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2015年11月30日(月) ヌルデタケ:異様なカサ表皮の細胞
 ヌルデタケは人の鼻のような姿をした小さなきのこで、胞子を散布する時期は限られているようだが、ほぼ通年見ることができる(a, b)。近くの都市公園から持ち帰ったきのこを検鏡して遊んだ。孔口の数を確認しようとスケールをあててみたがなんともわかりにくい(c)。そこで孔口に水平にきのこを切ってあらためて確認すると、孔口の数は5〜7個/1mmほどだ(d)。
 きのこを縦断してみると、表皮層と傘肉および子実層の三層からなっている(e)。菌糸構造は一菌糸型で(f)、クランプはない。傘肉には先端部が枝分かれし微粒を帯びた菌糸が多数混じっている(g, h)。子実層をいくらみても担子器らしき姿を見つけられなかった(i)。カサ表皮の細胞は細かく枝分かれした異様な姿で、カサ肉の微粒を帯びた菌糸(g)とよく似た構造をしている(j)。
 
(a)
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(j)
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奥日光の赤沼車庫と千手ヶ浜を結ぶハイブリッドバスは今日が今年度最後の運行となる。


2015年11月29日() ヤキフタケ Coriolus pubescens ?
 中禅寺湖畔で枯れた立木一面にびっしりと白色系のきのこがついていた(a, b)。紙袋に入れて持ち帰ったが、袋を明けてみると小さなウジ虫で一杯だった。子実層托に白い塊があるのは、虫が孔を明けたときのクズで菌糸の塊だ。きのこはすでに半ばミイラ化している。
 きのこ自体は軽くて硬い木質で、孔口は3〜4個/1mm。何ヶ所かで断面を切ってみると、どこにでも虫がはいっていた(e)。菌糸構造は三菌糸型のようだ(f)。原菌糸にはクランプが有る(f, g)。よく見ると楕円形の胞子が随所に見られた(h)。胞子も菌糸も非アミロイドだ(i, j)。フロキシン・消しゴム法で菌糸をバラすと、結合菌糸は細かく砕けて短いものばかりになった。担子器、偽担子器、シスチジアのどれとも受け取れるようなものは見られるが、これがシスチジアであると確信を持てるものはなかった。ヤキフタケだろうか。
 
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 昨日は茨城大学の公開講座「植物を支える '菌根菌' のはたらきを探る」を受講してきた。講師は谷亀高広さんで面白い話をたっぷり聞かせてもらうことができた。菌根菌についての知識の整理にとっても非常に有用でありがたい内容だった。実習では小野義隆教授にも指導陣に加わっていただき、とても鮮やかな徒手切片作成の技を披露していただいた。小野教授の切り出した切片画像はそのまま菌根菌の教科書に載せられるような美しいものだった。
 
(m)
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(o)
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(p)
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(q)
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(r)
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 昨夜はいわき市の友人宅で楽しい時を過ごし、今日の午前中にいわき市の白鳥飛来地や川内村近くまで脚を伸ばして、古殿町で味噌を買ってから帰宅した。


2015年11月28日() 雪を被った女峰山と男体山
 昨日午前中にお土産を買いに東照宮の駐車場近くまででかけた。途中の公園からは雪を被った女峰山(a)と男体山(b)の雄姿が印象的だった。女峰山の岸壁はみごとだった。店に到着したもののまだ開店していないので、いろは坂を上がって湯ノ湖まで行ってみることにした。
 前日の降雪のためかいろは坂を上がる車はとても少なかった。途中明智平の駐車場に車を駐めた。過去に200回以上中禅寺湖畔には来ているが、明智平に寄ったのは初めてのこと。ロープウェーが動いていた。男体山方面を眺めると下りのいろは坂が望遠できた(c)。
 中禅寺湖畔からは男体山がくっきりと見えた(d)。しかし湖の先では日光白根山が今にも雪雲に隠れようとしていた(e)。次第に風が強くなり、雪も舞い始めたがそのまま湯ノ湖に向かった。日光湯元温泉街も雪の中、ビジターセンターを訪れる観光客も少なかった(f)。
 ビジターセンターでしばし知人と歓談してから帰路に着いた。予定外のドライブを楽しんでいる間にも雪雲は広がって、山はすっかり見えなくなってしまった。再びいろは坂を下って、当初の目的のお土産屋に寄って目的のものを買って帰宅すると昼食の時刻になっていた。
 
