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千葉へ | |
今日はこれから千葉に向かって出発。千葉菌類談話会のスライド会は午前中から始まるのでam4:00には自宅を出ないと間に合わない。今夜は千葉市泊まりで、明日は千葉科学大学のKさんの研究室に行き、その後一緒に茨城の浜を観察する予定。帰宅は日曜日。 | |
そうだ、カラー印刷はできなかったんだ! | |
明日は千葉菌類談話会のスライド会&新年会。先ほど上演するパワーポイントファイルが完成したのでUSBメモリーにコピーした。キノコ名刺がほとんどなくなっていたので、あらためて印刷しようと思い、印刷用の名刺データを引っ張り出した。印刷するプリンターを選ぶ段になって、カラー印刷できるプリンタが無いことを思い出した。 地元できのこに関する話をさせられる機会はまだまだありそうだ。その場合にもカラー印刷は欠かせない。あきらめて、カラー印刷できるプリンタをamzonから注文した。いずれにせよ今回の千葉菌スライド会には間に合わないので、名刺を持参するのはやめにした。 昨日電気メータの検針があって、この一ヶ月の使用量と今月請求の金額を記した票が投函されていた。やはり・・・、予測を遙かに上回る金額。電気料金は、ほぼ2万円だった。10日間にわたって毎日朝から晩まで三台のヒーターを点けっぱなしにしたのだから当然かもしれない。大量のドライフルーツ作りは根気と気力だけでなく、電気も大量に消費してくれる。 先の雑記(2015.1.7)で千葉菌類談話会のスライド会は一般公開だと書いたがこれは誤り。会の様子を知りたいための「見学」ということで入場できることもある。訂正します。 |
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庭の松の下をふと見ると | |||||||
昨日庭の松の周辺の灌木の剪定をしていた(a)、ふと樹下をみるとマツボックリからきのこが出ていた(b, c)。柄をみると表面には微毛があり橙褐色をしている(d)。ちょっと目にはマツカサキノコモドキのように見える。念のためにシスチジア(e)とカサ表皮(f)を確認してみた。 マツボックリから冬の時期に出るハラタケ型のきのこといえば、たいていはマツカサキノコモドキかニセマツカサシメジだ。典型的な姿をしていればこの両者を区別するのか簡単だが、肉眼的観察だけではいずれなのか迷うケースも多い。 このきのこは厚壁で頂端に分泌物らしきものを帯びたシスチジアがあり(e)、カサ表皮はどちらかというと子実層状被から洋梨型をしている。また胞子は非アミロイドでクランプは見つからなかった。ということはマツカサキノコモドキに間違いなさそうだ(雑記2005.11.13)。 |
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昨日は午後になって雪雲がとばされてきたのか時折なんどか雪が舞った。しかし、地表に到達する前にみな消えていった。スライド会での上演ファイルはもうちょっとで完成だ。 | |||||||
乾燥リンゴ製造工場閉鎖 | |
昨年12月26日からほぼ毎日数時間かけて乾燥リンゴを作る作業をしてきたが、昨日ようやく終わった(雑記2014.12.26)。大量のリンゴの皮を剥き、適当な厚さに切って塩水に浸し、乾燥機に並べる作業は思いの外手がかかる。大型と中型のきのこ乾燥機とドライフルーツ製作器の三台をフルに活用しての作業だったが、さながら乾燥リンゴ製造工場だった。 12月の製品(?)は、できあがり次第すぐに友人知人隣人らに分けてしまって、手元にはわずかしか残らなかった。年が変わって元旦からの作業による品もあちこちに分けたが、それでも手元にかなり残った。とりあえず作業から解放されてホッとした。それにしても、来月は電気料金の請求金額が6,000〜8,000円ほど増えることだろう。
今週末の10日(土)には千葉菌類談話会のスライド会が、そして24日(土)には菌類懇話会のスライド会が行われる。タイトルだけは事務局に連絡したが、肝心の写真はただいま選別中だ。9日までにはとりあえず千葉菌用のPPTファイルを完成しなくてはならない。 |
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異臭の原因はトイレの排水管 | |
三年近く前に現在の家屋に引っ越してきた当時から、時々家の北東側から異臭がしていた。家の基礎部分にハクビシンが棲んでいたり、タヌキが床下で死んでいたことなどがあったので、小動物の死骸でもあってそれが腐敗して臭うのだろうと思っていた。そういう要因の異臭もあったかもしれないが、根本的な原因はどうやら違っていたようだ。 昨年の11月の中頃、標本室や北側の室内に突然強い悪臭が漂うようになって、12月になるとこれが慢性化しはじめた。トイレの汚水がどこかで漏れているのは間違いない。2011年の大震災でトイレの汚水管にズレか亀裂でも生じて、浄化槽に行くべき汚水がジワジワと床下に滲み出していたのだろう。これが昨年11月頃に外れたか破損したと考えられる。 昨日家主さんに話をすると、その日の内に業者がやってきた。便器を取り外し床下や外壁などをいったん開放状態にして改修工事をする必要があり、早くても工事は来週以降になるという。それにしても床下に貯まったと思われる汚物の処理をどうするのだろうか。 この三年間、わが家には北は北海道から南は九州まで多くのきのこ関係者が訪れてくれた。今後も訪問者は気持ちよく迎えたい。しかし、配水管の修理と異臭問題が解決しないうちは、新たな訪問者を受け入れることはできない。古い家屋にはいろいろなことがあるものだ。 |
