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日( )

2016年6月30日(木) 友人ら五人で奥日光を歩いた
 昨日は下界(?)では終日雨が降ったり止んだりのあまり芳しくなかったようだ。しかし、奥日光では時折強い日差しもあったりの曇り空で絶好のハイキング日よりだった。終日静かな散策をすることができた。出会ったきのこは少なかったが、楽しい一日を過ごすことができた。
 以下それらのうちから気まぐれに何点かのきのこを取り上げた。カラマツ林を歩くと、短時間のうちにハナビラタケに三つほど出会った(a, b)。タモギタケは幼菌から老菌までみられた(c, d)。ヒラタケの大きな群れはいくつもあった(e, f)。
 ホシアンズタケは年々減っている。この日は数ヶ所でわずかに出会っただけだった。前日の雨のせいかカサ表面の独特の模様はみられなかった(g, h)。コガネヌメリタケがやや高い場所にでていた(i, j)。久しぶりの出会いだった。そうそう、ハンノキイグチ(k, l)もあったっけ。
 
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 日光杉並木街道を走りながら帰宅する途中で、国道脇にミヤマトンビマイが出ているのをみつけた。暗かったので撮影はしなかった。大きな若い株がきれいだった。


2016年6月29日(水) 宇都宮市の八幡山公園にて
 八幡山公園は県庁や県立図書館のすぐ近くにあり、図書館なり県庁に行ったおりなどには気楽に散策できる。ここでは今の時期多くのきのこを見ることができる。
 駐車場に車を止めて歩き出すとすぐに日向の草むらにチチアワタケがでていた(a, b)。その少し先では大型の>イグチが群生していた。総数では30〜40個ほどにもなる。アメリカウラベニイロガワリ(a, b)やイロガワリなども混生していた。すぐ脇の松林ではアミタケが出はじめていた(e, f)。アカヤマドリの群生も凄まじかったが、全体に幼菌が多かった(g, h)。テングタケは乾燥気味でお世辞にも美しいとは言いがたかった(i, j)。コウモリタケ(k, l)やアセタケ類もいくつも見られた。ベニタケ類および小さなきのこは見なかったことにして通り過ぎた。
 
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 今日はきのこ仲間五人で奥日光を歩くことになっている。am6:20には出発せねばなるまい。


2016年6月28日(火) 宇都宮文化の森にて
 宇都宮美術館のある緑地帯は文化の森と呼ばれている。昨日の朝散策してみると、多くのきのこに出会うことができた。それらのうちから比較的多く見られたものを掲げてみた。
 アワタケは全体にやや乾燥気味だった(a, b)。中にはウツロイイグチを思わせるようなものもみられた(c)。クリイロイグチにであったのは久しぶりだった(d, e)。まるでチチタケのようにみえるものもあった(f)。ヤマイグチが多数でていた(g, h)。棒状に突っ立った幼菌が菌輪を作って乱立していた(i)。クサウラベニタケの大群に出会ったのは初めてだった(j〜l)。
 このほかにも、ヒロハシデチチタケがまだでていたり(m, n)、アカハテングタケ(o, p)やツルタケ(q)などもあちこちに出ていた。ノボリリュウタケは相変わらず何ヶ所にも群生していた(r)。
 
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 ベニタケ属の仲間は5〜6種みられたが、これらは採取も撮影もしなかった。


2016年6月27日(月) 真岡市の都市公園のきのこ
 日光市の都市公園や緑地帯でもきのこが急激に発生し始めたので、真岡市まで足を伸ばしてみた。何かのイベントでもあるのか井頭公園は早くからとても賑わっていた。きのこに関しては、思ったほどの発生はみられなかった。以下出会ったきのこの一部だ。
 イグチの類ではヤマドリタケばかりが10〜15個ほどまとまって出ていた(a, b)。遊歩道脇にはコウジタケ(?)のようなものが見られた(c, d)。テングタケの仲間は全くなかった。オオホウライタケは広範囲に群生していた(e, f)。湿った材からはカサヒダタケが(g, h)、あちこちの小枝からはオリーブサカズキタケが見られた(i, j)。大きなミミブサタケが一枚出ていた(k, l)。
 
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 日光転居満一年ということで昼食は宮環沿いの店でラーメンを食べようと思ったが、am11:40に到着するとすでに駐車場は満杯で、店の入口には何組もの客が行列を作っていた。さすがに日曜日だ。残念ながらまたしても激辛味噌ラーメンを食べることは諦めて帰宅した。


2016年6月26日() まるで発生解禁日でもあるかのように (II)
 昨日の雑記の続き。近場の都市公園で出会ったきのこで、昨日取り上げなかったものを中心に取り上げた。ツチスギタケが新鮮な姿を見せてくれていた(a〜d)。落ち葉溜まりではあちこちからモリノカレバタケの幼菌群が顔を出していた(e, f)。
 よく見もせずに迂闊にもムジナタケをツチスギタケと間違えそうになった(g, h)。今の時期、アミスギタケは都市公園から奥日光まで多数でている(i, j)。イッポンシメジ属のきのこも何種類かみたが、全体が青紫色をした小さなものがきれいだった(k, l)。
 遊歩道脇の樹木にイヌセンボンタケが一面に広がっていた(m, n)。その少し先ではササクレヒトヨタケもでていた(o)。ハラタケ属の若い菌はカサの頂部が平だった(p)。苔や芝の中からは、ヒナノヒガサ(q)やオオキヌハダトマヤタケの幼菌と思われるアセタケ属菌が見られた。
 
