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今年も千鳥ヶ淵のサクラを楽しめた | |||||||
早朝のバスで上京し千鳥ヶ淵で満開のソメイヨシノを楽しんで、つい先ほど帰宅した。四谷駅で降り、昔なじみの老舗「わかば」で鯛焼きを食べ(a)、上智大学前の堤のサクラ街道を歩いて(b)、皇居外堀の千鳥ヶ淵に向かった。靖国神社の前はサクラ見物の車で渋滞していた(c)。休日でもないのに、千鳥ヶ淵の桜並木は凄まじい人手だった(d)。 サクラは満開、しかし風はなくサクラ吹雪は味わえなかった。穏やかな初夏の様な陽気のなか、濠には多数のボートが繰り出していた(e)。この時期になると、年中行事のように数十年前から、ここでボートを漕ぎだしてサクラを楽しんできた。今年は幸いなことに20分ほどの待ち時間でボートに乗れた。水面から見るサクラはとても味わいがある(f)。 |
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いわき市の北隣 広野町のシャグマ | |||||||||||||
いわき市でシャグマアミガサタケがかなり育っていることが分かったので、一昨日の朝、北隣の広野町折木のマツ・モミ混交林に行ってみた。例年より数は少ないが、遊歩道のいまにも踏み潰されそうな場所に、いくつもの小さなシャグマがでていた。発生からすでに何日か経過しているらしく、やや乾燥気味で一部は虫に食われている(a〜f)。 この地域ではまだキブシの花はほとんど咲いていなかったが、スラッと伸びたキブシがあったので2本だけとって髄を抜き取った。思いの外良いピスが得られた。 |
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昨日の朝、北茨城市の平潟漁港を見下ろす高台にある寺社林を歩いてみた。ここはタブノキとスダジイの古木・老木が多数みられる。立ち枯れのタブノキをみると(h)、マユハキタケのアナモルフのように見えるものがいくつもついていた(i, j)。若いスダジイがほとんどないためか、カシタケは全く見つけられなかった。きっと千葉県や茨城県南部では今頃多数のカシタケが出ていることだろう。自宅の庭では数日前からニリンソウ(k)やカタクリ(l)が開花している。 | |||||||||||||
赤熊編笠茸が出始めた:きのこシーズン開始か | |||||||||||||
このところほぼ毎日、庭で採取したツクシンボウの袴除りをして(e)、佃煮にして春を味わっていた(f)。つい数日前まで、近場にはまだきのこはほとんど出ていなかった。 ところがである・・・ 今日の午前中に近くの放置されて四年になる杉林のシイタケほだ場に行ってみると、シャグマアミガサタケがいくつか出ていた(a, b)。大きなものでは高さ8cm程に育っていた。さらに腐りきったほだ木からはシトネタケの幼菌(c, d)やら、チャツムタケの仲間らしきもの(e, f)、イッポンシメジ属と覚しきもの(g, h)などが随所に出ていた。 一方、海のそばの寺社林のスダジイ樹下の落ち葉をかき分けてみると、小さな白い粒がいくつか出てきた。径1〜1.5mm程の白い塊だが、ルーペで見るとカサと柄を備えている。これはどうやらカシタケの幼菌らしい。それらしい姿になるのはまだ10日から2週間以上先だろうか。 |
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まだまだ冬できのこはほとんど出ていないだろうと高をくくっていたが、どうやらここいわき市でもきのこシーズンが始まったようだ。 | |||||||||||||
今年初のピス採り | |||||||
自宅の近くの切り通しでキブシの花が咲き始めた(a)。昨年良質のピスをおおかた他人にあげてしまったので、自宅には古くて硬くなってしまったピスばかりが残った。使い慣れた者には古くて硬化したピスでも全く問題ないが、初心者には新しい物か、採取して一年くらいの柔らかい物の方が使いやすい。そこで午前中に15kmほど離れた林道に入った。 ピスとして使うには、すらっと伸びて枝分かれのない茎を選ぶ必要がある(b)。スラッと伸びていても上部で枝分かれした茎の髄はやせて細い。これらの茎を切り出して(c)、20cm前後の長さに切って、突き棒などで髄を抜き出して乾燥すればピスができあがる。 ピス作りの小道具は三つ。ノコギリ、金槌、突き棒だ(d)。突き棒は長柄ドライバーの先端を平らにした物が使いやすい。ドライバは百円ショップなどの安物で十分だ。良質のピスは、突き棒で軽く突いただけで髄が数メートル先まで飛び出す(e)。今日は1時間弱でたっぷりとれた(f)。あとは二日ほど陰干しにすればピスの完成だ。 |
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今日であったきのこはタマキクラゲのみだった。県内の白鳥は先週初めまでにほとんどが北帰行に旅だったようだが、帰路の夏井川ではまだ少数の群れが残っていた。 | |||||||
イノシシにナメられっぱなし! | |||||||
昨日は初夏の様な、今日は晩春のような暖かな陽気だった。相変わらず自宅周辺にはイノシシの姿はないが、ジワジワと山から集落に降りてきているようだ。近くの石森山や集落の溜め池周辺には、つい最近イノシシが掘り返した跡が広範囲に見られるようになってきた。 わが家の近くに設置されている括り罠には全くかかっていない。さらに檻の罠にいたっては(a)、周囲にイノシシの足跡が縦横に広がり(c)、餌は中から取り出され(b)、内部の入り口付近には糞さえ残している(b, d)。檻のすぐ脇の斜面には、イノシシ様御用達の獣道がますます謙著になってきた(e, f)。何とも不気味な気配を感じる。電気柵の総点検をしなくては・・・ |
