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いわき市でようやくソメイヨシノの開花が確認された。平年より八日早い開花宣言だという。三春町の瀧桜はまだ緑色の堅い蕾が確認できる状態、小野町の千本桜の蕾もごくごく小さい。先日の東京千鳥ヶ淵とは大違いだ。ツバキキンカクチャワンタケはいまだに確認できない。
「キノコのフォトアルバム」の索引群自動生成プログラムに手を入れようとしたところ、10数年前に自分で欠いたスクリプトがよく理解できない。メインコードはPerlで書いてあるので、すぐに修正が可能のはずだった。ところが、Perlの細かい仕様を忘れている。さらに内部でC(言語)で書いた関数を呼び出している。その関数のソースコードを正確に理解できない。
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書架にあるはずのC言語など関連書を探したが一冊もない。そうだ、一昨年12月に、K&R(C言語)(c)もAWK原典(e)も、すべて処分したんだった(雑記2011.12.20)。浅はかだった! そこで、いわき市立図書館の蔵書を検索したが該当書は無い。あったのは『カーニハン&リッチー「プログラミング言語C」を読む』(b)という本だけだった。わかりやすい初心者向け解説書だがまるで物足りない。結局、sed, awk ,shell関連の本もひっくるめて、ネット上から古書を探して注文した(d, f)。肝腎の「K&R」(c)はまだ届いていない。 |
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今朝am5:30にいわき市を出発して東京に向かった。四谷「わかば」で鯛焼きを購入し、四谷から市ヶ谷のサクラ堤を歩いて靖国神社から九段に出た。桜の最盛期は過ぎたにもかかわらず千鳥ヶ淵は相変わらず賑わっていた。午前中は風も強くやや寒かったせいか、思ったよりも楽にボートに乗れた。外堀の水面から見上げるサクラはとても情緒がある。 四谷で「わかば」の鯛焼きを喰らい、上智大学前の桜堤を九段まで歩き、最後に千鳥ヶ淵でボートから桜を楽しむというお決まりのコースを、すでに50年以上続けてきた。ボートの上から、北の丸公園側の斜面を見上げるとしばしばアミガサタケを見かけるが、今日は一つも見つからなかった。折しも武道館では明治大学の卒業式があり周辺はごった返していた。 |
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秋葉原のジャンク街と神保町の古書店街をぶらついてからいわき市に戻った。それにしても今日午前中の首都高速の渋滞は凄まじかった。 | |||||||
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原発事故から後、昨日まで立入が禁止されていた富岡町が、今日から帰還困難区域など三つの区域に再編された。帰還困難区域は許可証がないと入れないが、それ以外の二地域は日中自由に出入りできることになった。今朝入れるところまで入ってきた。 常磐線富岡駅はホームと屋根こそ残っているが、時間が止まったまま荒れ果て(a)、周辺には至るところに津波で流された車が散乱していた(b, c)。海浜から数キロメートルの地域では津波で荒れ果てた街路が続いている(f)。国道六号線は富岡消防署の直前で閉鎖(d)。その場所で窓を開けて線量計を見るとたちまち4.7〜6.2μSv/hと表示された(e)。それにもかかわらず、検問にあたっていた若い警察官はみすぼらしいマスクをつけただけだった。 |
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すんなりとは夜ノ森駅に近づくことができず細い脇道を選んだ。裏道も至るところでバリケード封鎖されていた。夜ノ森駅に車で近づくことはできなかったが(残り100m弱)、徒歩なら駅前まで行かれるようだった(g, h)。帰路は県道を南下したが、道の両脇には「除染」で出た放射性廃物の袋が至るところに積まれ(j)、随所に広大な集積地が広がっていた(i)。 相変わらずの乾燥続きのせいか、この地域でもきのこの姿はまだまったく見られなかった。 |
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首都圏ではソメイヨシノが満開で、文京区では4, 5日前すでにトガリアミガサタケが出たというが[Gallery ryna]、ここではサクラはまだ開かず、ツクシンボウが終わりを迎えている。庭ではシュンランが咲きはじめ、イチリンソウ(or ニリンソウ?)が花開き、ギョウジャニンニクが勢いよく伸び始めた。でも、ヤブツバキ樹下にも、イチリンソウ脇にも子嚢菌の姿はない。 今年は春の訪れが早そうなので、念のために近郊の子嚢菌観察ポイントをいくつか回ってみた。しかし、シイタケほだ場も、樅の樹下も、日当たりの良い沢沿いの斜面も、どこにもきのこの姿はなかった。福島県内では暖かいとはいえ、やはりここは東北なのだろう。 |
