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まだキノコはほとんど見られない | |||||||
日光はまだ桜がようやく開き始めたばかりなので、きのこの発生はあまり期待できない。そこで標高も低くずっと南に位置する真岡市の井頭公園に行ってみた。おりしも園内はどこも桜が最盛期を迎えていた。桜の樹下にアミガサタケが出ているだろうと思って、さんざん探したがひとつも見つからなかった。イチョウ樹下にトガリアミガサタケは出ていなかった。 歩き回ること約2時間。出会えたきのこといえば、クヌギタケの仲間(a)、ニガクリタケ(b)、巨大な野生シイタケ(c)、キクラゲ(d)、ヒメキクラゲ(e)、ヒトクチタケ(f)といったところだ。伐採した材を放置した場所では、昨年度の硬質菌のミイラが見られるだけで、新たに発生した硬質菌や材上生の子嚢菌は一切見られなかった。トガリアミガサタケもアミガサタケもこの地域ではまだ早すぎるのだろうか。あと10日もすれば変化が見られるのかもしれない。 |
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日光には羊羹専門店が多いことは先に記したが、今回は「練り羊羹 綿半」で買ってみた。先に購入してみた「三ッ山羊羹本舗」、「鬼平の羊羹本舗」に続く三件目だ。練り羊羹は、どちらかというと鬼平のそれに通じるややさっぱりした上品な味だった。この店は先の二軒と違い、専用駐車場がなく試食もさせない。味によほど自信があるのだろう。 | |||||||
日光桜回遊 初日のツァーに参加 | |||||||
昨日から桜巡りイベントの「日光桜回遊」が始まった(4月30日まで)。鉢石地区の老舗商店などで組織する「日光桜遊会」の企画で、初日は東大付属日光植物園の清水淳子さんを講師に迎えて、桜ガイドツアーが行われた。暖かい陽射しの下、このイベントに参加した。 出発点の日光郷土センターの標高は海抜571メートル。センターで清水講師による座学で桜の基礎知識を得た後、参加者全員で徒歩で7〜8ヵ所ほどの桜を巡った。日光は標高が高いので桜の開花は遅く、まだ大方の桜はやっと僅かの花が開き始めたばかりだった。 これまで桜といえば、アミガサタケの発生ポイントとしてしか認識していなかった。日本には自然の野山に自生する野生種の桜は9種あり、日光ではそのうちの7種が見られるという。いずれもまだつぼみの状態か開花したばかりだったが、御幸町だけでも樹齢200年以上の桜がいくつもあることを知った。あと四五日すれば、多くの桜が美しい姿を見せてくれそうだ。 |
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「日光桜回遊」からの帰路、今市の蕎麦屋に入った。広い駐車場に車は少なく、昼時にもかかわらず店内に客は一組だけだった。悪い予感がした。注文から待つこと30分、ようやくもり蕎麦にありつけた。その頃になっても新たな客は入ってこなかった。メニューを見ると完全に観光地料金、味にはかなり不満が残った。ふだん地元では600円も出せば極上の蕎麦が食べられる。地元の客がほとんど入っていない理由がよく分かった。あぁ〜授業料。 | |||||||
Googleカスタム検索とYahooカスタムサーチ | |||||||
いまさらなぜ古くさいnamazuやmsearchなどにこだわるのか。なぜ「Googleカスタム検索」や「Yahooカスタムサーチ」を使わないのか。そういったご指摘がいくつも寄せられた。 Google検索は魅力的な情報を得られるが広告表示がうるさい。個人サイトでは広告を消すことはできない。一方Yahooo検索は広告は表示されないが、解析情報などはGoogleに比較するとずっと少ない。企業や大学などはGoogle検索を使っているところが多い。
確かにこれらを使えば、namazuやらmsearchなどといった検索エンジンは不要になる。そこで、先日namazuとmsearchで試みた用語を、Google検索とYahooサーチでやってみた。 |
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上記の検索結果からわかることは、新しい更新・追加情報にはヒットしないということだ。たとえば上記(2)なら、4月5日や4月6日といった最近の記事には全くヒットしなかった。 ヒットするまでに何日くらいのタイムラグが生じるかは、サイトの歴史や知名度に大きく影響されるようだが、「きのこ雑記」の場合では両者とも約1週間。昔はこれが1ヶ月以上もあった。 |
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塩谷町の林道を走り回った | |||||||||||||
