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2022年4月10日()  春の野草を天婦羅で味わった
 昨年野生化したソバから採った種(雑記2021.10.11)を先月庭の畑に蒔いたが、これが目を出し始めた(a)。上手く育ってくれることを祈って水やりをした。
 朝の散歩で城山から降りてくると途中でコゴミに出会った(b)。やや育ちすぎている状態だったが、先端が比較的硬いものを採取した(c)。ツクシンボウと併せて天婦羅にしようと思い、自転車で大谷川の堤に採りにでかけた(d, e)。場所によってはよく出ているが多くは既に採取時期を失していた(f)。
 持ち帰ったツクシンボウ(g)はハカマとりをして調理できる状態にした(h)。先のコゴミと併せてバットに並べてみた(i)。このうちから一部を手元にある野菜類を加えて天婦羅にすべく準備した(j)。衣には薄力粉だけでなく片栗粉を加えた(k)。夕食はこれらの天婦羅に焼酎となった(l)。結構いい分量になった。
 
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2022年4月9日()  上部は急な雪面が広がっていた:社山
 奥日光の中禅寺湖畔に聳える社山に登った(a)。天気予報で数日間好天が続くというので、急遽奥日光の山を歩くことにして対象を社山にした。簡易アイゼン、ロングスパッツ、サングラスなどを準備してam8:00に自宅を出て、am8:50頃に歌ヶ浜駐車場に着いた(b)。この時の気温は摂氏4℃で風が強く寒かった(c)。
 男体山(d)、日光白根山(e)、社山(f)が青空の下に聳えていた。社山の上部を見ると雪面が際立っていた(g)。湖畔の遊歩道も日陰は雪道になっていた(h)。阿世潟周辺には雪は少なく(i)、峠が近づくとアイゼンの必要な雪面になった(j)。
 阿世潟峠に雪はなく(k)、ここから社山への登山道にも雪はなかった(l)。しかし進むにつれ登山道は雪に覆われ(m)、雪山初心者には危険な斜面となり(n, o)、山頂まで雪道が続いた。山頂(p)で昼食をとり(q)、10分間ほど展望を楽しんだ。下山は急な雪道を下ることになるので慎重に歩いた(r)。
 
(a)
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 終日青空が広がって快適な山歩きを楽しめたが、時折猛烈に強い風に見舞われた。朝はとても寒かったが、昼近くには暑くなった。誰一人出会うことはなかった。また登山道の踏み跡もとても少なかった。やしおの湯で体をほぐしてから帰宅した。


2022年4月8日(金)  春の野草をたっぷり楽しめる:尚仁沢湧水群
 昨日は終日曇り空で今にも雨が降り出しそうな冷え冷えした一日だった。朝の散歩で歩いた城山ではエンレイソウが花をつけ始めていた。
 昼前に久しぶりに塩谷町の尚仁沢湧水群に行った(a)。樹木はまだほとんどが裸状態だがツツジが綺麗だった。好みの山菜のヤブレガサはごく一部(b)を除いて大部分はすっかり開ききっていた。イワタバコの葉が面白い姿を見せていた(c)。
 春の野草が沢山出ていた。特にスミレの仲間(d〜f)、キクザキイチゲ(g)、イチリンソウ(h)、カタクリ(i)、ネコノメソウの仲間はあちこちで大きな群落をなしていた。湧水起点周辺ではワサビの群落が花を咲かせて見事だった(k, l)。撮影こそしなかったが、他にも数種類の花が見られた。
 
(a)
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 尚仁沢からの帰路ツクシンボウを摘んだ。夕方このツクシンボウのハカマとりをして夕食のおかずにした。食後のデザートにカボチャとショウガを焼いてコーヒーを淹れた。


