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日( )

2019年7月31日(水) 猛暑到来:早朝散歩の途中で逃げ帰った
 昨日は朝から太陽が照りつけて、気温がみるみる上がっていた。早朝の散歩に出たまではよかったが、あまりの暑さに頭がボーとなって、結局1.5Kmほど歩いたところで、散歩はやめにして同じ道を逃げ帰った。足取りがとても重かった。
 全身が汗でビッショリ濡れていた。しかし頭重ばかりではなく、何となく吐き気や強い倦怠感も伴っておりシャワーを浴びる気力もなく、そのまま畳の上に倒れ込んでしまった。こんな短時間でも熱中症の初期症状のような状態になるものかと思ったが、昨日の苦しいハイキングの影響で体調が崩れていた影響もありそうだ。
 昼過ぎにようやく起き上がってシャワーを浴びた。何となく軽い吐き気は残っていたが、顕微鏡室のエアコンをつけて前日に持ち帰ったテングノメシガイの仲間をルーペでみたり、顕微鏡で覗いて過ごした。夕方には吐き気と頭重は消えた。
 テングノメシガイの仲間の検鏡結果などは「駄言駄菌」に「落下胞子はすべて未成熟胞子だった 2019.7.30」として記した。


2019年7月30日(火) お苦しみハイキング:中禅寺湖畔の尾根
 昨日久しぶりに自宅から男体山が見えたので中禅寺湖畔に上がることにした。am6:35にFitで出発して歌が浜駐車場に着いたのは7:29分。路線バスや重機を積んだ大型トラックが長時間ゆっくりと前を走っていたので、予想外に時間がかかってしまった。
 どこに行くかは決めてなかったが、とりあえず阿世潟(alt 1273m)まで行くことにしてam7:40に歩き始めた。阿世潟に着くころには強い倦怠感と疲労感に襲われて、歩くのがとても辛かった。そこで戻ろうかどうしようか迷ったが、もう少し歩いてみることにした。結果的には阿世潟峠(alt 1410m)から尾根筋を歩き半月山(alt 1750m)に登って、半月峠(alt 1485m)から狸窪(alt 1274m)に降りて歌が浜駐車場に戻った(a)。
 専ら山歩きを楽しむことが主目的だったので、キノコやコケには特に注意を払わなかった。それでも、いくつかのきのこを撮影した(m〜q)。登山道で鹿にも出会った(r)。
 
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 この日の山歩きはとても疲れた。歩きを楽しむどころか終始お苦しみだけで足取りは重かった。帰路やしおの湯で汗を流したが、気がつくと湯船で30分も居眠りをしていたらしく、見知らぬ人に起こされた。溺れそうだったという。帰宅したのは昼の12:15だったが、倒れ込むように眠ってしまい、気がつくとpm4:00を回っていた。


2019年7月29日(月) タイヤ交換:新しい夏用タイヤへ
 昨日朝涼しいうちにタイヤ交換に取り掛かった。最初の仕事は昨夕受け取ったタイヤの梱包を解くことだ(a, b)。この手の作業は段取りが重要だ。まず十字レンチ、ジャッキ、輪留め、グリスを車の近くに配置して、作業衣に着替え安全靴をはいた。
 まず後輪に輪留めをかけ、前輪右側の古いタイヤ(d)を新しいタイヤ(e)に替えた。次いで左前輪、輪留めの場所を変えて後輪のタイヤを交換した(f, g)。
 すっかり作業を終えるまでおよそ30分間、タイヤはすべて新しいものに換えた(h, i)。古いタイヤはとりあえず車庫の隅に積み上げた(j)。この作業で全身がグッショリと汗にまみれた。シャワーを浴び着替えてようやく一息ついた。朝1時間の肉体労働だった。この作業のため散歩はやめて、タイヤの具合を知るために20Kmほど走ってみた。
 
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 昼間は太陽も顔を出して気温がかなり上がったが、夕方再び激しい雨になった。
 
