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2023年6月20日(火)  ヒロメノトガリとマイヅルソウ:戦場ヶ原
 昨日奥日光の戦場ヶ原を散策して一日を過ごした(a)。早朝は前日からの熱中症の症状がまだ続いていた。さらに右膝の故障が思いのほか重症で、山での下りは危険と思われた。そこで、城山経由の早朝散歩は中止した。
 朝方は曇り空で日光連山は雲の中だった。室内は蒸し暑かった。暑い室内で過ごすより涼しい屋外で過ごす方が賢明と思われたので、am7:15頃戦場ヶ原に向かった。体調次第で、園地のベンチで勉強するか、戦場ヶ原周辺を歩くか決めることにした。学習用の本を車に積み、握飯とカメラも準備した。いろは坂を上がる頃には青空が広がり三本松園地に車を駐めたam8:00過ぎには(c)周辺の山々もはっきりしてきた(d〜f)。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 歩く準備をしてam8:20頃に三本松園地を後にした(b)。pm3:30頃まで戦場ヶ原から湯滝や小田代ヶ原を歩き回った。結果として15〜18Kmほど歩いたようだ。
 色々な野草が多数咲いていた。またきのこも5〜6種類ほどであった。それらのなかでも、北戦場ヶ原では川辺の道で、1Kmほどの間に大きなヒロメノトガリアミガサタケが40〜60本ほど乱立していた(g〜i)。先日の千手ヶ原といい、男体山といい、この日の戦場ヶ原と、今年はヒロメノトガリの当たり年のようだ。湯滝近くでカンムリタケが大群生していた(j〜l)。平地では終わっているが、標高1,400mではこの時期なのか。
 多くの野草が花を開きたっぷり楽しめたが、ここでは2種だけを掲載した。マイヅルソウ(m〜o)、ツマトリソウ(p〜r)は戦場ヶ原のいたるところで咲いていた。
 泉門池のベンチで昼食をとった。小田代ヶ原に楽しい掲示板が出ていた。
 
(g)
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(i)
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(q)
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 帰路、いろは坂を降りて市営温泉やしおの湯で体をほぐしてから帰宅した。熱中症の症状は治まったが、右膝の故障は朝の状態とあまり変化はなかった。でもこの日の歩行は多少なりともリハビリ効果はあったように感じた。


2023年6月19日(月)  栃木県中央公園と県立博物館へ
 昨日昼近くの時間帯に宇都宮の栃木県中央公園の駐車場に車を駐めた。ほとんど満車の状態だった(a)。公園の一角にある県立博物館で行われきた企画展「甲殻類ワールド」(i)とテーマ展「地中に生えるきのこ」(j)が、この日最終日だった。
 慶応大学のT.Kさんもやってくるというので、久しぶりに彼にも会いたいと思って、その時間に合わせてのことだった。少し早かったので、公園内を歩いてみた。青変性のあるイグチが2種(b, c; d, e)とノボリリュウタケ(f, g)が出ていた。
 テーマ展の責任者の学芸員K.Yさんを中心に、その知人友人ら5人ほどで展示を見ながらいろいろな話題が飛び交った。それらを聴いて楽しみながら1時間ほどを過ごした。T.Kさんの奥さんにも初めてあった。
 
(a)
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(c)
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(i)
(i)
(j)
(j)
 昨日は気温がとても高く、30分ほど公園を歩いただけだったが、熱中症の初期症状に見舞われた。テーマ展の展示会場では立っているのが辛い状態だった。


