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2019年3月20日(水) なんとか人丸神社に行きつけた
 一昨日は人丸神社脇の湧水池に行きつけなかったので(雑記2019.3.19)、改めて出直した。予めめこの場所をカーナビに設定していったこともあり、無事に現地に到着できた。この冬場の雨不足で池の水量はかなり少なかった(a)。むろんまだカンムリタケは全く発生していない(b)。出会ったきのこはキチャワンタケだけだった(c)。
 このあと馴染のシイタケほだ場に寄ってから帰宅した。ほだ場には相変わらずホウロクタケ(d)とダイダイタケ(e)、カワラタケ以外のきのこはほとんどみられないが、ようやく軟質担子菌であるセンボンクヌギタケの姿が現れ始めた(f)(雑記2018.3.8同2017.4.8同2016.3.16、etc.)。不思議とニガクリタケの姿は全くみられなかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日はとても暖かく、昼間は半袖のポロシャツ一枚で過ごせた。今日はさらに暖かくなるという。明日は東京でソメイヨシノの開花予想日。しかし、日光では蕾はまだとても硬い。


2019年3月19日(火) どうしても思い出せなかった:危険な兆候
 近郊の湧水池の様子を知りたいと思って車で出かけた。自宅から7〜8Km程の位置にある神社のすぐ脇にあり、これまでに十数回ほど出向いている場所だ。この3年間4月になるとカンムリタケやミズベノニセズキンタケ、ミズゴケタケがでた。
 飽きるほど何度もそこに行っているにもかかわらず、どうやって行ったらよいのか、まったく分からなくなってがむしゃらに車を走らせた。神社の名前も思いだせず、結局目的の湧水池にはたどり着けなかった。やはりこれはかなり危険な兆候なのだろう。
 これまでは道を間違えれば、すぐにカミコン(亡妻)が修正してくれた。自分にはもともとかなりひどい方向音痴と健忘症があったが、何度も行っている場所はさすがにたいてい問題なくたどり着けた。昨日はついに諦めて帰宅せざるを得なかった。
 帰宅後に国土地理院の地図で確認すると、どうやら池の周辺をぐるぐる巡っていたようだ。地図をみて神社の名前を思い出した。そうだ、人丸神社という名だった。カミコンのいない今、今後は多くのキノコポイントにたどり着けないおそれがある。


2019年3月18日(月) 裏登山道から城山山頂へ
 昨日は城山山麓の地区集会場の駐車場には多くの車がとまっていた(a)。城山に登る場合、多くの人がこの場所に車をとめて表口(上板橋登山道)の起点から山頂を目指す。毎日登ろう会の人の中には自転車でやってくる人が4人ほどいる、しかし自宅からずっと歩きで来るのは、これまで知るところでは自分ひとりだけのようだ。
 昨日はいつもの散歩と少し趣向を変えて、城山を別の登山道から登ってみた。通称裏登山口だが、本来は杉材伐採のために開かれた道で、現在休日には作業は行われていない。登り口からして緩やかな坂に始まり(b)、上板橋登山道の急な階段とは趣が違う。
 少し進むと鎖で閉鎖され(c)、さらに進むと伐採の跡が至るところに見られる(d)。山頂までは緩やかな坂道が続く(e)。上板橋登山道の急な道とはまるで違う。どこまでも緩やかに続き、最後まで足を大きく上げることなく山頂に達する。
 この裏登山道(f)、楽に城山の頂に達することができるので、意外と人気があり昨日は途中で7人ほどに出会った。単に足を前に出していれば楽に山頂に着くことができるので、川治温泉の南平山と同様に運動量としてはかなり少なく物足りない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)


2019年3月17日() ツクシンボウ:あと1週間ほどか
 早朝散歩の折に自宅近くの家の道路に面した縁のところにフキノトウが出始めていることに気づいた(a)。農協の直売所に立ち寄ってみると、栽培物のフキノトウが並び始めていた。意外と売値は高価だ。春は着々と近づいている。
 午後田川の堤まで行ってみた(b)。ツクシンボウの成長具合を知りたかったからだが、まだわずかに出ているだけで、いずれも小さく頭部先端が霜にやられて黒くなったものばかりだった(c, d)。採取できるのは1週間ほど先だろう。堤ではノカンゾウの葉ばかりがやけに目立つ(e)。すぐ脇にはサギがじっとしていた(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今朝はam5:00で外気温摂氏−4.1度、室内温4.2度。寒くて指先が痛い。もう3月半ばになるが、まだまだストーブをしまうわけにはいかない。


2019年3月16日() ザゼンソウ:鬼怒川遊歩道 龍王峡
 昨日の午後、鬼怒川遊歩道の龍王峡を散策した。野岩鉄道の龍王峡駅前の駐車場に車をとめたが(a)、さすがにこの時期観光客の車はとても少ない(b)。
 雨が少なかったためか水量は例年よりずっと少ない(c)。渓谷はまだ冬枯れのままだ(d)。モリアオガエルの棲む「底なし沼」もほとんど干上がっている(e)。今年はクロサンショウウオの卵は例年より数が多そうだ(f)。
 この時期に竜王峡遊歩道を歩いた最大の目的はザゼンソウの観賞だ。この冬場はよく晴れた日が多く、気温も高かったためか、ザゼンソウは開花も早かった。注意して歩いていないと花の色が保護色のため見落としそうだ(g)。近づいてみると十数株が大きな花を見せていた(h, i)。一方水芭蕉はようやく若葉が生長を始めたばかりだ(j, k)。
 ふだんの年ならばまだ開花はずっと先になるはずのショウジョウバカマが既に花をつけていた(l)。きのこの姿はまだ全くない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 杉花粉の飛散が凄まじい。朝、車のフロントグラスは黄色い膜に覆われている。