(a)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 今日はこれから水戸市の茨城大学に向けて出発。茨城大学と日本菌学会関東支部共催の公開講座「植物を支える '菌根菌' のはたらきを探る」を受講するためだ。午前中は座学、午後は実習のようだ。こういった講座に参加するのは実に久しぶりのこと。講座の後はいわき市の友人宅で一晩過ごして翌29日に川内村近くの鹿又川渓谷で子嚢菌を採取してから帰宅する予定だ。


2015年11月27日(金) ネンドタケとネンドタケモドキ
 ネンドタケやネンドタケモドキは低地から山間地まで、何処にでも見られるきのこだ。近くの都市公園でネンドタケ(a, b)とネンドタケモドキ(a', b')を採取した。時期の問題なのか、残念ながら両者ともに胞子はまったく見つからなかった。そこで、菌糸型と剛毛体だけを観察した。
 それにしても菌糸をほぐすのに思いの外手こずった。子実層の部分とカサ肉の部分から、それぞれ別途に微小片を切り出してスライドグラス上のKOH液に載せ、実体鏡の下で先細ピンセットでほぐしてからカバーグラスをかけ、その上から消しゴムで擦ってさらにバラバラにした。
 両者ともに菌糸の色は褐色で、原菌糸と骨格菌糸からなる二菌糸型(dimitic)、厚壁からなる槍の穂先のような形の剛毛体をもち、菌糸にクランプはない。これらはいずれもタバコウロコタケ科を特徴づけるもので、両者ともPhellinus(キコブタケ属)の硬質菌だ。ちなみに学名のPhellosはラテン語で「コルク」という意味で、ギリシア語の同一音をそのままラテン綴にしたもの。一方、-inuはラテン語の接尾辞で「〜のような』という意。
 白色腐朽菌であればカサ肉に1-ナフトール・アルコール溶液を滴下すると濃紫色に変色するはずだ。キコブタケ属のきのこは白色腐朽菌なので、その確認をしようと1-ナフトール・アルコール溶液を滴下したが、芳しい反応は得られなかった。この呈色反応は新鮮なきのこでないと良い結果を得られないというが、それ以前に試薬が古くなっていたことが原因かもしれない。

[ネンドタケ]

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(c)
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(d)
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(e)
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(h)
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(i)
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(j)
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(a) カサ表面、(b) 管孔面、(c) [左] 背面、[右] 腹面、(d) カサ表面、(e) 孔口、(f) 子実体断面、(g) ×400 菌糸、(h) 原菌糸、(i) 骨格菌糸、(j) 剛毛体

[ネンドタケモドキ]
(a')
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(e')
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(g')
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(i')
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(j')
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(a') カサ表面、(b') 管孔面、(c') [左] 背面、[右] 腹面、(d') カサ表面、(e') 孔口、(f') 子実体断面、(g') ×400 菌糸、(h') 原菌糸、(i') 骨格菌糸、(j') 剛毛体


2015年11月26日(木) ミズナラの倒木についた硬質菌
 川俣温泉近くでミズナラの倒木についていた硬質菌を持ち帰った。キノコには弾力性があり、カサ上面には弱い環紋がみられ柔らかな毛で覆われている。孔口は茶褐色で4〜5個/1mm。きのこを縦断してみると、厚い毛被の直下に黒色の線状の下殼が明瞭に分かる。
 胞子は全く見当たらなかった。管孔部をほぐしてみると数は少ないが剛毛体が幾つも見えた。菌糸には薄壁のものと厚壁のものがあり、いずれも隔壁をもつ。つまり全て原菌糸からなり、骨格菌糸や結合菌糸は見当たらない。ラッコタケとしてよさそうだ。
 
