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日( )

2019年11月10日()  紅葉の輪王寺周辺は大混雑
 マスコミでは日光の二社一寺つまり輪王寺や二荒山神社の周辺は紅葉最盛期と報じられている。この頃に神橋交差点を通過して奥日光などに向かうとえらい目に遭う。そこで、昨日の神橋周辺の道路状況と、輪王寺界隈の紅葉の様子をメモした。
 県営駐車場や輪王寺駐車場などに向かう車による道路渋滞はとても尋常ではない。表街道も裏街道も1Km進むのに1時間以上かかるありさまだ(a〜e)。紅葉の時期は日光小学校の校庭が臨時の無料駐車場として開放されている。二社一寺からは1〜1.5Kmほど離れているがほぼ確実に車を停められる(f)。昨日はそこに駐めて紅葉を鑑賞した。
 紅葉は例年よりやや遅れ、鮮やかさも例年と比較すると劣るが(g)、土曜日とあってさすがにすさまじい人出だった(h, j)。チケット売り場には長い行列ができていた(i)。例年ほどではないにせよ、やはりここの紅葉は見事だ(k, l)。
 
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 この日の主目的は滝尾古道を散策することだった。表街道は渋滞が予測されたので大谷川対岸の道を走ったが、神橋まで2Kmほどのところで、この道も渋滞が激しく全く動かなくなった。そこで急遽臨時駐車場に入って歩くことになった次第だ。二社一寺と違ってこちらはとても静かだった(m〜o, q)。白糸の滝は水量が多かった(p)。滝尾古道では参道から見えない杉の老木の裏側に巨大なミヤマトンビマイがまだ出ていた(r)。
 
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2019年11月9日()  半月山から茶ノ木平への散策
 昨日半月山から茶ノ木平への尾根筋を散策した(a)。朝7:00頃に奥日光に向けて自宅を出た。いろは坂から中禅寺湖畔では紅葉最盛期で随所で見事な錦絵を楽しむことができた。どこを歩くか全く決めていなかったが、何となく歌が浜駐車場に車を停めた。
 男体山には雲一つなく絶好の登山日和で(b)、日光白根山にも雪はついていない(c)。とりあえず阿世潟に向かって歩き出した。英国大使館別荘跡(d)やイタリア大使館別荘跡(e)の前を通って紅葉最盛期の八丁出島(f)を前にして半月峠への遊歩道に入った(g)。
 緩いジグザグ道を進むとやがて峠に着いた。遠くの山々(h)や中禅寺湖を見下ろしながら(i)尾根筋を進むとすぐに半月山だ(j)。この途中からの中禅寺湖の景観は素晴らしい(k)。何度か中禅寺湖スカイラインを横切って進むと、だだっ広い茶ノ木平だ(l)。
 ここからは中禅寺湖畔を見下ろしながら(m)下って行くとやがて湖畔にでる。昼の歌が浜駐車場はほぼ満車だった(n)。
 
(a)
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 きのこは全く期待していなかったが、途中ウスキブナノミタケ(o, p)とクチベニタケ(q, r)に何度も出会った。この日の奥日光の気温は摂氏−2〜+8度で、風がとても冷たかった。手袋にいれるホッカイロを持って行かなかったことが悔やまれた。いろは坂を降りてやしおの湯で体を温めてから帰宅した。12Kmほどの手ごろな散策だった。


2019年11月8日(金) 散歩コースの道筋の野草の花
 昨日はam6:00の外気温が摂氏4度、室温が8度だった。指先が痛くて思い通りに動かないので、早朝散歩はやめて、遅めにいつもの城山コースを散歩した。
 今年の3月に自宅近くの雑木林が伐採されたので(雑記2019.3.3)、結果として北側に高原山(a)、西側に女峰山(b)が見えるようになった。バイパスに出ると歩道脇に、いまだにヒメツルソバ(c)、ムラサキゴテン(d)などがまだ咲いている。総合対策外来種に指定されている雑草のセイバンモロコシ(e)が花季を迎えている。ルーペで花を確認した(f)。花柄のない両性花には長い芒(ノギ)があるが、花柄のある花には芒はない。
 城山登山口近くの地区集会所の駐車場には登山者の車が4台ほどあり、遠くに男体山と女峰山がみえる(g)。山頂に向かう最初の階段には伐採された杉が覆いかぶさっていた(h)。昼近く城山の山頂は摂氏13度もあった(i, j)。山頂から見ると西の山々(k)も北の山々(l)もさらに一段と高く見える。
 
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 今月は後半に東京上野の科学博物館のシアター360を楽しむことにした。この立体360度映像は開始した当初からほぼ毎月一度鑑賞してきたが、何度見ても感動がある。