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帰省客は帰ったけれど | |
年末に帰省してきていた人たちがこの土日(1/3, 1/4)に帰って行った。正月三が日はいわきの市街地では県外ナンバーの乗用車で賑わっていた。一方わが家の周辺の田園地帯では、帰省者の姿はさほど多くないし、幹線から大型ダンプカーの姿が消えて静かな正月だった。 しかし今日からまた本格的な「除染」作業が始まる。福島第一原発の廃炉関連の作業員も増員されるという。したがって、作業員らの県外車と大型ダンプカーによる雑踏が戻ってくる。主要街道では騒音と交通事故が頻発する日々が再び始まることになる。 |
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安いプリンターはそれなりに | |
インクジェットプリンターが不調なのは互換インクのせいかと思っていたが(雑記2015.1.2)、どうやらそうではなさそうだ。購入から満三年超になるが、純正インクがあまりにも高価なので、たいていは定評のある安い互換インクを使ってきた。これまで問題はなかった。あらためて純正インクを購入して、メーカーのQ&Aに従っていろいろ試みたが症状は変わらなかった。 本体は無線LAN・自動両面印刷対応で8,600円と安かったが(同2011.11.8)、純正インクを二回購入すると本体価格を上回ってしまう。いやでも互換インクを利用することになる。互換インクが故障を誘発した可能性も否定できないが、購入時に感じたようにたった三年半しか使えなかったわけだ。初期投資が安くインクがやたらに高いプリンタはこんなものなのだろう。 昨年末に台所の換気扇と居間の蛍光灯本体が壊れたが、これらは10年以上の使用に耐えたものだ。今月の家電製品ゴミ回収日に出す品物が新たにまたひとつ増えてしまった。 |
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松林のきのこ | |||||||
昨日は風がとても冷たく気温も低かったが、自宅から20km圏にある二ヶ所の松林に行ってみた。凍てついた山の若い松の下にフユヤマタケが多数出ていた(a〜d)。大きなものは風と寒気でやや乾燥気味だった。現地までの林道はガチンガチンに凍り付いていた。 一方海辺に近い松林では、ほとんどの松にウメノキゴケの仲間の地衣類がビッシリとついていた。多数の子器をつけたウメノキゴケも多かった。以前と比較して、ヒトクチタケやヒイロタケに犯されて元気のない松が随分増えた。地表に目を向けると一つのマツボックリからニセマツカサシメジとマツカサキノコモドキがでていた(e, f)。 |
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初きのこ観察:ヒイロタケ | |||||||
昨日は終日快晴で風こそ冷たかったが暖かな元旦だった。庭に放置した伐採木片からは何種類かの硬質菌がみられるが、正月にちなんで綺麗な朱色をしたヒイロタケを覗いてみた(a, b)。管孔は1mmあたり6〜8個ほど(c, d)。菌糸構成は三菌糸型。原菌糸はフロキシンによく染まる(e)。骨格菌糸と結合菌糸は典型的な姿だ(f)。担子器と胞子は全く見つからなかった。 大晦日の31日にインクジェットプリンタ不調で黒と赤しか発色しなくなってしまった。折しも年賀状の印刷をしていたが、まともにきのこの姿を印字できたのはたった三枚となってしまった。他の葉書は赤と黒だけで表現できるタンチョウでごまかすことにした。中国産の互換インクを2セット購入しての印刷だったが、ドブに銭を捨てる結果となってしまった。 |
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年越し蕎麦、二年参り、初日の出 | |||||||
昨日、2014年の大晦日、雪の舞う二本松市の岳温泉まで打ち立ての蕎麦を受け取りに行き、年越し蕎麦を食べた。夕方から夜にかけて激しい雨となったが、夜半には雨も上がり星も見え始めた。早めに一寝入りして夜中に起床し、集落の諏訪神社に二年参りをした。この神社に参るのは例年三組だけだ。今年も昨年同様の三組が顔を合わせた。 再び一寝入りして、am6:30に夏井川河口に向かった。既に初日の出を拝もうという人たちで車があふれかえっていた。気温こそ高かったが、北風が強く寒い朝だった。海辺の雲のため、気象庁発表の日の出時刻にはまだ太陽はみられず、10数分遅れて顔を出した。 今朝もまた乾燥リンゴ作りの作業から一日が始まる。元旦の朝は、わが家を含めて隣近所にもイノシシは現れなかった。庭の材にはいたるところにスエヒロタケが着いていた。 |
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