昨日はよく晴れてとても暖かかった。きのこ観察ポイントを探すため日光市の隣町の塩谷町の林道を走り回った。東古屋湖は釣り人で賑わっていた。遊歩道にはサクラが多いが、きのこの姿はなかった(a, b)。西古屋湖周辺では(c)、今年初めて樹液酵母のついた切り株をみた(d)。すさまじい騒音が次第に近づいてきたので、ふと見上げると直ぐ近くでヘリコプターがホバリングをしていた(e)。人が降りたり上ったりと、何かの訓練をしているようだった(f)。 枝道という枝道に次々と入って見たが、多くの道が行き止まりだった。たとえば、ほとんど車の入った跡のなさそうな林道では、突然ナイロンワイヤーに道を遮られた(i)。その先は崩れてとても通行できそうになかった(j)。昨年秋の大洪水による被害なのだろう。道脇の樹の根元に傘と柄をもったきのこがみられた(g)。ひっくり返してみるとニガクリタケだった(h)。 昼に帰宅して、自宅近くの畑の畦でツクシンボウを採った(k)。家の前の市道ではサクラが一気に開いてすっかり春を感じさせられる(l)。夕方はツクシンボウのハカマ除りにおわれた。 |
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昨年7月以来ずっと未梱包だった段ボールを、毎日少しずつ開いては片付けと整理を続けてきた。まるで引っ越してきたばかりのように、資源ゴミ(段ボール)が山のように出た。 | |||||||||||||
二つの検索エンジンの簡易比較 | |||||||
簡易検索エンジンのnamazuとmsearchを、ほぼ同一の設定と条件の下で比べてみた。一般的な検索をする限り両者にほとんど優劣はない。両者ともにインデックス作成型の検索システムなので、検索は瞬時に表示される。どちらかというとmsearchの方が心持ちやや早い。 検索用語に「namazu msearch」をいれてみた。これはいわゆる「and検索」で両者をともに含むページを検索するものだ。ともにヒットは2件で同じ(a, b)。ついで「瀧桜 オオズキンカブリタケ」をいれてみると、namazuでは3件、msearchでは5件にヒットした(c, d)。 さらに単純な正規表現「/カバノ?アナタケ/」を検索してみた。これは「カバノアナタケ or カバアナタケ」を表す。結果はnamazuでは予測通りに17件の結果を表示してきたが、msearchは正規表現を理解しないので2件しかヒットしない(e, f)。またWord、Excel、パワーポイント、一太郎、PDFなどのファイルの内容にもnamazuはヒットするが、msearchではどれもヒットしない。 |
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msearchの最大のメリットは設定の易しさだ。さらにサーバー上で更新できる。一方、namazuは設定が非常に複雑で、大半の人がここで躓いて導入を諦める。一方、Perl系のnamazuの場合、サーバー上での更新は困難で、Perl5.8系までの古いPerlでしか更新できない。さらに、自宅のPCで更新した場合、msearchならdefault.idxというインデックスファイル1本だけをサーバーにアップすればよいが、namazuの場合は60本ほどのファイルをアップする必要がある。 | |||||||
検索エンジンをmsearchに変えてみた | |||||||
「きのこ雑記」の検索エンジンをmsearchシステムに変更してみた(d〜f)。これまでは「きのこ雑記」だけでなく、姉妹サイトの「こけ雑記」でもnamazuシステムを用いてきた(a〜c)。 検索エンジンnamazuは高機能で、正規表現を使った検索もできる。しかし、膨大なファイルを抱えたサイトではインデクスの更新には非常に大きな負荷がかかり、プロバイダーのサイトでは更新できない。そこで自宅PC上でインデクス更新を行なう必要がある。 Windows上では簡略版のpnamazuシステムを用いていたが、これはPerlのv.5.8までにしか対応していない。自宅のPerlをv.5.22.1にしたところ、pnamazuは機能しなくなってしまった。要するにインデクスの更新ができない。そこで次善の策としてUnicode版のmsearchを使ってみることにした。msearchはWordやExcelやPDFは検索はできず、正規表現も使えない。 従来もnamazuシステムの検索画面を自サイト専用デザインに変更していたが(a)、msearchの検索画面はとりあえずデフォルトのままだ(d)。なんとも味気ない画面だが、当面はこれを「きのこ雑記」専用に書き換える物理的・精神的ゆとりがない。 |
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昨日の雑記に対して、「Perlは今や過去の言語、PythonかRubyですべて書き換えた方がよいのでは」といったコメントをいただいた。確かにPerlは今では「過去の言語」かもしれない。しかし、テキスト処理の言語としてみたとき、PythonやRubyにはない魅力がある。 情報処理に関わる者であれば、最低限 C、Java、PHP、Python、Rubyを自由に使えなければ困るだろう。しかし、年金暮らしの単なる面倒くさがり屋にとってはPerlとLispがふさわしい。 |
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スクリプト書き換えが一段落 | |
