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慌ただしい年末 | |
連日乾燥リンゴ作りに追われているが、どうやら半分ほど処理を終えた。今朝もリンゴの皮むきから始めて乾燥機に並べてスイッチオンにする作業に2時間ほど従事した。 昨日ガソリンスタンドに灯油購入とガソリン補給のために行ったが、あまりの混雑に耐えきれなくなって灯油だけ購入して戻った。車列に並んでいる途中で何度かひどい割り込みもあり、18L缶ふたつ分の灯油を買うのに30分以上もかかった。ガソリン給油は後日にした。 年末になって居間の天井から吊した蛍光灯の不具合がひどくなり、点けたはずなのにいつの間にか消えてしまう。昨日は点灯しても直ちに消えてしまい、安定した点灯状態になるまでに7〜8回ほど点け直さねばならなくなった。しかも、いったん安定したかに見えても30分もしないうちにまた消えてしまう。どうやら基盤が故障してしまったらしい。 今日はこれから年末の年越しそばを受け取りに二本松市の岳温泉まで往復することになる。打ち立ての美味い蕎麦だが、往復260Kmのコストもまた半端じゃない。 |
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土湯峠温泉郷の露天風呂 | |||||||
日曜日の午前中はいわき市のアクアマリン福島で過ごし(a)、昼食後磐梯吾妻スカイラインの土湯側入り口近くにある土湯峠温泉郷に向かった。好天で途中から山並みが綺麗に見えた(b)。宿までの道では除雪車が頻繁に作業を続けていた(c)。 部屋からは源泉の噴煙とともに鬼面山などが展望できる(d)。しかし、最も気持ちかったのは闇の中の野天風呂だった(e, f)。雪道を歩いて湯船までたどり着くには少々勇気がいるが、いったん浴槽につかるとまさに天国だった。空を見上げると月と星が輝いていた。 宿泊した相模屋旅館には歴代の日本山岳会の面々の寄せ書きが多数展示されている。寄せ書きには深田久弥、山崎安治、吉沢一郎といった山岳世界では著名な人物の署名もみられる。 友人らと4人での温泉宿だったが、お湯良し、食事良しの快適な一夜だった。 |
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今日はまたドライアップル(乾燥リンゴ)作りの作業に数時間。全体の1/3ほどは終えたろうか。そろそろ千葉菌類談話会スライド会でのパワーポイントファイルも作らねばならない。 | |||||||
この冬二度目の微雪 | ||||||
昨日の朝まだ暗いうち新聞を取り込もうと外にでたところ、庭がうっすらと白く、車の屋根も白かった。積雪量としてはゼロだろうが、今シーズン二度目の雪となった。気温が低かったせいか、日が昇り2時間ほど経ってもまだ雪が少し残っていた。しかし淡い淡い雪だった。 掘りごたつが再び使えるようになった。午後パナソニックの技術サービスの人がやってき点検したところ、どこにも異常はなく正常に機能した。一昨日設置工事担当者が二度もやってきて詳細にチェックしたが、その時はどうやっても暖房ユニットは暖かくならなかった。それが昨日の午後には一転して最初から故障などなかったかのように正常に稼働した。 パナソニックの技術者も首をかしげていたが、再び炬燵が使えるようになってホッとした。 |
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今日はこれから東京からやってきた友人らと4人でアクアマリンを鑑賞し、そのあと土湯温泉郷の新野地温泉に行って雪の露天風呂と宴会を楽しむことになる。 | ||||||
不気味なイノシシの動向 | |
不思議なことに12月に入ってから今日まで、イノシシの被害に見舞われていない。家の周りの小径や庭にもほじくり返した跡はなく、2台のトレイルカメラにもイノシシの姿は全く写っていない。これほど長い期間イノシシ被害に遭わなかったのはこの2年間で初めてだ。 集落にイノシシが現れていないわけではなく、自宅から20〜30mほど離れた場所では相変わらずイノシシ被害が続いている。11月上旬頃までと変わったことといえば二つある。一つは、わが家に4系統ある電気柵は二つが本物で、残り二つはダミーだった。それを三系統に通電したこと。二つ目は、イノシシの隠れやすい藪や生け垣を徹底して狩り払ったことだ。 楽観的希望に過ぎないのかもしれないが、このあたりのイノシシが電気柵の怖さを学習したのだと思いたい。狩猟解禁となって久しいが、今年はわが集落周辺での狩猟活動はあまり活発ではない。12月21日になって初めて猟友会会員がやってきたが、今のところイノシシが罠にかかったという知らせはない。ただ、イノシシの作った獣道はますます広がっている。 小名浜のパン屋ブレッドガーデンは今日が今年最後の営業日。開店1時間前には長い行列ができていることだろう。しかたないから列に並ぶことにしよう。午後には故障した掘りごたつのメーカー代理店の人が来る予定。電話の話では、年内の修理は難しそうだ。 |
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今年も大量にリンゴを貰った | |||||||
一昨日24日に友人が大量にリンゴを持ってきてくれた。ざっと80〜100Kgほどあろうか。昨年同様に大半を乾燥リンゴにすることにした(雑記2013.12.13)。例によってきのこ乾燥器がすべて乾燥リンゴ製造器になり始めた。ドライフルーツ乾燥器は久々に本来の用途での使用。 まず最初にやるべきことは乾燥器の掃除。網を台所洗剤で洗って乾燥する。次いでリンゴの選別だ。良質でそのまま食べた方がよいものや、ジャムにすべきものなどを取り除いてから、乾燥リンゴにする準備をする。そして皮を剥いて薄切りにし、網に並べて乾燥器にかける。リンゴの量が半端じゃないので向こう何日かは忙殺されそうだ。 |