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集落の土手や庭のカタクリが花芽をつけだした。今週末には開花しそうだ。庭では大きく育ったツバキキンカクチャワンタケが多数見られる。 | |||||||
宴会そして塩屋崎灯台 | |
昨日の昼過ぎに菌類懇話会のAさんがやってきた。実家のある仙台からの帰路わが家にやってきた。夕方から宴会となり、アラゲコベニチャワンタケ属をはじめいろいろな話題が尽きず、お開きになったのは結局深夜の1:30頃だった。 今朝はゆっくり起床して、いわき市の塩屋崎灯台に行くことになった。ここは彼女が幼い日を過ごしたゆかりの地で、その頃に通った豊間小学校にも寄ってみた。数十年ぶりに灯台に登ったといい、懐かしさでいっぱいだったという。昔は灯台脇の広場に官舎がありそこで過ごした日々が湧き上がってきたたようだ。 塩屋崎灯台でAさんと別れ帰宅した。庭のツクシンボウがかなり大きくなってきた。少し採取して煮物にして春を味わった。まだ人様に差し上げるだけのよい状態にはなっていない。 |
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この頃みられるきのこ | |||||||||||||
さすがに川口市とは違って寒い時期にいわき市界隈で見られるきのこは非常にすくない。自宅近辺でここ数日間に見られた軟質のきのこを取り上げてみた。 集落の畦の脇にはイチゲの仲間が最盛期を迎えている。カタクリの蕾もかなり大きくなってきた。さらに、タマゴケの群落が淡い緑色を見せている。どの立木もウメノキゴケの仲間が一面についている。イノシシの罠は今年はまだ一度も獲物なしだ。 |
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先日新たに開通した常磐自動車道は大型ダンプが目立つ。いわき中央ICから北は一車線の対面交通とあって、特に富岡ICから浪江ICまでは慢性的にノロノロと続いている。その一方で、国道六号線の富岡から浪江までの区間は、以前と比較して通行車の数が減った。 | |||||||||||||
雨の人足作業:慌ただしい四日間 | |
今日は春の人足作業(雑記2012.3.12)。雨の中am8:00に開始。作業が終わったのは12:00をやや過ぎた頃だった。作業内容は、田圃の水路の泥上げだが、すっかりぬかっていて結構きつい作業だった。解散時に皆で飲んだビールは美味かったが、氷雨のため身体がすっかり冷え切っていた。強皮症+レイノー症の身には雨で冷え切った屋外での作業は非常に辛いものがある。風呂につかってやっと生きた心地になれた。 この人足作業に参加しなくてはならないため、昨日神奈川県の生田で行われた菌懇会ゼミが終わると、急いで東京駅に向かい高速バスで帰宅した。一昨日は地元のきのこサークルの総会で「きのこの話」と題したスライドを上演した。内容は昨年12月に集落で行ったものと同一だが(同2014.12.15)、さすがにきのこに親しんでいるメンバーの反応はとても良好だった。その前日には、植物分類学会に参加するためにやってきていた千葉科学大学のKさんと三人で深夜まで宴会となり、朝は多少眠気が残っていた。なんとも慌ただしい四日間だった。 |
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春の陽気の庭にて | |||||||
今日は午前中こそ雨でひんやりしていたが、昼過ぎからポカポカ陽気となってとても暖かい。マスコミによれば全国的に気温が高く場所によっては4月半ばの天候だという。 1月27日に初めて気づいた庭のヤブツバキ樹下のツバキキンカクチャワンタケは相変わらず生長を続け、ついに今朝は径3cmほどの大きさになった(a)。周囲にはさらに多数のツバキンがでている。松樹下には相変わらずマツカサキノコモドキが次々に顔を出してきている。枯れ杭にでていたチャムクエタケ属のきのこはすっかり萎れて虫に食われはじめた(c)。 梅の花は満開で、足下からは随所にツクシンボウの若芽がみられるようになってきた(e)。まだ食用として摘むまでには間があるが、春の気配はいたるところにある。イチゲの仲間や(e)、イヌフグリをはじめ、白や黄色の花がいろいろとみられるようになってきた。 |
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数日前に伸びきって20cm程になったフキノトウの茎を摘んで、煮物にして食べた。フキノトウの味わいとはまた違った春の香りを楽しめた。 | |||||||
常磐自動車道全線開通 | |||||||
今日の午後3:00に常磐自動車道の富岡ICと浪江ICの間が開通し、埼玉県の三郷ジャンクションから宮城県の亘理ICまで総延長300.4キロが全線開通した。そこでわが家にやってきていた千葉菌類談話会のDさんと三人で、午後3:15頃に富岡インターから高速に乗ってみた。 富岡インター入り口前から長い車の車列が続き、道路周辺にはマスコミの取材者と撮影隊が多数出ていた。インター入り口には富岡IC〜浪江IC間の空間放射線量の表示計がある(a)。ナメクジの歩みでやっと高速に入っても、しばらくは発進・停止のノロノロ渋滞が続いた(c)。 やがて車が流れ出した。浪江ICまでの間に二ヶ所の線量計がある。そのうち一つは5.4μSv/hを示していた(d)。浪江IC近くなると、再び空間線量は下がりはじめた。浪江インター出口では、原発事故避難者の車が短い列を作っていた。その脇のETC車両の通過ゲートはガラガラだった(f)。ずっと雨で視界も悪く、あまり気持ちの良いドライブではなかった。 |
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