2019年11月7日(木)  干柿作り第一陣
 親しくしているご近所の元農家から干柿用にと渋柿を頂いた(a)。わが家で毎年干柿を作っているのを知っているので、わざわざ持ってきてくれたのだった。重さにして4Kgほど、大きな渋柿が25個入っていた(b)。
 おりしも気温が急激に下がりはじめ、この先しばらくは低温が続き雨は降りそうもない。干柿作りには絶好だ。そこで、早速干柿作りの作業に取り掛かった。まず流しの洗い桶で柿の汚れをさっと落とし(c)、吊るし紐(d)や滅菌用の35度ホワイトリカー(e)、沸騰した湯(f)を準備して、皮をむいてバットに置いた(g)。
 二つずつ紐の先に括り付け、沸騰した熱湯に通してから(h)、アルコールでさらに滅菌し(i)、竿に吊るした(k)。一昨年までは剥いた皮(j)は野沢菜漬けを作るのに利用していたが、昨年からは漬物づくりを止めたので、庭の生ごみ用穴に埋めた。
 10月末に購入して渋抜き処理を施しておいた蜂谷柿も、ほぼ1週間ほど経たいま、期待通りに上手く渋が抜けていた(l)。おやつに食ったら美味かった。
 
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 この作業をした日はやたらに忙しい一日だった。午前中に塩谷町の鶏岳に登り、昼過ぎから干柿作りに取り掛かったが、一昨年までと違い、昨年と同じくひとりだけでの作業のため思いの外時間がかかった。


2019年11月6日(水)  鶏岳:登山道の登り口が封鎖
 昨日は朝の散歩を城山ではなく、塩谷町の鶏岳にした(a)。この山に登るのはほぼ一年ぶりだ(雑記2018.10.29)。自宅から約22Km、車で30分ほどの距離にあり、標高こそ668mと低いが、その特異な山容はどこから見てもすぐに分かる。
 西古屋集落に入ると前方に鶏岳が聳えている(b)。登り口の鳥居の前にたどり着くと一帯はフェンスで囲われていた(c, d)。渡渉地点へ降りる径は完全に封鎖されてしまっていた。昨年まではフェンスなどなく渡渉地点に続く径は利用できた。やむなく西前高原山林道を2Kmほど走り登山道との交差地点付近で、端に寄せて車をとめた(e)。
 昨日はいったん登り口の鳥居まで下って改めて登り直した。渡渉地点が実質的な出発点だ(f)。やや登ると観音堂が現れる(g, h)。ここでまた小川を渡って登山道にでる(i)。この辺りはどこが道なのか非常に分かりにくく迷いやすい場所だ。
 径が広くなると登山道をセンブリが一面におおっていた(j)。やがて林道との合流点となり(k)、しっかりした標識が出ている(l)。今後は、というか今や実質的な登山口はこの場所だ。山の案内書は書き直されなくてはならない。
 
(a)
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(c)
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 林道の鶏岳表示から狭い階段を登ると(m)、その後はしばらく緩やかな尾根歩きが続き(n)、突如「三合目」の表示が現れる(o)。そして山頂まで標高差であと110mほどの場所から様子が一変する。ここから先はロープを頼りに、平均斜度40〜45度の急斜面をひたすら山頂目指すことになる(p〜r)。途中ミヤマトリカブト(s)の群落があった。
 ロープ頼りの急な径を終えると平坦な山頂台地が現れ、少し歩くと山頂だ(t, u)。山頂は西側が大きく開けて、男体山や女峰山を仰ぐことができる(v)。下には塩谷町の集落も俯瞰できた。北方の視界はあまりよくないが、高原山を仰ぐことができる(w)。
 
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(x)
(x)
 途中であったきのこといえば、ヒトクチタケだけだった(x)。いかにもクリタケやチャナメツムタケでも出そうな環境が広がっていたが全く出会うことはなかった。
 帰宅して昼食後に、干柿作り第一陣に取り掛かった。その件は明日の雑記にメモしておくことにしよう。何とも忙しい一日だった。


2019年11月5日(火) 朝の散歩は霧降の滝と隠れ三滝
 昨日朝の散歩コースは紅葉の霧降の滝と霧降隠れ三滝(a)。霧降の滝駐車場までは自宅から18Km、およそ25分ほどの距離にある。日光だいや川公園までは10Kmだが起伏がないのが玉に瑕。こちらは適度の起伏があり、軽い散歩にはちょうど良い。
 今年は紅葉がパッとしないが、それでも霧降の滝周辺は色鮮やかで美しい(b〜e)。隠れ三滝とは丁字の滝(f, g)、玉簾の滝(h, i)、マックラ滝(j〜l)の三つをいう。周回しても距離は2Kmほどしかないが、どの滝も個性的で味わいがある。昨日はマックラ滝の上部まで、急な崖を滝の落口近くまで登ってみた(l)。これはかなり危険なので止めた方がよさそうだ。迫力があったが凄まじい水しぶきで全身が濡れた。
 駐車場に戻ると、観光客の車が遊歩道にまで溢れてごった返していた。なおきのこは既にほとんどなく、かろうじてクリタケニガクリタケにだけ出会った。
 
