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日( )

2018年2月28日(水) 大谷川右岸探検隊
 このところ何度か大谷川左岸の遊歩道がどうなっているのか知るために、全体をいくつかに区切って何回か歩いてみたが、右岸についてはこれまで歩いたことがなかった。というのは、ちょっと見たところ右岸の河原には遊歩道のようなものはないかのように見えたからだ。
 昨日先入観を廃して右岸の河原を歩いてみることにした。まず日光だいや川公園の西口駐車場に車を駐めて、右岸堤防を上流に向かって歩き出した。すぐに堤防上の未舗装路は県道の歩道に合流して消えた。この歩道は七里大橋を経て霧降大橋方面に続いている(a)。橋を過ぎると河原側に広い臨時駐車場が現れる。そこからは西の山々が仰げる(b)。
 このあたりから下流に向かって河原の中に細い小径が続いていた。小径は七里大橋のすぐ下近くを経て(c)、日光だいや川公園の西口駐車場方面に続いていた。この小径を下流側にたどってみた。思いがけず若い松林やハンノキなどが茂る環境がいくつかあることが分かった。おりしも足元のコケが日向と日陰の境界でみるみる色が変わっていく姿に遭遇した(f)。
 何日間かにわたって大谷川河畔の遊歩道や河原の小径を歩いてみた結果、右岸の河原の中の小径がきのこ観察には適していることが分かった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)


2018年2月27日(火) 河原近くには若い松林もあった
 大谷川左岸の遊歩道の西の終点に近い位置に日光市営の日光運動公園がある。昨日はそこにクルマを駐めて(a)、改めて堤上の遊歩道を散策した。河原に降りると男体山から女峰山に続く雄大な山並みが手に取るように近くに見える(b)。堤と河原との間には若い松林が数ヵ所にあった。マツ林の林床はよく乾燥しきっていてきのこの仲間はなにもなかった(c)。
 遊歩道の終点からは東武日光駅や旧日光市庁舎などと遠望できる(d)。遊歩道の脇には天狗巣病に侵されたモミ(e)や赤色の長い柄をもち白色の帽をかぶった朔をつけたスギゴケの仲間が遠目にも見事な赤色を見せていた(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 午前中に軽自動車のR2、夕方にプリウスを洗車機に通した。そこは昨年開業したガソリンスタンドに併設のロボット洗車機だが、料金が安くて下回りも洗車できるということで、慢性的に混みあうようになってきた。昨年は定位置に停めればすぐに洗車できたのだが、昨日は午前も夕方もすでに3〜4台が並んでいて、洗車できるまでに20分ほど待たされた。
 日光の冬季は雪と氷の世界で、路面には塩化カルシウムが大量に撒かれている。このため足回りの洗車を怠ると鉄製の部分がすぐに錆びてしまう。皆さんそのことをよく知っていて、冬場は足回り洗車のできる洗車場にはいつでも何台かの車が並んでいる。


2018年2月26日(月) ハンノキを求めて大谷川左岸を散策
 昨日丸山公園駐車場を起点に、大谷川左岸の河川敷沿いの遊歩道を上流側に遡ってみた。狙いは湿地性の樹木であるハンノキ探し。ちょうど今頃にはハンノキ樹下には菌核菌が発生しているはずだ(雑記2004.2.7同2005.2.25同2009.2.6同2016.3.18)。
 公園のコブシは冬芽が大きくなってよく目立ち(a)、触れると毛がとても気持ち良い(b)。大谷川左岸の堤とそのすぐ下の河川敷には砂利道の遊歩道が4〜6Kmほど続いている(c)。途中には乾燥した冬場にも小湿地や水溜まりがいくつかある。ハンノキは数ヵ所で見つかったが(d, e)、樹下に菌核菌は見つけられなかった。足元は朔をつけたスナゴケの仲間が延々と絨毯上に広がっていた(f)。時折ジョギングをする人たちとすれ違うだけで静かな散策ができた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)


