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2020年5月20日(水)  無謀な試み:ズボンのウエストサイズ修正
 コロナ禍で遠出もできず市街地に出ることも躊躇されたので、この機会にミシンを楽に使えるようにしたいと思い、朝の散歩のあと20〜40分間ほど練習し始めた。最初の三日ほどは上糸の通しや、下糸の引き出しを確実にできるまで繰り返した。
 何とか糸を確実にセットできるようになったところで、毎朝の散歩時に使っているミニショルダーバッグにルーペ固定用の留めを縫い付けたが(a)、針の停止が上手くできなかった(b)。そこで色鉛筆で引いた線をなぞって縫う練習を始めた(c〜e)。途中で下糸が無くなるといったトラブルにも見舞われた(c)。こういった練習はこれからも続けていくつもり。幸い白色系のボロ切れはまだたっぷりある(f)。

 午後になっても雨がやまない。そこで無謀なことを考えた。以前試着もせずサイズを間違えて買ってしまったズボンを直すことにした。このウエストサイズは79cm(g)。欲しいのは73cmだった。目見当で6cm分相当量をハサミで切り捨てた(h)。ミシンで縫う前に布がずれないように白糸で何ヵ所か固定して(i)、ミシンで縫い上げた(j)。
 布が予想外に厚かったせいか途中で二度ほど糸が切れたり絡んでしまった。そのため縫い目が汚らしくなった(k, l)。フィールドに穿いて出るズボンとして使うので見栄えはどうでもよい。試着してみるとウエストサイズはほぼ期待通りになった。
 

(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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 それにしてもいわゆる仕立て直しというのは何と難しいことかと思った。カミコン(亡妻)も仕立て直しだけは、専門の業者に依頼していた。初心者用の縫い方のガイド本には、当たり前だが、仕立て直しについては全く触れていない。


2020年5月19日(火)  キツネノワン&ヤリタケ最盛期
 いろは坂上り口から数Km手前の細尾にある豊川稲荷周辺では、キツネノワンとキツネノヤリタケが最盛期だ(a〜f)。クワの木がほとんど枯れてしまったり伐採されてしまったにも関わらず、今年もとてもよく発生している(a〜f)。
 このところ自宅近辺、城山や日光だいや川公園では大型のArisaema(テンナンショウ属)がとてもよく目立つ。城山のウラシマソウやマムシグサ、オオマムシグサをはじめ、ミミガタテンナンショウなど5〜6種類ほど見られる(g〜j)。昨日は珍しく雄花から雌花への性転換途中?の個体も見られた(h)。
 道路沿いではキツネアザミが大発生していて遠くからでもよくわかる(k, l)。ハルジオンはいたるところで群生しているが、そろそろヒメジョオンにとって代わられる様子がみえてきた。また、ナズナが終わりを迎えてマメグンバイナズナが目立ち始めた。
 
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(c)
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(k)
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(l)
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 今朝はしっかり雨が降っている。朝の散歩は中止。天気予報ではこれから数日は雨の降りやすい日が続くという。週末あたりにはきのこが出てくることだろう。


2020年5月18日(月)  日光だいや川公園は大賑わい
 昨日の朝は濃い霧に見舞われた。am5:20頃歩き出したが、いつもなら正面に見える城山は全く見えない(a)。急坂に始まる上板橋口ではなく、緩やかな女坂から城山に入った。緑がとても濃くなった(b)。稜線に出ると足元一面に雲海が広がっていた(c)。山頂からは高所も低所も霧の中で、上空には青空が広がっていた(d)。
 散歩の後30Kmほどサイクリングをして、途中開館したばかりの市営今市図書館に寄った。コロナ感染対策とかで、館内では椅子がすべて撤去されていた。

 自宅に戻り昼食後に車で日光だいや川公園に行くと、大駐車場も西口駐車場も満車に近い状態だった(f)。緊急事態宣言解除で大勢の人が繰り出したらしい。公園内は人だらけだった。ふだんの休日でもこれほど多くの人は見たことがない。
 公園内を一回りしたが、キノコは全くなかった。足元にはムラサキサギゴケの群落がいたるところに広がっていた(g, h)。川辺には野生のワスレナグサも数ヵ所に見られた(i, j)。スミレの仲間はまだまだ5〜6種が咲いている。今の時期特に多いのはアリアケスミレ(k)とタチツボスミレだ。タツナミソウはまだ小さなものばかりだった(l)。
 

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 今市図書館からは酒の蘊蓄に関する本と、裁縫の手ほどき本などを借りた。こういった本はふだんは館内の読書室で読むのだが、いまは読書室は閉鎖されている。