2022年4月7日(木)  スミレの仲間が豊富な山:二股山
 鹿沼市の下沢集落から二股山の回遊コースを歩いた(a, b)。早朝散歩を終えてから準備してam9:30頃鹿沼市の二股山の下沢集落に向かった。20Kmほどありam10:05頃に登山者用駐車場に着いた(c)。ここは地元の方の厚意で維持されている。
 回遊コースの起点には案内図が設置されている(d)。沢沿いの急斜面には細かくジグザグに道がつけられている(e)。登山道は至る所スミレだらけだ(f)。タチツボスミレはじめ5〜6種のスミレの仲間が見られる。
 南峰近くはロープの張られた急斜面で(g)、稜線に出ると雷電様が祀られている(h)。少し進むと二股山の頂(南峰)だ(i)。北峰への下りは急斜面(j)で、鞍部(キレット)にはしっかりした標識がある(k)。北峰へは急な岩場を登る(l)。迂回路もある。北峰には祠がある(m)。ここから仰ぐ南峰は鋭く尖っている(n)。
 北峰からは急な尾根を下り(o)、少し登ると下沢城跡で(p)、石垣跡(q)や堀切跡が残っている。再び急斜面を降りると回遊コースの起点に着いた(r)。
 
(a)
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(c)
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 気温こそ比較的高かったが、歩いている時はずっと曇り空で展望は得られなかった。午後になると青空が広がり始めた。出発時にコンビニでおにぎりなどを買ったが、昼には下山していたので、自宅で味噌汁を作って昼食とした。


2022年4月6日(水)  一気に春が来た:ツクシンボウ摘み
 昨日は早朝4:30に既に外気温8.8℃/室温9.0℃もあり、朝の散歩で歩いた城山の頂ではam9:20に14℃もあった(a)。前日とは大違い、一気に春になった。空は一部に青空も見えたが日光連山の上には厚い雲がかかり始めていた(b)。
 午後ツクシンボウを摘みに大谷川の堤を歩いた。車を日光だいや川公園に駐めてそこを起点に堤を4Kmほど歩いてツクシンボウを摘んだ。前日の雨のため全体的にグッショリ萎れたものが多かった。今のところ今年のツクシンボウは良質なものが少ない。
 公園に戻ると空はすっかり曇って日光連山は完全に雲の中になっていた(c)。公園の芝の斜面にはチャムクエタケモドキがやたらに多くよく目立った(d)。
 帰宅後にツクシンボウのハカマとりをして(e)醤油ベースの薄味にした。夕食後にこれと鯛焼を焼酎の肴にした(f)。鯛焼も焼酎も友人から頂いたものだ。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
(f)
 これまで週に1〜2回手捏ねでバン・ド・ミを作ってきたが、これは結構時間がかかる。昨日ホームベーカリーを使ってパンを作った。いつも通り水道水の他は、強力粉と塩とイーストの3点だけで、砂糖やバターは使わない。意外と美味しいパンに仕上がっていた。今後は積極的にホームベーカリを使っていこう。


2022年4月5日(火)  タマキクラゲとヒメキクラゲ:覗いて遊んだ
 先月19日に持ち帰っていたタマキクラゲ(a)とヒメキクラゲ(g)は結構な量があったので、いずれも熱湯に通して黒蜜をかけて昼食後のデザートにした。ゼラチン質が程よい歯ざわりとなって結構いける。両者とも一部を残して、それぞれシャーレに入れておいたが、いつのまにかすっかり忘れていた。昨日それを見ると両者ともすっかり乾燥してペチャンコになっていた(b, h)。[上段:タマキクラゲ、 下段:ヒメキクラゲ]
 面白半分にこれらの厚みを測ってみた。(c)と(d)はタマキクラゲ。(i)と(j)はヒメキクラゲ。両者とも採取時には6〜8mmほどの厚みがあった。ヒメキクラゲの方がより薄くなっている(i, j)。捨てる前に胞子(e, k)と担子器(f, l)を覗いて遊んだ。顕微鏡写真にはあえてスケールはつけなかった。赤色はフロキシンで染めたからだ。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(i)
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(j)
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 昨日は終日冷たい雨が降り続いていた。散歩もフィールド探索もできなかった。


2022年4月4日(月)  久しぶりに担子菌を検鏡した
 昨日の午後は冷たい雨が降り出したので室内で大人しく過ごした。先日大谷川の堤で出会ったチャムクエタケモドキを顕微鏡で覗いて楽しんだ。手指のレイノー症状のため、指を意図したように動かすことができず、ヒダの薄切りには難儀した。
 ヒダをルーペで拡大して見ると縁にシスチジアらしきものがありそうだ(a, b)。何度か試みてやっとヒダの薄片を切り出すことができた(c)。先端を見るとたしかにシスチジアがある(d)。側面の子実層には担子器も見える(e)。
 よりはっきり見るためフロキシンで染めた(f)。これをKOHで封入して押しつぶしてみた。縁シスチジア(g)や担子器(h)、クランプ(i)などを確認しやすくなった。胞子紋から胞子を見たが、水封中で泳いでしまいピントを合わせられなかった(j)。
 