2018年2月25日() 久しぶりに真岡市の井頭公園を散策
 昨日も暖かい一日だった。朝6:00の外気温はマイナス4度だったが、日中は10度くらいまで気温が上がり、日向では午後3時に16度ほどにまでなった。朝真岡市の井頭公園に行った。
 井頭公園にはヤブツバキが多数あるが、ツバキキンカクチャワンタケの発生する樹は意外と少ない。昨日も20ヶ所くらいのツバキ樹下を探したが、大部分の場所ではツバキンの発生は見られず、緑の相談所下のツバキ園周辺にだけしか見られなかった(a, b)。
 切り株には干からびたカワラタケやシハイタケがやたらに目立った。干からびていないキノコでは柔らかくて弾力性のあるシワタケがあちこちで見られた(c, d)。
 広葉樹の樹幹に着生するタイ類を持ち帰ってきた(e, f)。クラマゴケモドキ科らしいが、後日久しぶりにタイ類の観察をしてみよと思っている。とりあえず油体だけを確認した。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
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(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)


2018年2月24日() セツブンソウ最盛期
 昨日は朝こそすっかり雪に覆われたが、日中気温が高くなり夕方には日向の雪はほとんど消えた。午前中にセツブンソウを鑑賞するため栃木市星野に向けて車を走らせた。日光市から南下するにつれ積雪は少なくなり、栃木市に入る頃には周囲に雪はほとんどなくなった。
 星野の「四季の森」では遊歩道脇の瓦礫の斜面にセツブンソウが多数群生して花を開いていた。カメラを構える観光客の姿もかなり見られた。先日(雑記2018.2.14)はガラガラだった駐車場にも車が並び(a)、昨年一昨年と比べると圧倒的に多くの花を見ることができた(b〜f)。
 鹿沼市下永野の御嶽山神社(g)でも先日とは比較にならぬほど沢山のセツブンソウが咲いていた(h〜l)。ここでは斜面ではなく平らな庭に広がっている。上述の星野の株と比べて、花の柄が短いタイプが多い。セツブンソウに関してこの神社は知る人ぞ知る名所らしい。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
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(f)
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(g)
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(i)
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(j)
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(k)
(k)
(l)
(l)


2018年2月23日(金) 積雪5cm、たいしたことはないが
 昨夜から雪が少し強くなってきて、朝目を覚ますと一面雪に覆われていた(a〜d)。積雪としては5〜6cmほどだが、このまま放置すると凍りついて事故を誘発しかねない。朝一番の仕事は市道の歩道部分の除雪作業となった(e)。歩道の除雪を一通り終わらせてから自宅周りとプリウスの除雪をした(f)。それにしても今朝は暖かい。am6:00の外気温はマイナス2度。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日朝の様子もメモしておくことにした。自宅周辺では雪が舞っていたが、日光だいや川公園の大駐車場に雪はなくどんよりと曇っていた。日向には全く雪は残っていないが、日陰の遊歩道脇にはまだ残っていた。公園からは女峰山や男体山は全く見えなかった。夕方になっても雪は舞っていた。終日気温が低いままで肌寒い一日だった。
 
(g)
(g)
(h)
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(i)
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(j)
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(k)
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(l)
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2018年2月22日(木) 犯人はタヌキだったらしい
 庭に穴を掘って埋めた生ごみが掘り返されるということが何度かあった。あまり深く考えずカラスにでも突かれたのだろうと思っていたが、どうやら犯人はタヌキだったらしい。昨日顕微鏡室の窓から外を覗いたら、いままさにタヌキが歩いていくところだった。
 いわき市に住んでいるときには頻繁にタヌキがやって来た。畑を掘り返されたり、コンポストの横から地下への穴をほったりされることは日常茶飯事だった(雑記2013.1.18同2013.1.17同2012.11.19)。日光に転居してからも身近でタヌキの死骸は何度かみているが(同2017.1.3)、日中目の前に現れるとは思ってもいなかった。


2018年2月21日(水) 2週間経過のザゼンソウとオオハクチョウ
 先日訪問した大田原市北金丸のザゼンソウ群生地に再び行ってきた(a)。前回はまだ7つほどしか開花していなかったが(雑記2018.2.5)、昨日は40〜50個ほど見られた(b〜e)。
 管理を委託されている人とよもやま話を楽しんだ。それによれば新聞の写真を見てやってくる人のなかには、子供の頭ほどの大きさの花を想像していたらしく、実物をみてガッカリして帰る人が多いということだった。一昨年は庭にフクジュソウが一面に咲いていたが、ことしは数株しかなかった。これはすべて盗掘による結果だということだった。
 羽田沼のオオハクチョウはどこかにでかけて食事中らしく、数羽しか残っていなかった(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)


[節目]

2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

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