2023年6月18日()  大集団とのすれ違いにウンザリ:男体山
 昨日、表口登山道つまり二荒山神社表門から男体山に登った(a)。下山路も同じコースを戻った。2020年に登拝料金がそれまでの500円から1,000円になって以降(雑記2020.10.21)、表側からは同2021.10.15に一度登ったが、それ以外は裏側の志津小屋側から登って表側に降りている(同2021.5.30同2022.7.9)。
 am5:45頃に登山者用駐車場に着いた(b)。既にすべての駐車場が満車で、かろうじて第一駐車場の隅に車を潜り込ませた(c)。するとすぐに満車表示が出た(d)。神社の開門はam6:00。すでに多くの登山者が記帳・支払いをしていた(e)。
 門をくぐって階段を上ると(f)、ブナの急斜面となる(g)。さらに林道を1Kmほど歩き、いよいよ鳥居のある四合目だ(h)。ここが実質的な登山道の始まりで、七〜八合目の急な岩場等を登ることになる(i)。歩き始めた頃から次々に追い抜かれていたが、七合目の岩場あたりで、追い越していった人たちが休んでいた(j)。九合目(k)あたりでは先頭集団の一員になっていた。この先は溶岩のガラ場となる(l)。
 
(a)
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(l)
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 山頂台地の入口にある鳥居(m)にはam9:30頃着いた。山頂台地一帯や銅像の周辺には多くの人の姿があった(n, o)。大きな剣が設置された山頂はすぐ近く(p, q)。ここからの展望は素晴らしい。日光白根山(r)、女峰山(s)はもちろん、遠く尾瀬の燧岳も見られた(t)。眼下には中禅寺湖が広がる(u)。
 下山路は同じコースを戻った。この日は梅雨の合間の好天の土曜日、非常に多くの登山者があった。下山中に登ってくる大集団に何度かであった。50人以上の巨大集団もあった。狭い登山道では彼らが全員通り過ぎるまで、じっと耐えて待っていなくてはならない。待ち時間はときには10数分に及んだ。集団をいくつかの小さなグループに分けて登ってくれればその合間に少しでも下山をできるのだが、リーダーにその知恵はなさそうだった。その結果、下山時にじっと待っていた時間は延べ30〜40分にも及んだ。
 
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(x)
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 集団とのすれ違いの都度、うんざりしながら待ち、車に着いたのは正午近くなっていた(x)。まだ大半の登山者は戻っていないらしく、車の数はほとんど減っていなかった。下山路のブナ林には巨大なヒロメノトガリアミガサタケが10数本でていた。20cm前後のものが多かったが、30cmを超えるものが数本みられた(v, w)。
 いろは坂を降りて市営温泉やしおの湯で疲れを癒してから帰宅した。昼食用に背負って行った握り飯は、自宅で味噌汁などを加えて遅い昼食にした。


2023年6月17日()  これといったきのこはなかった:那須野が原公園
 昨日久しぶりに那須野が原公園を歩いてみた。広葉樹林の下はきのこのありそうな雰囲気は全くなかった。公園に到着したam11:15には摂氏21℃だったが、今にも雨が降りだしそうな空模様だった。念のために傘を持って歩いた。
 きのこは非常に少なく、ベニタケ属、アマタケ(a, b)、オオホウライタケ(c, d)、オオヒメノカサ(e, f)以外のきのこはごくわずかしか見られなかった。ひとつないし二つほどみられたのは、アミタケ(g, h)、カバイロツルタケ(i)、ダイダイタケ(j)、マツオウジ(k)、ホコリタケ(l)くらいだった。総じてきのこの発生は芳しくない。
 途中から強い日差しが射し始めて気温はぐんぐん上昇しだした。休憩小屋で握飯の昼食をとり車に戻ると、直射日光下の車内はpm1:10頃摂氏34℃まで上がっていた。野草もワルナスビとドクダミが一面に広がっており、それらに交じってイチヤクソウやタツナミソウの仲間が見られる程度だった。
 
(a)
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(c)
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 昨夜はタモギタケのたっぷり入ったカレーライスを作り、これを2杯食べた。天気予報では今日明日は好天となり気温も上がるという。今日は避暑にいろは坂を上がろう。