(a)
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(i)
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 早朝散歩ではタマキクラゲやヒメキクラゲが乾燥して真っ黒になって落枝(k)にへばりついていた(k)。散歩から戻ったあとスマホアプリの歩数計で3月の月間総歩数を見た。平均すると13,000歩/1日を超えていた(l)。


2022年4月3日()  オウレンは結実し、キクザキイチゲが・・・:城山
 昨日はam6:30になっても外気温−2.8℃/室温4.4℃で、前日に引き続き寒い朝だった。朝の散歩では久しぶりに下板橋側に降りた(a)。城山の頂からは数日ぶりに日光連山の山並みがくっきりと青空の下に映えていた。
 オウレンの花季はすっかり終わり、結実期を迎えていた。放射状に着いた実は5〜12個とまちまちだ(b, c)。6つと9つのものが多かった。シュンランは終わりを告げ始め、カタクリはようやく開き始めたばかり(d)。アズマイチゲ キクザキイチゲが花をつけ始めた(e)。スミレは4種類ほど見られるようになったが、タチツボスミレが圧倒的に目立った(f)。
 [修正] 写真(e)はアズマイチゲの間違い。鹿沼の石原さんからご指摘を受け修正した。ありがとうございます。
 
(a)
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 先日南平山シロキツネノサカズキを一部採取した(g)。処分する前に顕微鏡で覗いて楽しんだ。コップの部分の縁の毛は拡大して見るととても見事だ(h, i)。子実層(コップの内側)を薄切りにして覗いた(j〜l)。(j)は水道水で、(k)と(l)はメルツァー試薬で封入した。胞子は楕円気味の紡錘形でとても大きい。子嚢は非アミロイドだが、側糸に含まれた粒子がアミロイド反応を示している。標本は残さず検鏡後に処分した。


2022年4月2日()  北風強く寒い一日だった
 前夜からの氷雨は早朝まで降り続いていた。雨が止むのを待ってam9:00過ぎに散歩に出た。am10:30になっても城山の頂きでは摂氏3℃しかなかった(a)。散歩コースでは春の野草がずいぶん増えてきた。カキドオシはまだ小さいが花をつけ始めた(b, c)。ムスカリはあちこちで群れている(d, e)。オキナグサがかなり大きくなって今にも花が開きそうになってきた(f)。
 昼頃に日光だいや川公園に行った。跨道橋の上から眺め下ろすとまだ冬景色のままだが(g)、地表では地獄の釜の蓋という別名をもつキランソウも出てきた(h, i)。ソメイヨシノはようやく蕾が赤みを帯び始めた(j)。大谷川の堤ではチャムクエタケモドキが増えてきた(k, l)。強い北風に吹かれてとても寒かった。
 
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 今朝はam4:00に外気温−3℃/室温4℃。寒い寒い。朝から炬燵の中。


2022年4月1日(金)  タイヤラックとツクシンボウ
 少し前まで駐車場の奥隅はお隣さんが使っていた。ところが3月始め頃に自由に使って下さいといわれた。そこで最近は車用品と自転車を置くようになっていた(a)。一方タイヤはビニールを被せてはいたが屋根なしの場所に野ざらし状態だった(b)。
 昨日意を決してタイヤラックを屋根下に移動した(c)。そこにタイヤを収納し(d)、自転車は向きを変えた(e)。従来タイヤラックのあった場所はスッキリした(f)。
 
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 散歩の途上、数日前に幼菌だったツクシンボウが成熟していた(g)。そこで昼過ぎに自転車でツクシンボウ摘みにでかけた。ところが今にも雨になりそうな気配に急いで引き上げたので収穫量は前回よりも少なかった(h)(雑記2022.3.29)。
 大半は親しい友に発送して、一部を自家用として10数本を天ぷら用食材にし、残りを佃煮風に調理した(i〜l)。夜は久しぶりに天ぷらを揚げた。食べ過ぎた。飲み過ぎた。


[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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