(a)
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[WRAMERのドライバはWindows10でも使用可能]
 WRAMERの顕微鏡専用カメラWraycamはWindows10にアップグレードしても従来と変わらずそのまま使用できる。また最初からWindows10が入ったPCにドライバ等をインストールしても全く支障なく使える。もっとも今はその画質に耐えられずにWraycamは使用していない。
 昨日はとてもよく冷え込んだ。夕方温泉(やしおの湯:標高670m)に行くとき途中からミゾレになった。悪天候のせいか温泉はとてもすいていた。今日の奥日光は雪。中禅寺湖畔も降り続く雪ですっかり白くなった。大谷川周辺でも冬がすぐ近くまでやってきた。


2015年11月25日(水) ホウロクタケ:いつでもどこでも見られるが・・・
 ホウロクタケはほぼ通年何処にでも見られるきのこだ。何度か試みたが未だに胞子を見たことはない。また、外見がよく似たチリメンタケは白色腐朽菌なのに対し、ホウロクタケは褐色腐朽菌だという。日光に転居後もホウロクタケには頻繁に出会う。久しぶりに採集したのでバラして遊んだ。8月から今月までいくつかの子実体を確認したが、やはり胞子は見られなかった。
 菌糸構造は三菌糸型で(f)、原菌糸にはクランプがある(g)。骨格菌糸(h)や結合菌糸(i)に比較して原菌糸が思いの外少ない。子実層を切りだすのは至難の技なので、管孔部の一部をつまみ出して押しつぶしてみた。担子器らしき担子小柄をつけたものは見つからなかった(j)。
 
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[NEC MultiWriter 5000NのWindows10用ドライバ]
 うかつにもWindwos10にアップグレードしてしまったサブパソコンからはNECのモノクロレーザープリンタMultiWriter 5000Nが使えなくなってしまった(雑記2015.10.9)。NECのサイトにはずっと以前から「Windows10対応予定:時期未定」と記されたまま全く進展がない。
 調べてみると、どうやら5000NはブラザーのHL-2170WのOEM製品らしい。このWindows10用ドライバはブラザーのサイトで公開されている。このドライバを導入したところNECの5000Nが問題なく使えた。同じ悩みを抱えている人が他にもいるらしく、価格comの「くちこみ」に[Windwos10ドライバ](2015.11.21付け)のタイトルで同様のことが投稿されている。


2015年11月24日(火) オオチリメンタケ:カサ表面に緑藻も
 鬼怒川遊歩道を歩くと倒木や立ち枯れに白色から淡褐色、さらに緑色の硬いきのこが広く見られた(a〜c)。これらほとんどはオオチリメンタケのようだ。他にはカワラタケ、ホウロクタケ、カイガラタケ、ウスバシハイタケくらいしかきのこの姿は見られない。
 カサ表面には短い毛が密集し、子実層托は扁平な管孔が放射状に並び、ヒダ状になったり分岐する溝状に変化する(c, f, g, h)。まさに織物のチリメン(縮緬)のようだ。カサ肉は白色から淡いクリーム色で(i)、菌糸構造は三菌糸型だ(k)。カサ上面の緑色の正体は緑藻だ(l)。
 
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[ニャン太郎とフクチャン]
 わが家と北東側隣家との間の細い通路に毎日現れるオスの野良猫がいる。ほぼ決まった時刻にどこからか現れる。ニャン助とかニャン太郎と呼んでいる(m)。野良猫にもかかわらずキャットフードしかお気に召さないようだ。よほど空腹のとき以外は、煮干しや食べ残しの焼き魚をやっても見向きもしない。毎日、隣家の主が餌をくれるまでいつまでも座って待っている(n)。
 一方西隣の家にはフクチャンという名の白い飼猫がいてよくやってくる(p)。ニャン太郎が餌を食べている時など、少し離れた場所に座ってじっと様子をうかがっている(q)。この両者ともにオス猫で、縄張り争いなのか、背中を丸めて毛を逆立たせ睨み合う姿をよく見る(r)。飼猫のフクチャンの方が野良猫のニャン太郎よりも強いらしく、たいていはニャン太郎がすごすごと引き上げていく。それにしても近頃の野良猫は魚よりもキャットフードをお好みなんだろうか?
 