  日光だいや川公園の芝生とコケ帯
 作業の後10Kmほど走って日光だいや川公園に行き、西側の一部だけを眺めてみた。例年ならとっくにヒスイガサが出てきている一隅だ。しゃがみこんで1時間ほど探してみたが、この朝もヒスイガサは相変わらずただのひとつも出ていなかった。
 芝生広場にはオオヒメノカサ(k, l)、ホウライタケ属(m, n)、ホコリタケの仲間(o)が広範囲にでていた。コケ帯にはアオズキンタケ(p〜r)、キツネタケ属(s)、大型のイグチ(t)が多数見られた。キツネタケ属は足の踏み場もないほど出ていた。
 
(k)
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2019年7月28日() 展示解説:栃木県立博物館
 昨日午後、先日に引き続いて栃木県立博物館で行われているきのこ展に出かけた(a)。この日は午後からYさんによるテーマ展「冬虫夏草」の展示解説が行われた(b)。展示解説がある旨の館内放送が始まると、次第に人が集まってきた。開始時刻には10数名だったお客さんも次第に増えて最終的には30名を超えていた。解説時間は1時間だったがとても分かり易く、熱心に質問するお客さんもいて盛況だった(c, d)。
 以前の雑記にも記したが(雑記2017.7.14)、このテーマ展の素晴らしいところは冬虫夏草の実物標本にはすべて必ず拡大写真を同時に添えたことだ(e, f)。展示標本の絶対数はさほど多いとは言えないが、丈が数ミリの小さくて分かりにくい標本でも同時に添えられた拡大写真でその姿形を充分に知ることができる。楽しい1時間だった。
 
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(e)
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(f)
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 先日ホンダFitの12ヶ月点検を済ませたが、タイヤの摩耗が限界に達して危険だと指摘された。そこで遠方の格安タイヤショップに注文をしていたが、これが昨日の夕方届いた。雨次第だが、今日はなんとかこの新品タイヤに交換したい。


2019年7月27日() ついに耐えられずエアコンの冷房をいれた
 今朝は夜中から降りだした強い雨が降り続いている。朝の散歩は中止。

 このところ日中は急激に暑くなってきた。気温自体は大したことはないのだが、何といっても湿度がとても高い。昨日はカミコン(亡妻)の月命日だった。月命日には彼女の好きだったタバコ(Mebius)ひと箱を持って散歩に出る。朝の散歩で城山に登った。山頂の気温はam7:00時点で既に摂氏24度を超え、手持ちの湿度計は100%を示していた。タバコの箱を包むセロファンがぶよぶよになって一部が剥がれていた。
 帰宅する頃にはすでに全身が汗でグッショリ濡れていた。シャワーを浴びてすっかり着替えたが、室内は蒸し蒸ししてどうにもならないので、ついに今シーズン初めてエアコンのスイッチを入れた。顕微鏡やカメラのレンズが黴びるのを避けるために設置したエアコンだったが、昨日は自分の体のために使うことになった。

 今日は昼頃に栃木県立博物館に行くことにした。冬虫夏草の専門家Yさんによる展示物解説の行われる日だ。関西や九州からも知人・友人らがやってくると聞いている。



2019年7月26日(金) ヒスイガサはまだ出ていない:日光だいや川公園
 車を点検に出していたので代車を利用していたが(a)、カーナビもドライブレコーダーも着いていないので、昨日は奥日光に上がるのは中止して、日光だいや川公園の例年この時期ヒスイガサが出るコケ帯を中心に散策した(b)。
 このところ3〜4日に一度はヒスイガサの発生チェックをしてきたが、昨日もまだでていなかった。例年ならもうとっくに出ている時期だ。そのコケ帯にはハラタケ属(c, d)、オオヒメノカサ(e, f)、イグチ類(g〜k)、キイボカサタケ(l)をはじめ、ウラムラサキ(u)、ホウキタケの仲間(w)、ベニタケ属(s)などが多数でていた。
 コケ帯から少し外れると、フクロツルタケ(m)、コウジタケ(n)、ご禁制品(o)、チチタケ属(p)、ウスタケの仲間(q)、シロヤリタケ(r)、ネッタイベニヒガサ(t)、オニイグチ(v)などをはじめいろいろな種類のきのこが見られた。
 