2023年6月16日(金)  あらためて日光だいや川公園を散策した
 昨日の朝は雨こそ降っていなかったが、どんよりした重苦しい空だった。早朝散歩路で7〜8個の杉の切株からミドリスギタケが多数出ていた(a, b)。午後から雨予想が出ていたので、昼前に日光だいや川公園に行った。
 イチヤクソウの仲間があちこちで花をつけていた(c, d)。この公園でクモキリソウを見たのは初めてだ(e, f)。グラウンドゴルフ場は多くの人で賑わっていた(g, h)。遊歩道脇からはキシメジ科のきのこ(i, j)やハタケシメジも出ていた(k, l)。
 
(a)
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(i)
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(j)
(j)
(k)
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(l)
 きのこモードで歩いてみると。多くのきのこに出会った。先日見たきのこは勿論のこと(雑記2023.6.14)、ムジナタケ(m, n)やイタチタケ(o, p)の幼菌、未熟なカメムシタケ?(q, r)、ベニセンコウタケ(s, t)、コキイロウラベニタケ(u, v)も見られた。
 久しく出会いのなかったご禁制品にも出会った(w)。シロソウメンタケは多くが踏んづけられて潰れていた(x)。午後からは雨が降りだした。
 
(m)
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(o)
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(p)
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(x)
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2023年6月15日(木)  梅酒と梅干作り:まずは熟し始めた小梅から
 昨日もほぼ終日雨。フィールドでの活動はあきらめて、室内で梅酒作りと梅干作りをした。今回使ったウメはやや熟し始めた小梅。親しい農家から1Kg入り袋(a)を3つ貰ったので、そのうち2Kgを梅酒に、1Kgを梅干しに当てた。
 まずは4L瓶とホワイトリカー1.8Lパックを2組と角砂糖1Kgを準備した。小梅はとりあえず水洗いしたのち、半日水切りをしてから(c)、それぞれ角砂糖250gを一緒に瓶に入れ、その上からホワイトリカー1.8Lを流し込んだ(d)。
 梅干しは洗った小梅を塩もみしてから(e)、パレット3つに分け、一晩冷蔵庫に寝かせてから、密閉瓶に入れた。そして上から塩150gと酢80g、さらにハチミツ100gを加えてから栓をした(f)。明日には普通サイズの青梅による梅酒と梅干も作る予定だ。
 ちなみに昨年も青梅から小梅から梅干しを作っている。毎日朝晩少なくとも、一つから三つを食べ、さらに山歩きでは握飯の中身にしていたので、多量に作っても意外と早くなくなる。塩分摂取量は平均的な人たちの数倍になるだろう。血圧が高めなのはアルコールだけではなく梅干しの影響も大きいのだろう。
 
(a)
(a)
(b)
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(c)
(c)
(d)
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(e)
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(f)
(f)
 昨年11月末に作ったカリン酒はすでに最後の1本が残っているだけになった。


2023年6月14日(水)  とてもくたびれた:伐採枝の処理
 早朝散歩のあと日光だいや川公園を散策した。歩き始めて20分もすると突然強い俄雨に見舞われた。そのため結局駐車場周辺だけ、つまり公園全体の1/5程度を歩いただけに終わった。
 ベニタケの仲間があちこちに多数でていた(a)。アカヤマタケ(b)、ハラタケ属(c)、オオホウライタケ(d)も数ヵ所に出ていた。コケの中からはイッポンシメジ属(e)やケコガサタケ属(f)が出ていた。園内の農協直売所で野菜を買って引き上げた。
 
(a)
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 昼食後に懸案の伐採枝の後処理の作業をした。伐採枝は玄関前の茶室に続く斜面と石垣下の2ヵ所にに積み上げてあった。これを短く切断しながら駐車場にしていた場所に積み上げた(g〜k)。この作業には3時間ほどかかり、汗びっしょりになった。
 とりあえず今回の処置をもって伐採作業は終わりにした。陽光が当たるようになったので、再び畑を復活することができそうだ(l)。それにしても非常に疲れた。


