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日( )
2013年1月30日(水)
 
久しぶりの新舞子浜公園
 
 昼前に近くの新舞子浜公園を歩いてみた(a)。先週は雨も降ったことだし、何か変化があるかもしれないと思ってのことだった。遊歩道脇には相変わらずナガエノホコリタケが見られた(b, c)。チャダイゴケの仲間はほとんどがペリジオールを弾き出していた(d)。カサと柄を持ったきのこはやはり少ない。わずかにマツカサキノコモドキが少し見られた(e, f)。
 朝パソコンの電源を入れたところ異音がするだけで起動しなかった。そこでいったん周辺装置をすべて取り外して昼過ぎまで放置しておいた。昼飯後に再び電源を入れるとようやく起動した。しかし、応答性が非常に悪く、仮名漢字変換にもとても時間がかかり、突然固まってしまう。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 上記の通りメインパソコンはひどい状態だが、いまだクリーンインストールをする覚悟ができていない。ここ三日ほどの雑記は予備のパソコンやら古いノートパソコンからの更新だが、今日はなんとかメインパソコンから更新した。いずれにせよ何らかの抜本的対策が急務だ。

2013年1月29日(火)
 
長い長い休館:いわき市立図書館
 
 図書情報システム更新に伴う臨時休館とかで、いわき市立図書館が2月1日(金)〜2月28日(木)のまる一ヶ月間休館となる。その代償というか、1月18日以降に借り出した本は貸出期間が延びて、返却予定日が3月1日になる。
 転居して以来、週に2回ほど図書館に通って、常時6〜10冊ほど借りてきたので、一ヶ月にわたる休刊はとても痛い。このほか市立図書館を窓口にして県立図書館の本も借りてきた。2月中に県立図書館の本を借りるには遠くの福島市まで行かなくてはならない。
 貸し出し期間が長くなることを受けて、ドーキンスの「盲目の時計職人」「祖先の物語」、グールドの「ダーウィン以来」「ぼくは上陸している」、マーギュリス「生命とはなにか」など、ふだんの返却期限内ではなかなか読み切れない本をめいっぱい借り出していた。
 冬場のいわき市にはきのこはほとんど無い。したがって、原稿の執筆が進むはずだが、なかなかその気になれず筆が進まない。おのずと逃げるように読書となる。読書時間がたっぷりとれるから、沢山借りてもすぐ読み終わってしまう。今日も4冊返却した。借りた本を読むには2月いっぱいかかると思っていたが、このぶんだと2月の第一週で底をついてしまいそうだ。

2013年1月28日(月)
 
鹿島灘と九十九里の浜
 
 千葉県立中央博物館で行われる千葉菌類談話会のスライド会に参加するため、土曜日(1/26)の払暁am3:00にいわき市の自宅を出発した。茨城県北の浜、鹿島灘の浜を経て、千葉県の銚子大橋を渡り、外房九十九里浜の海浜を観察してから本千葉駅近くの宿に入った。
 茨城県の浜は一昨年の大津波の影響は比較的少なかったが、海浜生のキノコは一つも見つけられなかった(a, b)。銚子大橋を経て九十九里領域に入ると、いまだに大津波の被害の爪痕が広範囲に広がっていた。海浜の松林では多数のダンプと重機により大規模な工事が進められていた(d〜f)。かつてシモコシ、マツバハリタケ、ハツタケなどを育んだ松林はその面影すらなくなっていた。この日訪問した海浜のすべての場所で、きのこの姿はまったく見られなかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 千葉菌類談話会のスライド会は盛況で、懇親会も多くの参加者を迎えて盛り上がった。日曜日にはつくば市北部、益子の陶器市、袋田の瀧、茨城と栃木の県境付近の峠道を越えて、いわき市の勿来に出た。内陸部と峠の道はどこも雪と氷で被われていたが、いわき市の市街地が近づくと雪はほとんど見られなくなった。今朝のわが家にも雪はまったくない。

2013年1月26日()
 
転居からまる一年
 
 早いものでいわき市に引っ越してきて今日でちょうど満一年になる(雑記2012.1.26)。隣近所の人の話では、昨年はとりわけ寒い冬だったという。凍えながら段ボールを開いて荷物を開梱したのがつい昨日のようだ。今のところこの冬は例年並みらしい。都会にはない田舎固有のしきたりや行事も一通り味わい(同2012.9.9同2012.3.12)、隣近所や集落の濃密な人間関係にも慣れた。また福島第一原発にも近いため、マスコミの嘘が手に取るようにわかる。
 きのこやコケに関わる環境は抜群に良くなった。パソコンと顕微鏡を常置した観察専用室を設けることもできた。徒歩や自転車で容易にたどり着けるフィールドが身近にあり、車で1時間も走れば多様な樹種に囲まれたフィールドが豊富に広がっている。

 まだam2:30だがまもなく出発して千葉に向かう予定。高速道路を使わないので時間がかかる。千葉菌のスライド会に参加して、明日はつくば市を経由して帰宅することになる。


2013年1月25日(金)
 
わずかな改良:ボルトナットミクロトーム
 
 先日菌懇会のスライド会に行った折りに、埼玉のKさんから、製作依頼してあったボルトナットミクロトームを受け取った(a 左側)。従来型にわずかな改良を加えたものだ(雑記2012.12.10)。
 ピスの入る穴の部分のねじ山を削り取って平滑にした(b, d)。従来のものはナット内面のねじ山はそのままだ(b, c)。ナット内面が平滑だと押し上げがより安定する。また、筒径が広がり太めのピスも扱える。片刃カミソリを使うことを前提に天板のワッシャーも少し大きくした。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
 Kさんに依頼する前に、自分でも改良型を作ってみたが、ナット内面のねじ山を削り取るのに思いの外難儀した。旋盤などを使えばたわいのない仕事だが、手作業でナット内面のねじ山を削り取る作業は結構しんどかった。