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(v)
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(w)
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(x)
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 この日はレフ版や三脚は持たず、カメラはコンデジだけだった。あまりに多くのきのこが出ているために、園内には注意を促す看板(x)があちこちにたてられている。
 「駄言駄菌」に「ネッタイベニヒガサのこと:異形担子器・胞子 2019.7.26」を追加した。


2019年7月25日(木) 沢山のニワタケが:鬼怒川遊歩道 龍王峡
 昨日は早朝まで激しい雨が降っていた。雨が止むと急に気温が上がりとても蒸し暑くなった。朝の散歩で城山に登ったが山はほとんど見えなかった。
 昼に龍王峡に行った。むささび茶屋主人の檜谷(ひのきだに)さんに会うためだったが、珍しく店を閉じていた(f)。10年ほど前から龍王峡を歩くと必ずこの茶屋に寄るが、これまで一度も扉が閉まっていることはなかった。何事もなければよいのだが。
 コケむした切株にニワタケが多数でていた(a〜e)。隣接してオニイグチモドキもでていた(b)。先日きれいな姿を見せていたカオリツムタケはすっかり老成していた(g)。若かった株も同様だった(h)(雑記2019.7.18)。
 他にもシロイボカサタケ(i)、カバイロテングノメシガイ(j)、タマゴタケ(k)、アミタケ(l)などが見られたが、前夜から早朝の強い雨で泥汚れが激しかった。
 
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 雨後の龍王峡も迂闊に歩けなくなった。撮影するために立ち止まったりしゃがみこんだりすると、たちまち7〜8匹のヒルがひたひたと近寄ってきた。途中からはきのこを見ても立ち止まったりしゃがみこむのはやめにした。このため、他に7〜8種類のハラタケ型のきのこに出会ったが、撮影はできなかった。
 昨夜は激しい雷雨が数時間続いたが、今朝は雨は止んでいる。


2019年7月24日(水) 久し振りの上野国立科学博物館
 東京上野の国立科学博物館に行ってきた(a)。特別展(b)は有料だが、入館は65歳以上は無料なので、特定の場所だけを目的に出かけることができる。今回の主目的はシアター360(c)と植物画コンクール入選作品展(d)。以前はカミコン(亡妻)とほぼ毎月一度は科学博物館に行っていた。シアター360の圧倒的な迫力は毎度楽しませてもらってきた。この日も25分ほど並んで待たされたが(c)、十分堪能できた。
 今回の植物画コンクールの国立科学博物館長賞は、植物ではなくコウボウフデだった(e〜g)。とてもよく描かれていた。昼過ぎに博物館を出た。上野公園の広場では大道芸をやっていた(h, i)。[大道芸動画:72秒]
 このあと四ツ谷(k)の鯛焼き屋「わかば」に行って(l)、いくつかを店内で食べ、5つばかり持ち帰ってきた。都内の車中では相変わらず、大部分の客がスマホの操作に夢中だった(j)。読書をしている人は皆無だった。今は日光の車中でも同様だ。
 
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 この日はとても疲れた。駅の階段が辛かった。できれば会いたかった友人らには一人も会えなかった。みなそれぞれ自分の日々の営みに忙しい。それにしても日光から東京はあまりにも遠い。毎度のことだが、電車で3時間というのは非常に辛い。


2019年7月23日(火) 弱い雨の中の早朝散歩と県民の森散策
 昨日は早朝から霧雨だった。しかし自宅に籠っているとろくなことはないので、カサを持って城山登降コースに散歩の足を向けた。雨でも城山の山頂付近は見えていた(a)。途中の道すがら民家のブロック塀の下にジャノヒゲが花をつけていた(b, c)。先日あんなに探して見つけられなかったはいったい何だったのだろうか(雑記2019.7.20)。
 城山山頂からは展望はまったくきかず(d)、気温は摂氏21度でかなり蒸し暑かった(e)。下山して戻る途中では廃材にツノマタタケ(f)、田の畔でキコガサタケ(g, h)やハリガネオチバタケ(i, j)などに出会った。