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台所の換気扇は昨日新しい物が取り付けられた。大家さんの迅速な対応に感謝、感謝。今朝になっても乾燥器のリンゴはまだドライフルーツになっていない。完成は昼頃か。 昨日夕方になって、掘りごたつの電熱ユニットが故障。いつ修理できるのか全く分からない。 |
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開けてビックリ、一面ドロバチの巣! | |||||||
台所の換気扇は紐を引くと動き再び引くと停止するトグルスイッチになっている。昨日ついにスイッチが戻らず、そのまま換気扇も動かなくなった。昨年までは時折羽根の表面を洗剤で拭き取る程度だったが、この際カバーも羽根も外してスイッチを点検することにした。 カバーと羽根の表面の油汚れを拭き取ってから、カバーを外そうとしたところなかなか外れない。やっとの事で取り外すと泥の塊がボロボロと大量に落ちてきた。トグルスイッチも泥と油で動きにくくなっていた。取り外したカバーの裏面をみて驚いた。一面にドロバチの巣! ドロバチの巣がビッシリとこびり付きモーターが加熱してダメになったらしい。せっかくカバーや羽根を掃除したが全く無駄だった。管理人の話では換気扇ユニット全体を交換するしかないという。換気扇ユニットを取り外したため、台所の壁には30cm四方の穴が空いてしまった。とりあえずユニットがくるまで、段ボールで穴をふさいでしのぐことになった。 |
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自宅庭の硬質菌を観察する予定だったが、緊急事態がいろいろ発生してしばしお預けだ。それにしてもドロバチの生命力にはビックリ。古い木造家屋にはいろいろなことが起こるものだ。 | |||||||
自宅庭に見られる硬いきのこ | |||||||||||||
いわき市の平地域は冬でも雪がほとんど降らず、福島県の中では特異な地域だ。とはいってもやはり東北地方、12月ともなるとさすがに軟質菌はほとんど見られない。しかし、わざわざ外出せずとも、自宅の庭には硬質菌が何種類も見られる。そこでこれらを少しずつ気の向くままに観察することにした。今日取り上げたのはアラゲカワラタケ。 カサの上面にビッシリ生えた疎毛が特徴的だ。成菌から老菌では疎毛も白色から灰白色になるが(a, b)、若い菌では茶褐色で柔らかい(f)。裏面の管孔を定規と一緒に撮ってみた。図鑑などには孔口は1mmに3〜4個と記されるが、確かにその程度だ(i, j)。 フロキシン・消しゴム法で菌糸をバラしてみた(雑記2010.7.31)。原菌糸はフロキシンで赤く染まりクランプが見られる(k)。骨格菌糸と結合菌糸も見られる(k, l)。三菌糸型だ。試料が多すぎて厚ぼったかったり、ほぐし方が足りないと、菌糸がゴチャゴチャになって、菌糸の型が見分けにくい。担子器らしきものはあったが胞子は見つけられなかった。 |
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自宅の庭にはざっと数えて蘚苔類が30〜40種、地衣類が40〜50種ほど見られる。それらと比べると、硬質菌の仲間はずっと少ない。 | |||||||||||||
庭のあちこちにヒメキクラゲ | |||||||||||||
先週までよく切った庭の生け垣やその他の灌木には地衣類やらキクラゲの仲間が結構着いていた。特に目立つのがスエヒロタケとヒメキクラゲで、太い枝から細い枝にいたるまで、あちこちに着いている(a, c)。やや乾燥しはじめたヒメキクラゲの表面をよく見ると、まるで地衣類の裂芽(isidia)のような微突起が無数に着いている(b)。 過去に何度も見ているきのこなのでいまさら検鏡もないのだが、手先と指のリハビリのために、手袋をしたまま実体鏡を覗いて子実体の切片を切り出した(d)。最初にKOHで封入して子実層と担子器とクランプをみた(e〜h)。次いでお決まりの染色液であるフロキシンを加えて同じように子実層やら担子器、菌糸のクランプを眺めて遊んだ(i〜l)。 |
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薄手の手袋とはいえ、やはり素手での操作と違って非常にもどかしい。まさに隔靴掻痒そのものだ。おまけにゼラチン質に充ち満ちたきのこの薄片は扱いにくい。 | |||||||||||||
年末の一般道はどこも混雑 | ||||||
一昨日の昼前に自宅を出発して国道六号線を一路南下した。一般道を使って首都圏に向かう場合、慢性渋滞の日立市をどう抜けるかが問題だ。たいていは海側の細い道に入るが、多くの車がこの抜け道を使うので、通過車両の数はバカにならない。 抜け道を走っていると、前方に消防車、救急車、パトカーが並んでいた(a)。近づくと軽のワンボックスカーが横倒しになっていた(b)。対向車線には止められた車が長い列をなしていた。このあたりまでは激しい渋滞は無かったが、日立を抜けて水戸市から南下する頃から、あちこちで激しい渋滞に巻き込まれた。結局我孫子まで行くのに6時間半もかかった。 土曜日は我孫子の友人宅で宴会。そして日曜日の朝八王子に向けて出発した。柏ICから常磐道に乗り、首都高速を経て八王子で降りた。非常に順調で予定より1時間ほど早く目的地の友人宅に到着した。顕微鏡のオーバーホールを依頼して、2時間半ほどのんびりしてから帰宅の途についた。中央道と首都高までは交通量が少なく、非常に順調だった(c, d)。 茨城県に入り常磐道から一般道に降りた。国道六号線は延々とノロノロ運転を強いられた(e)。日曜日といえども年末が近いと道路はどこもかしこも混み合うようだ。 |
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万一用にきのこ撮影用のカメラなども準備していったが、出番は全くなかった。 | ||||||
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