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いろいろなキノコが出てきた | |||||||||||||
昨日午前中に川内村まで行ってみた。子安川の畔でカンムリタケが大きな群落を作っていた(a, b)。同じ淀みの落ち葉からはミズベノニセズキンタケなどと似た仲間の小さな子嚢菌が多数でていた(c, d)。いわなの郷ではエツキクロコップタケがまだ出ていたが、多くは大きな口を開けて乾燥し始めていた。全般的に乾燥気味で、他にはキノコの姿はなかった。 自宅近くのシイタケほだ場では、カバイロチャワンタケの仲間がすっかり成熟し(e, f)、オオシトネタケがグロテスクな姿を見せていた。他にもチャワンタケ類が複数種見られた。担子菌もいろいろと出始めていた。特に多かったのはフミヅキタケ(g, h)、 |
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庭のこんにゃくの花はさらに大きくなり、付属体下部雄花の下側に雌花もできはじめた。 | |||||||||||||
こんにゃくの花と朴の菌核菌 | |||||||||||||||
自宅のこんにゃくの花はさらに大きくなってきた。花の部分(付属体と仏焔苞)の丈は大きい方が約50cm、小さい方が38cmほどになった(a〜h)。花茎のすぐ脇に1メートルの定規を立ててみた。花の仏焔苞(ぶつえんほう)をのぞき込むと付属体の下部に雄花の群れができはじめていた。そのさらに下部に開く雌花群はまだ十分に成熟していないようだ。 昨日は朝、近くの仁井田川の源流を行けるところまで車で遡ってみた(i)。途中で逢瀬の滝という美しい滝が現れた(j, k)。今でこそひどく荒れた林道だが、かつては観光客も訪れることがあったようで、壊れた東屋なども残っている。分水嶺を超えて林道をさらに進むと、やがて舗装され二ツ箭山登山口近くの集落を経て国道399号にでた。民家近くの寺の竹林は美事だった。 林道ではベニタケ属のきのこも見られた(l)。朴の大木があったので樹下をみると、菌核菌がでていた(m, n)。ホオのキンカクキンは身近に見られる菌核菌のなかでは、全体に色が赤みを帯びたものが多い。いわき市に転居してからは初の朴の菌核菌だった。 |
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昨日の日光:残雪と不安定な天候 | |||||||
昨日奥日光を散策してきた。クリンソウ騒ぎもなく新緑にも少し早いせいか、土曜日の戦場ヶ原には観光客の姿はまだ少なかった。低公害バスから見える小田代ヶ原はまだ冬景色で、遊歩道の脇には随所に残雪が残っていた。あいにく時々霧雨の降る肌寒い空だった。 奥日光でもモミ林は年々少なくなっているが、この時期モミ林樹下にはシャグマアミガサタケが(a, b)、カラ松林樹下にはオオシャグマタケが姿を現す(c)。ハルニレの倒木からはタモギタケが出ていたが、雨不足なのかやや乾燥気味だった(d, e)。 かつて今の時期、マルバダケフキの根元付近からはテンガイカブリタケがよくでたものだが、昨日はとうとう出会えなかった。また、トガリフカアミガサタケも何年間も姿を見せてくれず、今年もまた普通のアミガサタケばかりにしかあえなかった。 |
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プリウスで日光に行ったのは今回が初めて。往復450kmほどの走行に消費したガソリンは20リットルに満たなかった。フォレスターの時に450kmを走るにはハイオクガソリンを50リットルほど消費したものだった。年金暮らしの身にはこの差はとても大きい。 | |||||||
まだまだきのこは少ない | |||||||||||||
朝家の近くの石森山を歩いてみた。出会ったキノコはケコガサタケ(a〜e)とヌメリイグチの仲間だけだった(g〜i)。ケコガサタケとよく似たフユノコガサにはなかなか出会えない。庭に出ていたコザラミノシメジは胞子だけしか撮影しなかったが、メルツァーでよく染まる(f)。今日ではないが、楢葉町の木戸川公園にはミイノモミウラモドキばかりがたくさん出ていた(j〜l)。