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 早いものでいわき市から日光市に転居してきて今日でちょうど一年となる(雑記2015.6.26)。
 昨日は栃木県きのこ同好会の総会と懇親会に出席。久しぶりに日本酒をよく飲んだ。


2016年6月25日() まるで発生解禁日でもあるかのように
 近場の都市公園を歩いてみて驚いた。大型菌をはじめ多くのきのこが出ていた。二日前まではほとんど何もなかった。あたかもきのこに「発生の解禁日」でもあるかのようだ。
 今朝はそのうちのいくつかを取り上げた。ムレオオイチョウタケは株の径が30cmほどあり遠くからもよく見えた(a, b)。アメリカウラベニイロガワリ(c, d)やイロガワリ(e, f)は遊歩道の脇に群れるように出ていた。ヒメコナカブリツルタケ(g, h)やアカハテングタケ(i, j)などテングタケ属がいくつも見られた。新たな場所にご禁制品つまりPsilocybe(シビレタケ属)のきのこもみられた(k, l)。
 今朝はこれからギリシア語の読書会に参加するため東京まで出かけるので、時間的に今ここに載せられなかったきのこは明日の雑記にでも載せようと思う。
 
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[追記: am10:20] 朝、東武鉄道に乗って東京に向かったが、車両故障の影響とかで途中で止まってしまった。いろいろ悪戦苦闘したが、読書会の開始時刻までに教室には到着できないことがわかり、諦めて自宅に戻るしかなかった。あ〜ぁ、朝からがっかりだった。


2016年6月24日(金) 杉木立のミヤマトンビマイ
 今年はミヤマトンビマイの発生数がとても少ない。発生の時期も遅く成長も芳しくない。今現在見られるものでは、傘がいくつも重生したものは少なく、全体に若い菌が主体だ。今月16日に見たものがこの一週間でどの程度成長しているのか確認してみたところ(雑記2016.6.17)、意外と順調によく生育していた。先の雑記(6/17)の(6.16 a)が(c, d)に、(6.16 b)が(e, f)のように生育していた。雨がほとんどなくても、およそ一週間で結構大きくなるものだ。
 例年日光杉並木街道(国道119号線)を走っていると、道路脇に大きく育ったミヤマトンビマイが幾つか見られるのだが、今年はまだ全く見られない。7月になったら発生するのかもしれない。
 
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2016年6月23日(木) きのこが異常に少ない奥日光:雨不足?
 奥日光千手ヶ原に定点観察に行った。といっても気楽に散歩をするだけで積極的に歩きまわるわけではない。クリンソウ騒ぎが一段落して、赤沼バス停発の始発バスは空いていた。
 今シーズンはこれまでのところ、きのこの発生に関してはやや異常ともいえるほど少ない。相変わらず雨はほとんど降っておらず、西ノ湖の湖面は例年の1/10を遥かに超えるほど小さくなっている(雑記2016.6.10)。湖底を歩いて気楽に対岸に行かれるほどだ。
 今シーズン初めてホシアンズタケに出会った(a)。数は非常に少ない。その近くには小さな幼菌が出始めていた。カサの径2〜8mmほどのいわばまだ赤ん坊のきのこだが、一丁前に柄には赤色の液滴を帯び、傘表面には特有の網目状のシワがある(b)。年々発生数が激減していて、いずれは見られなくなるのかもしれない。
 他に出会ったきのこといえば、タモギタケ(c, d)、スギタケ(e, f)、ツバのあるマツオウジ(g, h)、ウスヒラタケ(i, j)、タマチョレイタケ(k, l)、ウラベニガサの仲間、チシオタケ、ナヨタケ属などだった。
 
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 きのことは関係ないが、ショウキランが奥日光でも杉並木でも咲き始めた。


2016年6月22日(水) いわき市でもきのこは少なかった
 昨日福島県いわき市までパンを買いに行ったが、その途中でブナ林と海岸林を少し歩いてみた。いずれもきのこの発生はあまり芳しくなかった。海岸林のスダジイ林ではカンゾウタケがいくつも見られた(a, b)。ミドリスギタケはあちこちに多数見られた(c, d)。明るい色でまるで別のきのこのような姿のものもあった(e)。
 ブナ林でもきのこはあまりみられず、かろうじてツキヨタケの幼菌(f)、ベニヒダタケ(g, h)、キララタケ(i〜k)、アラゲコベニチャワンタケの仲間(l)などが見られた。他にも二種類ほどのベニタケ属やゴムタケなどもみられたが、あまりよい状態とは言えなかった。
 
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2016年6月21日(火) 鬼怒川方面の公園もきのこほとんどなし
 朝、鬼怒川方面に車を走らせた。途中で鬼怒川温泉公園や川治湯元のあじさい公園などを歩いてみたが、どこもほとんどきのこの姿はなかった。五十里湖の先まで足を伸ばしたが、4月から続く渇水のため湖底があらわとなり、一部にはしっかり草が茂っていた。
 かろうじて出会ったきのこといえば、モリノカレバタケ(a, b)、シロニカワタケ(c)、ベニタケの仲間(d)、ウスタケ(e, f)だけだった。鬼怒川沿いの国道は涼しかったが、今市地区までもどってくると路面からの照り返しが強くとても暑かった。
 
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 今日はこれからパンを買いにいわき市のブレッドガーデンまで行くことにした。この店は週に三日しか営業せず開店から30〜40分もすれば商品は全くなくなってしまう(雑記2013.11.20)。
 東京世田谷まで行ってブロートハイムのパンを買うという選択肢もあるが(同2015.7.9)、往復に要する時間はともに片道三時間半ほどで両者とも変わらない。交通費はいわき市までクルマで往復する方が、電車で東京往復よりも遥かに安い。


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