2019年3月15日(金) 虫もタンパク源?:冷凍アオロウジ
 昨日朝の散歩から戻り自宅に近づいたところで、ふと道の脇を見ると整った姿のツチグリがでていた(a)。昼飯時に冷凍してあったアオロウジを解凍して(c)炒めて食べてみた。意外と味わいがあった。昨年鬼怒川温泉の裏山で採取した株だ(b)。
 炒めたときに随所に白色の短い糸状のものが多数見られた(d)。どうやらいわゆるキノコ虫のようだ。あらためて薄切りにしてみると、傘肉内部には無視の潜んでいた穴が多数あった(e)。あまり気分は良くないが、まぁ、虫もタンパク源ということだ。
 自宅の庭にも、黄色いベトベトのきのこ(f)、干からびたニガクリタケなどもあった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今朝もまたよく冷え込んでいる。昨日朝よりも外気温は低くam5:00の時点で−3.8度だった。室内は前日の暖房効果が残っていたのか、摂氏5.8度あった。


2019年3月14日(木) やけに人懐っこいカモシカ:尚仁沢湧水群
 昨日昼食を済ませてから、塩谷町の尚仁沢湧水群の遊歩道を歩いた。きのこは当然まだ全く期待していない。尚仁沢の駐車場には自分の車以外は一台もいなかった(a, b)。
 遊歩道入口付近はまだ冬枯れのまま(c, d)。急な金属階段を下って尚仁沢に入る(e)。倒木はよく乾燥していた。ロクショウグサレキンに侵されたと思われる材はあるが、子実体の姿はなかった(f)。径脇のブナの張りだした根は芸術的だ(g)。湧水群の源泉では、忽然と冷たい水が湧き出していて(i)、水量はかなり多い(h, j)。
 帰路、幼いカモシカに出会った(k)。やけに人なつっこく、角や背や腹に触れても嫌がる気配はなく、10分間ほど戯れた。なんともかわいらしい表情をしていた(l)。だいぶ探してみたが、周辺に親カモシカの姿はなかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 今朝はよく冷え込んでいる。am4:30の時点で外気温摂氏−2.5度、室内4度だった。


2019年3月13日(水) マツカサキノコモドキがでてきた:日光市運動公園
 昨日の昼過ぎに日光市運動公園に行ってみた。ここの駐車場脇にはアカマツの林が、幅20〜30mで数百メートルほど帯状に続いていて(a)、毎年3月になるとマツカサキノコモドキが顔を出す。林床は松葉にすっかり覆われている(b)。
 今月初め頃にはまだ全く見られなかったが、昨日はマツカサキノコモドキがいくつも出ていた(c〜f)。昨年とほぼ同じ頃に出始めたようだ(雑記2018.3.14)。松葉をどけるとキチャワンタケも姿を現した。春のきのこシーズンがいよいよ開幕した。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今朝は昨年秋に購入した「にっこり」(巨大梨)を冷蔵庫から出して、朝食前に半分食べてみた。やはり新鮮なうちが最も美味いが、それでも味わいは落ちていなかった。生産者が話していたように、確かに4ヶ月近くも保存できた。


2019年3月12日(火) 炊き込みご飯とブリの照り焼き
 昨日の午前中はよく雨が降っていたので、朝食(a)を済ませてから炊き込みご飯の準備をした。一昨年秋と昨年春にカミコン(亡妻)と一緒に採取して冷凍保存しておいたキノコと山菜を室内にさらして解凍し始めた。
 午後になって雨が止んだので、いつもの散歩コースを歩いたが、城山山頂から男体山は山裾の一部しか見えなかった(b)。散歩の後、炊き込みご飯の準備をしてから、久しぶりに夕方まで菌類生態学関連の本に目を通した。
 夕食は山菜・きのこの炊き込みご飯(c)の他に、ブリの照り焼き(e)と大根の煮物(d)を作った。沢庵は農産物直売所で買ったものを薄切りにしただけだが、手作り料理は珍しく全品が味付けも上手くいき美味しくできた(f)。珍しく酒を飲まない一日だった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今朝はとてもよく晴れ上がっている。そろそろ朝の散歩の時間になる。


2019年3月11日(月) 本格的な雨:三重菌輪館から帰宅
 昨夜から雨がやや強くなり今朝も降り続いている。ようやく本格的な雨を迎えることができた。今日は早朝の散歩も中止した。予報では終日雨で風も強くなるという。

 昨日三重菌輪の会の総会から戻った。菌輪館では、久しぶりに元幼菌の会の会長Mさんや元富山植物園のHさんらにも会え、昨年同様に楽しい二日間を過ごすことができた。前夜祭に始まって、まる二日間昼も夜も連日無節操に食べたい放題食べ、飲みたい放題飲んだので、体重がしっかり増えていた。帰宅して測ってみると3Kgも増えていた。これだけ増えると、元の体重まで戻すには一ヶ月ほどかかりそうだ。
 今月末頃からは日光界隈でもきのこが発生し始めることだろう。本格的なきのこシーズンはまだ先だが、今のうちに埃だらけになっている顕微鏡室のテーブル周りや、検鏡器具などを掃除・整備しておかねばなるまい。



[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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2019
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2014 中下
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2012 上中
2011 中下 中下
2010
2009 中下 中下
2008
2007 上中
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