(m)
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(p)
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 昨日もまた「日光そばまつり」の会場に出かけて鴨南蛮そばや地鶏そばを食べた。雨にもかかわらず、遠方からの来訪者が多数やってきていた。温泉が凄まじく混み合っていた。


2015年11月23日() 毛むくじゃらの硬質菌:シラゲタケ
 硬いきのこといってもカサ表面に荒々しい毛をまとったきのこはそう多くはない。保育社図鑑によれば「傘の背面が粗大な荒々しい束毛でおおわれる多孔菌は熱帯に多く」と記される。まるでミノをまとったように見えるシラゲタケ(a, b)は「ヨーロッパにはない」とも記されている。
 属名については議論があるようだが、形態的には何とも異様な姿をしている。日本は熱帯ではなく、ましてや日光の山間部はどちらかと言えば亜寒帯になろうか。シラゲタケに出会ったのは中禅寺湖畔のボロボロに腐朽したミズナラ倒木上だった(a, b, c)。カサ上面の毛は長さ2〜4mmほどあり(d, e)、きのこの断面を見ても際立って長い(f, g)。管孔は大きく径0.5〜1mmほどある(h)。菌糸にはクランプがあり(j)、厚壁の原菌糸が見られる(k)。骨格菌糸のようなものが無数に見られるが(i, j)、その先を辿って行くと隔壁を持つものが多い(l)。ということは、骨格菌糸のように見えるやや厚壁の菌糸は原菌糸ということになろうか。二菌糸型なのか三菌糸型なのかよくわからない。
 
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 自宅周辺の入り組んだ道を散策していたら、田圃の畦にいくつもの大きなスギタケ群落ができていた。鮮やかな明るい黄褐色が遠目にもよく目立った。干し柿は再びカビで全滅!


2015年11月22日() 日光そばまつり:日光だいや川公園
 昨日から日光だいや川公園を会場に「日光市市制施行10周年記念 日光そばまつり」が始まった。開催時間は午前10時から午後3時までだが、早朝から周辺の道路は車がひしめき合っていた。この催しのため公園の中央大駐車場はバス、障害者専用車、オートバイ専用となり、一般車は西駐車場や臨時駐車場に駐めて、シャトルバスで会場に向かわねばならない。
 朝の7:50頃に西駐車場にかろうじて車を駐めることができたが8:00には満車となった。空は快晴で男体山や女峰山の雄姿が美しい。いつもどおりザックを背負って園内を歩き始めたがフユノコガサ、スギタケ、チャヒメオニタケ、エノキタケくらいしかきのこの姿はない。そこで8:30には車に戻り空身になって「そばまつり」の会場に向かった。
 9:00頃には第一会場はまだ人出も少なかったが、そば店の並ぶ第二会場は既に人で溢れ、一部の出店では早くも開店していた。10時半を過ぎるとどこも長い行列ができ、そばを食べるには15〜30分ほど並ばねばならない状態になった。出店しているそば店は21店あるが、そのうちの三つの店で盛り蕎麦一人前を頼んでそれを二人で食べた。他にも食べてみたい店があったが、あまりの混雑にあきらめた。11:30には会場を後にした。県外車がとても多かった。
 
(a)
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 「日光そばまつり」のため県外から多くの観光客が訪れているせいか温泉も混んでいた。


2015年11月21日() ミイロアミタケ:メモ
 ミイロアミタケについての覚書。若い菌の孔口ははじめ白色だが、指で強く押すと褐色に変わる。また成菌になると孔口全体が褐色になる。孔口は1〜2個/1mm(e)。管孔は意外と深い(d)。菌糸構造は三菌糸型で(f)、原菌糸にはクランプがある。胞子は見つけられなかった。
 
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 新鮮なスエヒロタケとヒラタケを採取するため近場の都市公園まで行こうと玄関を出ると、庭の切り株の根元にエノキタケ(g)とベニヒダタケ(h)が出ていた。どちらも地中の材から発生しているらしく地表面から出ていた。公園ではウラベニガサ(i)やスギタケ(j)、シロキクラゲ(k)がでていた。ハナビラニカワタケのようなきのこは胞子紋がとれず虫紋となってしまった(l)。
 
(g)
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 今日から三日間「日光そば祭り」。日光だいや川公園の駐車場はこのイベントのためにバスなどの専用駐車場となって、一般の車は駐めることができない。


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