2020年5月17日()  初めて自分でフキを煮た
 農協直売所に珍しいことに栽培物ではない天然物のフキが並んでいた。懐かしくなってそれを買って帰った。栽培物も同時に陳列されていて天然物より見た目もきれいで値段も安かった。栽培物の方が処理が楽で味も安定しているのに何とも不思議だ。
 カミコン(亡妻)の生前には毎年のように山菜取りに行っては、コシアブラ、ハリギリ、コゴミ、ヨブスマソウ、ヤブレガサ、ウワバミソウ等とともにウドやフキも取っていた。いつも帰宅してからが大変だった。特にウドは皮むきの処理が面倒だった。
 そこで朧げな記憶にしたがって葉を切り分けた。そして茎を塩もみしたのち、熱湯に4分ほど通し(a)、冷ますとすぐに皮むきをして(b)、保存用容器に収めた(c)。半分ほどをゴマ油、醤油、ミリン、塩麹などで味付けした(d, e)。これを昼飯の主菜にした(f)。ナスの漬物と味噌汁は自家製、主食は雑穀を加えて炊いた三分つき米だ。
 
(a)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 緊急事態宣言解除を受けて、県営駐車場が閉鎖を解いた。県立図書館も開館した。しかし市営駐車場は月末まで閉鎖が続き、市営温泉も月末まで閉館。ただ、市営図書館だけは昨日(5/16)から開館した。今日は市営図書館に行ってくることにした。


2020年5月16日()  大失敗:未成熟幼菌の乾燥品だった
 先日奥日光の戦場ヶ原から千手ケ原を歩いた時にシャグマアミガサタケとオオシャグマタケの標本をそれぞれひとつづつ持ちかえった(a, b)。カミコン(妻)亡きあと標本を持ちかえることはほとんどなくなったので、珍しいことだった。
 あまり考えることなくサンプルを選んだ結果は、両者とも干からびた幼菌だった。結果としてオオシャグマタケからわずかに数個の胞子を採取できたが(f)、両者ともにほとんどの子嚢には胞子の姿は見つからなかった(d, e)。二晩も胞子紋とりを試みたが(c)、両者ともにひとつも胞子を落とさなかった。
 現地では両者ともに成熟しているかのように見えたが、それは幼菌がその後の乾燥状態のためにそれ以上成長できずに、乾燥して表面が黒っぽくなっただけのものだった。なお両者のミクロの姿は10〜20年以上前の雑記で以下の様に記している。

シャグマアミガサタケ 胞子と子嚢(2002年記)  雑記2002.5.24
オオシャグマタケ胞子と子嚢(2002年記)  雑記2012.5.22

(a)
(a)
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(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
(f)
 昨日の朝ようやくNHKふれあいセンターに電話が通じて、衛星契約を地上契約に変更することができた。4月始め頃から延べ200回くらい電話してようやく通じた目出度い日だった(雑記2020.4.21)。すでに支払ってしまった昨年度までのものはどうしようもないが、今年の4月1日に遡って地上契約に変更されることになった。


2020年5月15日(金)  菖蒲が浜から千手ヶ浜往復
 昨日奥日光の菖蒲が浜から石楠花橋を経て西ノ湖に寄り、千手ケ浜まで往復24Kmほど歩いてきた(a)。途中小田代ヶ原で休んでいるハイカーを数組見かけただけで、その先から千手が浜までは一部の工事関係者以外には誰にも出会わなかった。
 今現在日光市では数日前に解除された日光だいや川公園を除いて、すべての駐車場が閉鎖されている。龍頭の滝駐車場も例外ではない(b)。おまけに湖畔の遊歩道も数ヵ所で通行止めになっている(c)。だから千手が浜に出ても湖畔から戻ることはできない。
 千手が浜まで出ても、ハイブリッドバスの舗装路なり、山道の遊歩道を通って再び戻るしかなく、歩行距離は最短でも20Kmを越える。それを覚悟で、菖蒲が浜の工事関係車両基地の空地に車を停めた(d)。新緑の中の遊歩道を進んだ(e)。弓張峠では一時的に舗装路を通行するが、ここでも大規模な工事をしていた(f)。
 途中で出会ったきのこはシャグマアミガサタケ(g)、オオシャグマタケ(h)、タモギタケの幼菌(i)だけだった。千手が浜には誰一人いなかった(j)。帰路のハイブリッドバス路ではあちこちで猿の群れが路上にたむろしていた(k)。全行程にわたって路傍や斜面にはタチツボスミレが花盛りだった(l)。他の花はごくごくわずかだった。
 
(a)
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(c)
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(k)
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 そろそろ衣類の入れ替えをしなくてはならない。カミコン(亡妻)の遺品の整理はまだ全く手を付けていない。でもいずれやらねばならないのだろう。


2020年5月14日(木)  ミシンの使い方練習:立体マスク
 ミシンの縫い方練習はなかなか上手くいかない。上糸と下糸の調子合わせが結構難しい。縫いはじめの位置に針を落としたり、縫い終わりの位置でピッタリ停めるのも思いの外難しい。昨日ネット上から型紙(a)をダウンロードして立体マスクを縫ってみた。
 まずは練習用の布地で下準備をしてから、明るい色のハンカチに切り出し線を引いた(b)。紙と違って思い通りには切れなかった(c)。裏面を合わせてずれないように虫ピンで留めて(d)、ミシンで塗ってみた。やがて不細工なマスクができた(e, f)。
 今後もミシンを使う機会は多くなると思われるので、進歩の様子を振り返ることができるように、あえて明るい布地に黒糸で縫ってみた。左右不ぞろい、曲線が歪んでいる、縫いしろの位置がぶれている、などなど数え上げれば欠陥だらけ。
 先日(雑記2020.5.11)のフェルト地のマスクは布に一定の厚みがあって、厚紙の様にしっかりしているので、切ったり縫ったりするのが楽だったが、薄手の布地だと全く勝手が違ってずれやすくてかなり難儀した。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 マスクを縫った後でズボンの裾上げをやった。それまでホッチキスで留めてごまかしていたが、しばしば足を傷つけて痛いので、縫い上げてからホッチキスを取り外した。安心してズボンをはいたり脱いだりできるようになった。