 午後栃木県民の森を歩いてみた。当初尚仁沢湧水群を歩くつもりだったが、雨の尚仁沢はヤマビルの巣窟ゆえやめにして県民の森にした。ところが結局両足と首をヒルにやられてしまった。いまや雨の日の県民の森も、千葉県清住の東大演習林と同じっくヒルの群生地になってしまったようだ。立ち止まると何匹ものヒルが近寄ってきた。
 広大なモミの純林にもコナラ林にもキノコはほとんどなく、ただ一ヵ所杉林でネッタイベニヒガサに出会っただけだった(k, l)。他には虫食いのベニタケ属がひとつだけ。
 

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 久しぶりに体組成計に乗ってみると、体脂肪率が相変わらず23.5%。指標には「肥満」とあった。昨年5月までの8〜12%がまるで嘘のようだ。


2019年7月22日(月) 終日霧雨:淋しさのなか無為に過ごした一日
 昨日は朝から暗くなるまでずっと霧雨が降っていた。昼間束の間だけ雨が止んだが、散歩などに出る気にはなれなかった。終日家の中にいるとよいことはない。
 友人から贈られた『カミコンに逢いたい』という写真本のページを繰りながら、各々のページに掲載された写真を見ているうちに、色々な思い出が次々に沸き上がってきて、懐かしさとともに抑えきれない淋しさに包み込まれてしまった。ふと気づいて時計に目をやるといつのまにか数時間が経過していた。
 なんとか日中はアルコールに溺れるのをこらえて、先日から読み進めてきたエドワード・W・サイード『オリエンタリズム』を開いたが、目はうつろにページの上の文字をなぞるばかりで、内容は全く入ってこない。何とか理解しながら読み進もうと、3時間ほどメモを取りながら読み続けたが、結局なにも残らず読むことをあきらめた。
 大相撲の千秋楽の取り組みを見た後、サブパソコンのOS Ubuntu16.04をバージョンアップして19.04にした。ところが何も考えずにインストールの操作をしたために、重要な設定ファイル類をすっかり消去してしまった。これまではそんな馬鹿なことをしたことはなかった。それもあって夜には焼酎漬けになってしまった。


2019年7月21日() 日光だいや川公園を散策:雨にはほとんど降られなかった
 昨日朝、日光だいや川公園で長野市のイグチ研究家Tさん夫妻と落ち合った。前日までの天気予報では悪天ということだったが、幸いわずかな雨に短時間見舞われただけだった。ただBoletaceae系のイグチは先週までと違って少なかった(g, h)。
 研究対象のイグチ類や美しいきのこ等があれば、ていねいに撮影していた(a, b)。歩き出すとすぐにアケボノアワタケ数本に出会った(c)。ヒメコナカブリツルタケ(d)やウラベニホテイシメジの仲間(e)はあちこちによく出ていた。久しぶりに鮮やかな色のムラサキホウキタケに出会った(f)。遊歩道脇には泥汚れで目立ちにくいハタケシメジが何ヵ所かに見られた(i)。いわゆるご禁制品には数ヵ所で出会った(j)。
 驚いたり呆れたのは、こんな時期に早々とクロカワが出ていたことだ(k, l)。幼菌ひとつだけだったが。このきのこが出ていた周辺には針葉樹は全くない。
 
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 昼食はTさんらと三人で杉並木公園にある報徳庵でざるそばを食べた。Tさん夫妻はわが家に寄ってカミコン(亡妻)の霊を弔ってくれたあと、pm2:00過ぎに帰って行った。いろは坂を経て群馬県側に抜けるコースを走ってみると言っていた。
 「駄言駄菌」に「気まぐれに観たクロハリタケ 2019.7.21)」を追加した。


[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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