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2014年4月28日(月) 最盛期のカンムリタケ
 昨日友人と二人でカンムリタケの様子を見に行った。「除染」ですっかり周辺環境が変わったこともあってか、発生数は昨年よりもずっと少なかったが、いずれも背丈4〜6cmとなって頭部は十分成熟していた(雑記2014.4.23)。発生期間は10日から2週間程度か。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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 自宅のある集落では早朝から夕方まで農家は大忙しだ。am5:00にはあちこちのあぜ道に軽トラックがとまり、田圃では農耕機が動いている。水を張った田圃が急激に増えた。


2014年4月26日() いわなの郷はまだ冬景色
 昨日の朝の川内村。村内には桜が満開で美しい光景の広がる場所が一カ所だけあるが(a)、大部分の場所では桜はほとんど咲いていない。いわなの郷ではまだ桜はもちろん、新緑もほとんど見られない(b)。足元を見るとごくわずかにエツキクロコップタケがたったひとつだけでていた。昨年と比較すると発生は遅くて数は極端に少ない(雑記2013.4.18)。ゴールデンウイークの後半から5月はじめの頃になると桜をはじめ多くの樹花が一気に花開くのだという。
 一方、自宅庭のキツネノワンはすっかり大きくなって径2cmを超えるものや(d)、背丈3cmを超えるものもあり(e)、見ていると間欠的に胞子を放出している。
 
(a)
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(b)
(b)
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(d)
(d)
(e)
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 田圃に水が入り始めた。家族総出で田植えを行う準備がちゃくちゃくと進んでいる。


2014年4月25日(金) 今年のピスはあまり上質ではなかった
 一昨日持ち帰ったキブシの髄を抜いて一晩乾燥した(a)。生木の枝を切り落としたものから抜いた髄は例年並みの質だった。しかし、伐採され道脇に捨てられた樹の枝から抜いた髄では上質な物が少なかった。でもこれだけあれば一年間はまかなえる。
 庭のエツキクロコップタケはすっかり大きくなって時折胞子を放出している(b, c)。白色のカサをもったエノキタケは乾燥してすっかりしなびてしまった。久しぶりに県立いわき公園に行ってみておどろいた。遊歩道が舗装され、金属製のがっちりした手すりが作られていた。昨年までは今の時期、遊歩道脇にアミガサタケがでたのだが、今年はどうやら発生はなさそうだ。公園で出会ったのはニガクリタケとヒトヨタケだけだった(d, e)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 故障したデジタル一眼オリンパスE-620ボディの修理見積もり価格は約4万円弱。ばかばかしくなって廃棄処分することにした。すでにフォーサーズ規格が廃止されたこともあり、オリンパスのフォーサーズ機に未来はない。しかし、手持ちのレンズを生かすにはやはりE-620が最適だ。ネット上の中古カメラ店に同型機ボディを税・送料込み2万7千円で発注した。


2014年4月24日(木) キブシが軒並み伐採されてしまった!
 自宅から20kmほど走ると手頃なキブシが多数とれそうな林道があった。三月に走ったときは路面も比較的平坦で走りやすく、今月友人らと一緒にキブシ採りに行く候補地だった。ところが四月はじめの大雨で(雑記2004.4.5)、この林道がすっかり様変わりしていた。
 夏タイヤに交換したばかりの非力な軽自動車アルトで林道に入った。少し走るとすぐにひどく荒れた道が現れた。激流が抉りとったのか、路面には幅広の深い溝が縦横に走り、ジープタイプの四駆でも躊躇しかねない悪路となっていた。常識的には通行困難ゆえ引き返すのだろうが、先に進んでピスを採取することにした。というのも自家用のピスが在庫少々となっていた。
 ハンドルとブレーキとアクセルの急操作で車体を浮かせたり沈ませたりして、波乗りでもしているかのようだった。まるでトライアル競技だ。大きな溝を乗り越えてほっとするのもつかの間で、次々に荒れた路面が現れる。ふと見ると道の両側の風景が三月とかなり違う。
 大雨の前に「除染」したのか、キブシはもちろん道脇の灌木は軒並み伐採され、法面は裸になっている。樹木の伐採が路面の荒廃に拍車をかけたのかもしれない。それでもキブシはわずかに残っていて、今年使用する程度のピスは採取できた。しかし例年のように「生きた」キブシから採取した枝よりも、切り倒され「死んだ」キブシからとった枝が多かった。


2014年4月23日(水) カンムリタケが出始めた。でもカメラが・・・
 今日の午前中にいわき市の北隣の広野町の山に入った。カンムリタケが出ていた。昨年まで観察できた場所は「除染」作業の影響で周辺環境が全く変わってしまい、今年はとても小さな子実体が数個出ているだけだった(雑記2012.4.19同2013.4.18)。
 一方、今回見つけた場所は皮肉なことに「除染」作業でうるさい藪が消滅したため入りやすくなった水辺だった。「除染」が行われていなければ、そこに水流があることには気づかなかったかもしれない。背丈2〜4cmほどに成長したものが多かった(a〜d)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 カンムリタケを数枚撮影したところ(a〜d)、液晶画面に突然黒い影が入った(e)。異音がした次の瞬間画面の大半が暗くなり(f)、まったく撮影不能となった。オリンパス一眼レフ(E-620)は今年の1月頃から時々不具合が突発していたが、ついにご臨終らしい。カンムリタケの撮影はまだ始めたばかりだったが、やむなく数本の標本を採取して帰宅した。


2014年4月22日(火) タイヤ交換など
 午前中に軽自動車アルトと小型車プリウスのタイヤをスタッドレスからノーマルに交換した。庭にたっぷりと駐車スペースをとれるので、周りのことを気にせずにタイヤ交換作業ができるのはありがたい。ところが、油圧ジャッキを荒れた小屋に放置しておいたせいかすっかり錆びきってまともに機能しないので参った。軽自動車のタイヤは軽いが、プリウスの15インチタイヤは思いの外重くて、腰痛の身には少々辛かった。午後はスギ林の草刈り。
 馬小屋の裏の立ち枯れの樹の根本をふと見ると、カサ表皮が真っ白なエノキタケが束生していた。そのすぐ脇には前夜の雨のおかげかキクラゲが立派な姿を見せていた。家の横のメダカ池のすぐ脇から出たエツキクロコップタケは大きく開いて中には水がたっぷり貯まっていた。また、庭の桑樹下のキツネノワンはすっかり大きくなっていた。


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