(a)
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(b)
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 霧降の滝からの帰路、日光だいや川公園に寄った。広範囲に出ていたセンブリがほとんど刈り取られていた(雑記2019.11.1)。かろうじて数株だけが残っていた。
 小田代ヶ原から先へのハイブリッドバス運行が終了した。昨日までは千手が浜まで入っていたが、今日からはすべて小田代ヶ原止まりで、本数も一日7本だけになる。
 今朝am3:30の外気温は摂氏3度、室内8度。昨夜は寒さでよく眠れなかった。昨年の今頃はどんな布団を使っていたのだろうか。夏掛けではもう無理なのかもしれない。


2019年11月4日() 楽しく過ごした大阪での三日間
 今月の1日から昨日までの三日間、大阪まで出かけて楽しい時を過ごしてきた。初日(11/1)、朝の散歩を済ませてから、JR日光線→東北新幹線→東海道新幹線(b)→地下鉄御堂筋線(d)と乗り継いで、宿舎と講座会場のある大阪市の長居(e)へ向かった。
 東海道新幹線の指定席をとるのに、緑の窓口で30分以上待たされた(a)。東京駅のドンクでパンを買って車内で昼食にしたが、あまりにも値段が高いので驚いた。いわき市のブレッドガーデンでの価格の倍以上で、味はずっと落ちた(c)。
 初日の夕食はお好み焼き(f)、その後12:00頃まで宴会をし、自分の部屋に戻って読みかけの本を読み、床に就いたのはam2:00過ぎだった(g)。宿の朝食はパン(h)。長居公園でハツタケ(j, k)、オニフスベ(k)など7〜8種のきのこを採取して、自然史博物館へ(l)。
 会場で所定の講座(m, n)を済ませた後は飲み屋の漁助(ぎょすけ)で懇親会。博物館のキュレーターのSさんがトレードマークのちょんまげを捨てて、顎髭をつけていた(o)。3日の朝、Sさんの案内で収蔵庫や本郷次雄氏関連の資料をいろいろ見せていただいた。
 自然史博物館のミュージアムショップを覗いてから(p, q)、御堂筋線の長居駅で帰途に就いた。途中友人らと別れて、新大阪駅から再びのぞみに乗って東京駅に着いた。都内で1時間半ほど友人宅に寄ってから帰宅したのはpm6:00頃だった。楽しい三日間を過ごすことができた。会いたかった関西の懐かしい友人らにも会えた。Mさん、Tさん、Sさんはじめ、参加された皆さん、ありがとうございました。
 
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 今朝am4:00に起床し、5:00頃に新聞をとりに外に出ると、寒暖計が摂氏6度を示していた。大阪はやはり暖かかった。日光では本格的な冬の近いことを感じた。


2019年11月1日(金) 龍王峡で出会ったきのこから
 今日から11月3日までは大阪に行っているので、明日と明後日の雑記はお休み。

 先月末(10/30)の龍王峡では10数種類の軟質菌に出会ったが、その中から印象的だったものをいくつかメモした。キシメジは多数出ていた(a〜c)。ちょっと数えてみても30〜40個ほどあった。ネズミシメジとカベンタケモドキも多数でていた(d〜f)。カキシメジ(g, h)とアミタケ(i)もあちこちで見られた。
 今年の龍王峡ではコウボウフデの発生数がこの4年間では最も多く、しかも広範囲に発生した。昨年(雑記2018.11.19)と比べても分布域は広がり、今年はその数も70〜80本ほどを数えた(j〜l)。特に印象的だったのは滝の落ち口ギリギリの場所に数本ずつ数ヵ所で発生していたことだ。危険なので近寄れず遠くから撮影した(l)。
 

(a)
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(c)
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(g)
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 昨日午後日光だいや川公園に行ってみてはじめて知った。公園内の数ヵ所にまるでセンブリ畑といってもよいくらいの大群落が数ヵ所にあった(m〜r)。多分カミコン(亡妻)は当然のように知っていたのだろうが、連れ合いが野草にはほとんど関心がなさそうなのであえて話題にもしなかったのだろう。
 
(m)
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(n)
(o)
(o)
(p)
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(r)
(r)
 日光だいや川公園ではキシメジ、ハタケシメジ、カキシメジがあちこちに多数でていた。今日はこれからJRの最寄り駅から久しぶりに列車に乗ることになる。


[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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