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埼玉在住時には、東北や北海道の人たちに「冬は勉強の季節」などと軽口をたたいていた。皮肉にもこの冬場はまさにその通りになってしまった。風は強い、室内でも寒い、浜にもきのこは皆無、・・・。そこでコタツや湯たんぽにしがみついてもっぱら読書となる。 昨年12月頃から細胞生物学と分子進化学を勉強し始めたが、ふと気がつけば、大部のギリシア語辞書をいちいち参照しながら、有機化学と情報科学の本ばかり読んでいた。「細胞」も「分子」も途中でみな棚上げ。以前処分した情報処理言語などの文献類(雑記2011.12.25)を図書館から借りまくった。あぁ〜あ、棄てなきゃ良かった(珍しく後悔!)。 |
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今日はまるで初夏のようだった。わが家でも日中の外気温は日影で20度を越えていた。報道によれば27度になった地域もあるという。いわき市では3月になってからごくごくわずかの雨しか降らず、石森山の沢もすっかりカラカラで水流はない(a)。子嚢菌の姿もまったく見られない。 一方自宅の庭は相変わらずイノシシの害が激しくて、側溝が泥で埋められてしまうほどになっている(b)。イノシシ被害の少ない区画では一気にツクシンボウが乱立しだした(c)。ちょっと摘んだつもりがハカマとりに結構時間をとられたが(d)、佃煮はとても美味しかった。 memo [樅植樹] |
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昨年の今頃にはカサと柄をもったきのこが庭にもでていたが(雑記2012.3.13)、今年はハラタケ類はまったくみられず、目にするのはヒメキクラゲやアラゲキクラゲだけだ(e, f)。関東では今の季節、きっとカシタケがみられるのだろうなぁ(同2007.3.15、同2010.3.18)。 | |||||||
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9日は三重の菌輪館での楽しい催しに参加した。このところの急激な気温上昇で、三重県北部でも庭の梅をはじめ、花々が一気に開きだしていた。ツバキキンカクチャワンタケも顔を出していた(a〜c)。楽しい昼食会をはさんで、午前と午後に勉強会。そして夜は宴会に突入。 |
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翌10日は名神高速の関ヶ原から中央道に入り伊那で高速を降りて標高の高い峠道を越えた。長野県の富士見町に着くと昼から宴会。翌11日佐久街道を北上して小諸に向かった。道筋からは雪の山々が鮮やかだった。帰宅したのは夕方、庭ではイノシシの運動会があったらしい。 | |||||||
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今日はまるで初夏の陽気だ。昼前に室内の気温は摂氏16度を越え、午後には20度にまで上がった。午前中、石森山のツバキ樹下を探索したが相変わらずきのこの姿はまったくない。 今夜はpm8:00頃にいわき市を出発して三重県に向かう。首都圏までは一般道を走り、途中から高速に乗り、夜中に高速自動車道を走ることになる。 明日は菌輪の会の総会に参加。昨日慌ててパワーポイントファイルを作った。明後日は久しぶりに遠州灘の砂浜を観察する予定。帰宅は日曜日の夜中になりそうだ。 |
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今日はとても暖かい。まるで初夏の陽気を思わせる。庭の大部分がイノシシに掘り起こされて無残だが、その合間を縫って小さな花やツクシンボウが顔を出し始めている。 |
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ツクシンボウの採り頃はまだ10日ほど先になるだろう。昨年はちょうど今頃からツバキ樹下にチャワンタケが見られたのだが(雑記2012.3.7)、今年はまだ一つも見られない。 | |||||||
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