 パソコンは相変わらず高い頻度で突然不安定になる。異音などを考慮すると、一昨年交換したハードディスクが「はずれ」だった可能性が濃厚だ(雑記2011.5.11)。マザーボードがダメなら再考を要するが、いよいよに備えて2GBのハードディスクを注文することにした。


2013年1月24日(木)
 
日本菌学会 ミニシンポジウム「顕微鏡の基礎と応用」
 
 3月16日(土)に大阪市立自然史博物館で日本菌学会のミニシンポジウム「顕微鏡の基礎と応用」が開催される。菌類の専門家対象ではなく、アマチュアや大学生・院生などを対象としているようだ。参加費は日本菌学会会員 700円(非会員 1,000円)で、3月15日までに事前申込みが必要。キノコ観察に関心があれば、この機会に是非とも参加してみてはどうだろう。

 案内文には「キノコ、カビを詳しく観察するためには顕微鏡の活用が不可欠です。顕微鏡を使ったことがあるという方も、これから使ってみたいという方も、プロの技、メーカーエンジニアによる顕微鏡の基本とメンテ法、日用品での代用の知恵などを盗みにきませんか? 講演の後には顕微鏡を触りながらのハンズオンセッションもあります。」とある。

 詳細は日本菌学会の公式サイト(以下のURL)を参照されたい。
   日本菌学会HP http://www.mycology-jp.org/~msj7/index.html


2013年1月23日(水)
 
またまた頭が痛い! メインPC
 
 昨日午前中、メールを受信している最中に、突然画面が真っ暗になりすぐにブルー画面があらわれた(a, b)。どうやら恐れていた事態が発生したようだ。こうなると、もはや電源ボタンを5〜6秒間押し続けて強制終了するしかない。これまでにも類似の画面は何度か出現しているが、今回はやや事情が異なるように思えた。
 十数分後に電源ボタンをオンにしたところ、不愉快な異音が出るばかりで一向にOSが立ち上がらない。というよりBIOS画面すら出てこない。何時までも大きな異音がでているだけだ。マザーボードかハードディスクまでやられたかと思いつつ、とりあえず再び電源を落とした。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 やむなく予備のパソコンを起動してエディタを起こした。メインパソコンのデスクトップ画面の写真(c)を参照しながら、再構築に必要なアプリ類やシステム構築などに必要な事項をエディタで書き出した(d, e)。OSインストール後に導入しなくてはならないアプリ類が40数点ある。
 バージョンアップの繰り返しで現在に至っていたアプリがいくつもある。これらは旧バージョンが残っていないとインストールできない。ところがMicrosoft OfficeシリーズやAdobeの高額ソフト類など、旧バージョンのCDを失っているアプリが結構ある。

 午後になって接続されている機器類をすべて外してから、恐る恐る電源ボタンをオンにした。10数分して何とかWindows画面までたどり着いたが、30分ほど作業していると再び落ちてブルー画面となってしまった。ハードまで含めて早急に手を打たないとなるまい。


2013年1月22日(火)
 
雪はなくともまだ厳冬期
 
 家のすぐ近くの石森山で何ヶ所かツバキ樹下をさんざんまさぐってみた(a)。予測通り、子嚢菌はまったく見つからなかった。暖かくなったとはいえやはり福島県だ。首都圏ならきっとすでに顔をだしていることだろう(雑記2008.1.8同2006.1.18)。
 石森山の麓にあるわが集落の用水池は先日まで全面結氷していた。昨日は陽射しの強い場所の氷が溶けていた(b)。そこから見下ろす集落には冬枯れの風景が広がっていた(c)。家の裏のスギには(d)、雄花(e)や雌花(f)が例年よりずっと多くついていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 土曜日(1/19)神奈川県の生田緑地まで行ってみて驚いた。通路や新しくなった青少年科学館の前こそ除雪されていたが、裏手の菖蒲園に回ると一面の雪の原だった。そういえばこの日、高速バスに乗っていわきを出発するときはまったく雪がなかったが、北茨城を過ぎる頃から道脇に積雪を見るようになり、都心に近づくと周辺は残雪だらけだった。

2013年1月21日(月)
 
年初からおかしいパソコン
 
 電源スイッチをオンにして10分経過。ようやく起動し始める。ブラウザやエディタが使えるようになるまでには更に7〜8分が必要になる。起動に時間がかかるだけならまだしも、各種操作から反応までの時間がとにかく長い。ここ数ヶ月は連日そんな症状が常態化している。アンチウイルスソフトやバックアップソフトを停止状態にしても、反応はあまり変わらない。
 いろいろ考えられる原因を潰していったつもりだが改善はみられない。「きんるい」と入力してから「菌類」と変換されるまでに5秒以上かかることは日常茶飯事。ただ一日のうち数時間ほど、すんなり変換できる時間帯がある。古いノートパソコンにはこういった症状はない。
 アンチウイルスソフトからは「異常無し」と出るがどうも怪しい。マスコミを賑わわせた「乗っ取り」ウイルスに侵されている可能性も否定できない。昨年来何度かMicrosoftに照会したが、おきまりの文句「クリーンインストールをお薦めします」以上の回答は得られなかった。
 クリーンインストールをすれば多くの不調が解消されることは経験済みだが、膨大な時間が必要だ。困った問題も起こる。Officeソフトをはじめ多くのアプリのCDを失っているので、同じような環境を構築するのがかなり難しい。あ〜ぁ、年初から気が重い。

 たったこれだけの文を書くのに、変換待ち等で一時間。本来なら10分程度の文字数だ。


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