先月の20日頃から始めた「きのこ雑記」関連のプログラムを構成するスクリプト群の書き換え作業がようやく一段落した(雑記2016.3.23)。Rubyを使って書かれていたスクリプトはすべてPerlでゼロから書き換えた。そのPerlだが、昨年12月13日に公開されたPerl v5.22.1の仕様に対応させ、スクリプトもすべてUnicodeのUTF-8で記した。 結果としてほぼ100本ほどあったスクリプトは半分ほどの50本となり、無駄な中間ファイルもほとんど生成せずに済むことになった。日本語を扱うにはPerlよりもRubyの方がずっと楽だが、Rubyのバージョンアップは旧バージョンとの互換性がほとんど無視されることが多かったので、今回はひとつも使わなかった。これで向こう5〜10年はスクリプトをいじらずに済みそうだ。 このところ連日スクリプトを書いたり、デバッグに負われていたので、極度の集中が必要とされ頭と目が疲れた。今月から始まるギリシア語講座のための準備もまったくできていなかった。今日からはやっと日常的な活動に入れることになる。 |
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タイヤ交換:スタッドレスからノーマルへ | |||||||
昨日昼食後にプリウスとアルトのタイヤ交換をした(b→c; e→f)。昨年交換したのは4月20日(雑記2015.4.20)、一昨年は4月22日(同2014.4.22)、その前年は4月10日(同2013.4.10)だったから、最近4年間では最も早く夏用タイヤに戻したことになる。 この冬は降雪も少なく気温も高かったので、3月始め頃からすでにスタッドレスの必要性がなくなっていた。まだ降雪がないとも限らないのと、雪のある地域に出かける可能性もあったので、念のために3月いっぱいは冬用のタイヤで走っていた。 自宅の駐車場所の真ん中には柱があり、プリウスの場合、側壁とのスペースがとても狭くてジャッキを斜めに入れなくてはならない(a)。作業空間も狭くて必要以上に神経を使う。その点、軽自動車のアルトは気が楽だ。前部と後部をそれぞれ一度にジャッキアップできるし(d)、タイヤも軽いので作業は直ぐに済んだ。 |
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アミガサタケの発生ポイント探し | |||||||
春は子嚢菌の季節だ。いわき市では昨年3月26日にモミ樹下にシャグマアミガサタケを、一昨年の3月29日にはイチョウ樹下にトガリアミガサタケを見ている。 日光市はいわき市よりは寒いとはいえ、今年は暖かいからシャグマアミガサタケやトガリアミガサタケが早めに出るように思える。しかし、日光市に転居してから春を迎えるのは初めてなので、どこにいったらモミやイチョウ、あるいはサクラなどがあるのか知らない。モミは随所にあるので散歩を兼ねて探したが、今のところ何もない。イチョウ樹下はこれからかもしれない。 そこで昨日はサクラの名所をいくつか巡ってみた。下野市の天平の丘公園(a, b)、太平山のサクラのトンネル(c)、鹿沼市の千手山公園(e)、等々を巡った。天平の丘公園はまだほとんどのサクラが開いていなかった。太平山公園はイノシシの被害がひどかった(d)。樹下が踏み固められていなければアミガサタケが出る可能性が高い。そういう環境の場所を知るのが主目的で花見はおまけだったが、花見を楽しめる場所をいろいろ知ることができた。 |
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連日の暖かさのためか、自宅近くの農家の畦にツクシンボウが急に乱立し始めた。昨日初物を採って佃煮風と玉子とじに調理して酒の肴にした。 | |||||||
今年も千鳥ヶ淵で桜を楽しめた | |||||||||||||
昨日東京まで桜を楽しみに行ってきた。はじめに六義園の枝垂れ桜を鑑賞した。開園間近だったためか、お客さんもまだ少なくたっぷりと桜を楽しむことができた(a)。その後、四谷の鯛焼き屋「わかば」で鯛焼きを買って(b)、桜堤を九段まで歩いた(c)。千鳥ヶ淵に到着したのは昼近くだった。遊歩道は相変わらず混み合っていた(d, e)。堀にはすでに多くのボートが浮かんでいた(f)。ボート乗り場には長い行列ができていたが(g)、思いの外早く進んで、30分ほどでボートに乗ることができた(h)。桜の枝が水面近くまで垂れた場所は人気スポットだ。水面から桜の傘を通しての眺めも乙なものだ(i)。年々外国からの観光客が増えている。マレーシアからやってきたという二人も楽しそうに桜を楽しんでいた(j)。 靖国神社の南門前の歩道に三春瀧桜の子孫という樹が植えられているが(k, l)、花があまりにも淡色で、とてもベニシダレ(紅枝垂れ)の三春の瀧桜のイメージとはほど遠い。なおこの日出会ったきのこは、ソメイヨシノの老木についたコフキサルノコシカケだけだった。 |
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暖かい日が二日続き、好天微風の絶好の花見日和だった。折しもソメイヨシノは満開となり、堀の水面には花びらが舞い始めていた。今年も春を味わえたことに感謝。 | |||||||||||||
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