めて講師らと一緒に表にでかけて行った。この公園では先週ほとんどきのこが見られなかったが、そこそこのきのこが集まった。
 アカハテングタケ(g)、ムジナタケ(h)、シビレタケ属(i)、ナヨタケ属(j)、ツチスギタケ(k)、ベニタケ属(l)、大型の青変性のイグチ、アセタケ属など、意外と多くのきのこが出ていた。ただ、激しい雨に打たれてすっかり形が崩れたものが多かった。
 
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 こけ雑記の「観察覚書」にスギバゴケを追加した。


2017年7月1日() 自宅庭のコケ
 今朝は雨がよく降っている。濡れた庭をあらためてじっくりと眺めてみると、いたる所にコケが見られる。これまでほとんど見てこなかったが、現在の住居に転居してきて満二年を迎えたので、まずは身の回りにどんなコケが暮らしているのか知るのも悪くない。
 そう思って臨家との境の石垣(a)やその下の側溝(d)、茶室への上り口付近(g)、木戸の手前(j)などに、目を近づけてみるといろいろなコケが生育している。今朝はざっと数えて15〜16種ほどを識別できた。このほかにも、居間の前にゼニゴケの仲間の苔類が数種、茶屋の脇の斜面に蘚類が3〜5種ほど見られた。確かに雨上がりのコケは美しい。
 日常の自宅起点の散歩コースで見られるコケを数えたら、この5〜6倍ほどあることだろう。今年はこられのコケをじっくりと観察してみることにしよう。きのこと違って採取のチャンスを逃すことはないから、ゆっくりのんびりと順繰りに観ていくことができる。
 
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 今日は日光だいや川公園で夏のきのこ鑑定会が行われる。講師は(株)北研社長の川嶋健市さん。あいにく天気はあまり芳しくないが、このところのわずかの雨で多少はきのこの姿も見られるかもしれない。カサをさしながらの観察もまた趣があってよいものだ。


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