2023年6月13日(火)  庭木の伐採(3) だいぶすっきりした
 昨日午前中庭木の伐採のための枝落としをした。3回目くらいになるだろうか。早朝は雨がかなり降っていたが、am8:00過ぎ頃から霧雨となった。そこで電動チェンソーと鋸、梯子を持ち出して高いところや大ぶりな枝を除去する作業をした。
 玄関前の茶室周辺には嫌な位置に日陰を作る樹木が数本あった。迂闊に切り落とすと電線を切断しかねない(a)。そこで梯子をかけて屋根近くまで上がって、まず電線より上の部分を少しずつ切り落として、電線をよけながら下に落とした。電線との接触の心配がなくなったのち、樹木を基部から伐採した(b)。足元が不安定なので緊張の連続だった。臨家との境の灌木類は、前回の伐採で上部の枝はほとんど切り落としてあったので(c)、これを1.5m程の高さのところで伐採した(d)。
 茶室への斜面は綺麗になっていたが(e)、昨日の伐採で再び切りくずが山の様に積みあがった(f)。近々これらを処分するため1m程の長さまで小さく刻まねばならない。それを思うと気が重い。
 
(a)
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2023年6月12日(月)  ミヤマトンビマイとハナビラタケを調理
 先日滝尾古道で採取したミヤマトンビマイ(a)(雑記2023.6.9)と鬼怒川公園で採取したハナビラタケ(b)(同2023.6.2)はいずれも冷凍保存してあった。昨日これを自然解凍して、いずれも薄切りにして(c, d)天婦羅にした(e)。
 あわせてナスとジャガイモも天ぷらにしたので、これを昨日の夕食の主菜にした(f)。どんなきのこでも、天ぷらにすると歯ざわりこそ異なるが、味はみな同じようになってしまう。だから、天ぷらではきのこの持ち味は失われてしまう。
 
(a)
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 ミヤマトンビマイの一部は佃煮にした。まずきのこを小さな小片に刻んで(g)、炊飯器で柔らかくした(h)。炊飯器は専ら圧力釜として使った。その後、味付けをして普通の鍋で1時間ほど弱火にかけた(i)。味わいのある佃煮ができた(j)。
 
(g)
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(i)
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(k)
(k)
(l)
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 昨日は終日雨だったので、スーパーマーケットまで買い物に行った以外は外には出なかった。石垣に多数のカタツムリが蠢いていた(k, l)。30匹ほどを捉えて熱湯に通した後、塩コショウで味付けして焼酎の肴にした。コリコリしていた。


2023年6月11日()  大谷街道から宇都宮駅へ:徒歩で30Km
 幸麺の超激辛タンメンを食べたくて、宇都宮まで歩いた(a)。これまで徒歩で宇都宮へ出るには国道の日光街道を歩いたが、昨日は板橋トンネルを抜けて(b)、文挟駅近くを通り宇都宮市に入った(c)。そして古賀志山を眺めながら(d, e)、駒生交差点で宮環に出た(f)。道路脇ではネジバナ(g)やキキョウソウ(h)がよく咲いていた。
 市街地に出る頃には足がかなり疲労気味だった。やっとのことで幸麺に到着すると客が10数名ならんでいた(i)。ここで25分ほど待ち店内に入った。超激辛タンメンは久しぶりにとても美味かった(j)。食後、二荒山神社前を通り(k)、宇都宮駅に着いた(l)。
 
(a)
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 朝自宅を出たのはam6:30頃。幸麺に着いたのはpm1:25頃。つまり7時間近く舗装路を歩き続けたわけだ。店を出たのはpm2:30頃。宇都宮駅にpm3:20頃到着したが、次のJR日光線pm4:16分発。駅で1時間近く待つことになった。帰宅したのはpm4:55頃だった。およそ30Km超の舗装路面歩行となり、とても疲れた。


[節目]

2021年6月20日庚申山にて遭難:自力で生還 (たわごと 2022年6月15日)
2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

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