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このところ使用頻度が高かったせいか、Husqvarna製のチェーンソーが故障してしまった。どうあがいてもエンジンがかからない。近くの農機具修理屋さんにもっていってみると、プライマーポンプ(パージポンプ)が破損していることがわかった。しかし、国産品と違ってパーツの入手が面倒な上に高価なことも判明した。何とかパージポンプは入手したが、チェンソーが動くようになるのはだいぶ先のことになりそうだ。次に買い換えるときには国産品にしよう。 | |||||||||||||
こんにゃくの花、雑多なこと | |||||||||||||
今日の朝刊にこんにゃくの花が咲いたという記事が載っていた(a)。珍しいとあったが、わが家の庭でも三重県産のこんにゃくが花を咲かせている。背丈が60cmと35cmほどある(b, c)。花のサイズは大きい方が35cmほど。しかしこの花、お世辞にも魅力的とは言い難い。 庭ではイタチタケの仲間が大きな姿をみせている(d, e)。胞子を水道水(f)と濃硫酸で封入(g)してみた。他にもコザラミノシメジはじめいくつものキノコが出始めた。 朝瓦屋さんがやってきて屋根の工事が始まった(h)。来週からだとばかり思っていたので、立ち会いはせずに、予定通り軽トラにチェーンソー、スコップ、ノコギリ、ワイヤーなどを積んで荒れた林道に向かった(i)。例によってどこもかしこも、途中で倒木や崖の崩壊などで進むことができず、すごすごと引き返してきた(j)。昼前に帰宅してみると瓦工事は順調に進んでいた(k ,l)。 |
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KOHや濃硫酸でも表面模様が失われない! | |||||||||||||||||||
近場のシイタケほだ木から出ていたオオシトネタケを検鏡してみた。子実層と胞子の画像に封入剤とスケールを入れておいた。子嚢は非アミロイド(d)。胞子の表面模様は対物40倍レンズで見たときに最も印象的で綺麗に見える(e, f)。 これまでオオシトネタケやフクロシトネタケの胞子は、KOHや濃硫酸で封入すると、たいていは直ちに表面の模様部分が解けてゼラチン化したり消失した(雑記2008.6.13、同2011.5.8、同2010.5.5、同2012.5.2)。ところが、今回取り上げたオオシトネタケでは、KOHで封入しても濃硫酸で封入しても、胞子の表面模様はほとんど変わらず、それぞれ封入後30分以上経過しても、結果は変わらなかった(q, r)。このようなケースは初めてだ。 |
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昨日午後大工さんと瓦屋さんがやってきて、屋根に登って瓦の様子と修繕のための下見をしていった。来週中にも雨漏り対策の工事に取りかかるとのこと。 | |||||||||||||||||||
障子の張り替え | |
今日は朝から障子の張り替え作業。2012年に引っ越してきた当時あちこちの障子が破れていた。一部の補修で何とかごまかしてきたが、面倒なので全面張り替えはしないできた。ところが昨年の震度5の地震でさらに激しく破れてしまった。破れた障子というのは何とも貧乏くさい。こうなると放置しておくわけにもいかなくなっていた。それでも昨日まで放置していた。 そこで意を決して今朝から張り替えを決行した。張り替える障子の枚数は22枚。普通は障子本体をレールから取り外してから、適当な場所に寝かせて作業をするものだ。しかし、わが家は2011年3月の大地震で家自体がすっかりゆがんでいる。外れない障子や全く動かない障子が何枚もある。うかつに動かそうものならバラバラになってしまう。 立てたままでも古い障子紙をはがすまではよい。しかし、新らしい障子紙に取り替えるのは思いの外面倒だ。紙を貼るにもえらく気を遣うし、カッターで紙を切るのも非常にやりにくい。 学生時代には「襖クラブ」に加入し、毎週数件の家の襖や障子を張り替えた。これは貧乏学生のためのアルバイト組織だった。45〜50年ほど前のことだ。昔取った杵柄とかで、わが家の障子張り替えにあたって、失敗はひとつもなかったが腰がくたびれた。 | |
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