2020年5月13日(水)  尚仁沢:ヒロメノトガリは出ていなかった
 昨日午前中は霧雨が降ったり止んだりした。朝の散歩で登った城山の頂きは摂氏18度だった。午後になって雨はほぼ止んだので、尚仁沢湧水群に行った。そろそろヒロメノトガリアミガサタケが出始める時期だ(雑記2019.5.20同2018.5.19)。
 駐車場には数台の車が見られた(a)。工事は既に終わっているのに相変わらず立入禁止の標識がそのままだった(b)。遊歩道入口はすっかり新緑に覆われている(c)。美しい水流を眺めながら歩くと(d, e)、やがて終点の湧水部に達する(f, g)。
 ヒロメノトガリアミガサタケはまだ出ていなかった。しかし、立ち枯れの材からモリノカレバタケのようなきのこが(h, i)、倒木にコガネヌメリタケが出ていた(j, k)。よくわからないきのこ(l)があったが裏返してみるとこれもコガネヌメリタケだった。
 ラショウモンカズラ(m〜o)とクルマバソウ(p〜r)が広範囲に渡って群落をなしていて、とても見事だった。両者ともに10数年ぶりの出会いだった。実は何度も出会っているにも関わらず、関心がなかったために気づかなかっただけなのだろう。
 
(a)
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 巷ではマスク不足が下火になり始めたというが、愚策の極みともいえるアベノマスクはいまだに届いていない。楽にマスク購入ができるようになる頃に届くのだろうか。


2020年5月12日(火)  駐車場が開いた:日光だいや川公園
 日光だいや川公園をはじめ県立公園の駐車場は軒並み閉鎖されていたが、10日まで閉鎖されていた駐車場が昨日から再び使えるようになった。一方日光市営の駐車場は月末まで閉鎖が続く。かたや10日、かたや月末まで、これが分かりにくい。それもあってか、昨日の昼でも日光だいや川公園の駐車場は1割ほどしか埋まっていなかった。
 園内の農協の直売所も開いたが、肝心の商品棚の多くが空っぽだ(b, c)。新緑が瑞々しくなってきたが、散歩する人は少ない(d)。相変わらずキンラン(e, f)、ギンラン(g, h)がとても多い。他にもハルジオン、チゴユリ、イチリンソウ、ニリンソウ、マムシグサ、などがとてもよく繁茂している。
 
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 市営温泉は今月末まで閉鎖。自宅は風呂が使えずシャワーのみなので、手足を中心とした持病の症状がかなり悪化している。皮膚表面がじわじわと足の踵のような状態になってきている。着替え時に衣類が引っかかってイライラする。


2020年5月11日(月)  ミシン操作の練習でマスクを作った
 昨日は早朝から10時過ぎまでずっと雨。朝の散歩に出られないので、その時間帯はミシンの操作練習をした。出来上がったのが紺色のマスクだ(a, b)。素材は、百円ショップで買った手頃なサイズのフェルト(c)とキッチンペーパー(d)、そして友人から送られたゴム紐(e)。百均のキッチンペーパーは量がとても少ない。
 このマスクを作るにあたって、事前に準備練習を重ねた。ボビンへの巻取り練習。上糸の通し方と針への通し方の練習。下糸の通し方と引き出し方の練習。そして布をうまく手で抑えながら縫い上げていく練習。何度かこれらの練習を繰り返した後、いよいよフェルトに折り目をつけて縫い、ゴム紐を縫い付ける作業に取りかかった。
 ブラザーのリゼレ(Lisere)という機種のミシンは40年ほど前に、それまで使っていた足踏み式ミシンを下取りにして購入したことがわかった。当時としては家庭用ミシンの最高級品で価格が12万円もしたらしい。メーカーのサイトには既に取扱説明書やパーツは掲載されていないので、メーカーに問い合わせてみることにした。
 
(a)
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(c)
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(e)
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(f)
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 昼前の11時過ぎに城山コースへ散歩に出た。とても暖かいので半袖Tシャツ一枚で歩き出したが、山頂に着く頃には汗びっしょりだった。気温は摂氏20度もあった(f)。散歩から戻って最初の仕事はシャワーを浴びることだった。
 昨夜は何となく寝付かれないので、ウイスキーの炭酸割りを3杯(180ml)ほど飲んだがやはり眠くならない。結局一晩中布団の中で高橋真梨子の唄を聴くことになった。今朝はまだアルコールがほとんど抜けていない。


[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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