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2016年7月20日(水) いわき市海浜緑地のきのこ
 昨日はいわき市まで片道およそ180Kmほどクルマを走らせて小名浜のブレッドガーデンまでパンを買いに行った。パン屋の開店前に小名浜から比較的近くの海浜の緑地を散策してみた。思いの外多くのきのこが見られた。以下に掲載したのはその一部だ。
 オニイグチ(a, b)、オニイグチモドキ(c, d)は至る所にでていた。ウツロイイグチ(e, f)、クロアザアワタケ(g, h)、キイロイグチ(i, k)は数個の子実体にであった。アワタケ(l, m)、ニワタケ(n, o)もいくつもでていた。コタマゴテングタケ(p, q)はツルタケやテングタケなどに混じってでていた。カンゾウタケ(r, s)がスダジイの高い位置にでていた。ウツロイイグチはまだ出始めだったようだ。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
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(k)
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(l)
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(m)
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(n)
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(o)
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(p)
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(q)
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(r)
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(s)
(s)
 とても暑い一日だった。特に直射日光下の舗装道路は最悪だった。しかし、樹林帯の中を通る道路ではさほどの暑さは感じなかった。日光に戻ると、夕方には涼しくなっていた。


2016年7月19日(火) たまにはベニタケ属を観察
 宇都宮市の文化の森を歩くと、きのこの姿はいたって少なかった。日光市の都市公園では前日豊富にきのこが見られたのであまりにも対照的だった。ただ、ヒメコナカブリツルタケヤマイグチツチカブリノボリリュウタケ、ベニタケ類、チチタケ類はやたらに多かった。
 アイタケが出ていたので(a, b)、久しぶりに胞子(c)、カサ上表皮(d〜f)を眺めて遊んだ。いわゆる「アイタケ型」のカサ上表皮は確かに特徴的だ。水封だとコントラストが弱いので(d)、フロキシンで染めた(e, f)。ベニタケ属ではカワリハツに似たきのこ(g〜i)とクサハツモドキに似たきのこ(j〜l)が特に多かった。クサハツやオキナクサハツもよく出ていた。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(i)
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(j)
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(k)
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(l)
(l)
 今日はいわき市に行きブレッドガーデンでパンを買い、友人宅に寄ってから帰宅する予定。


2016年7月18日() 初めて出会ったコブミノコガサタケの成菌
 先に日光だいや川公園でコブミノコガサタケの幼菌にであったが(雑記2016.6.13)、その後はいっこうにカサを広げた成菌の姿を見つけられなかった。先日なんとも妙な姿をしたきのこにであった(a, b)。何だろうと思って持ち帰った。
 ヒダの一部をつまみ出して簡易顕微鏡でみると、どこかで見たような胞子が見えた(c)。これをみてピンときた。きっとこれがコブミノコガサタケの成菌の姿なのだろう、そう思った。あとはヒダの縁シスチジアとかさ表皮を確認すれば確証がもてる。
 改めて胞子を確認したのち(d)、ヒダを何枚かまとめて切り出して(e)、先端をみると特徴的な縁シスチジアがある(f)。ヒダを縁をフロキシンで染めて見た(g)。倍率を上げて再確認した(h)。同様にカサ表皮を切り出して(i)、確認した(j)。まちがいなくコブミノコガサタケだった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
(f)
(g)
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(h)
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(i)
(i)
(j)
(j)
 昨日は朝7:20頃から夕方4:40頃まで、終日プレパラート作成実習に明け暮れた。はじめに実習教材としてのきのこを近くの都市公園で採取した。公園にはベニタケ類やイグチ類をはじめ多くのきのこが発生していた。中でもシワチャヤマイグチがやたらによく目立った。


2016年7月17日() 土壌生のアラゲコベニチャワンタケの仲間
 奥日光の西ノ湖で採取したものである。そこは例年なら水面下のはずだが今年は水量が非常に少なく干上がってしまった場所である。しかもたかだか3m四方の狭い地表にアラゲコベニチャワンタケの仲間が群生していた。
 (a:a-1〜a-6)はもろに陽があたる場所、(b:b-1〜b-8)は倒木の陰にあった。色が違ってみえたので念のため別種として持ち帰った。当然同一種だろうと思いながら観察したところ、胞子の大きさ、形状、刻紋が明らかに違っていたのでびっくりした。
 (b)の縁毛をいつもの手順で観察開始すると、妙に先端が丸く、太い、倍率をあげて基部の観察をしようとしてまたまたびっくり! 変なものが見える。毛? どうも外層の細胞から出ている。縁毛としてよいのか、最外層の細胞なのかとも考えたが隔壁があるので毛と考えた。二股分岐だけではなくまるでヒトデのように腕を四方にのばしているものもある。
 土壌生、しかも柔らかい土の上で発生し泥まみれである。ていねいに泥の除去を試みたが泥を落とそうとするあまり組織までそぎ落としてしまった。
 そもそもアラゲコベニチャワンタケの仲間は材上生であって、地上生のものがこんなにあるなんて思ってもいなかった。すでにこの仲間の観察にはまって4年たち100地点以上で採取しているが、地上生のものに出会ったのは過去に2回だけである。こんな面白いものとの出会いがあると地上生にばかり目が行き材上生をのがしてしまいそうである。
 パソコン音痴の苦労は続く。新しい機械に変わってから環境が激変し、ため息と落ち込みの日々である。  (Y. A)
 
(a-1)
(a-1)
(a-2)
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(a-3)
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(a-5)
(a-5)
(a-6)
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(b-1)
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(b-2)
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(b-3)
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(b-4)
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(b-5)
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(b-6)
(b-6)
(b-7)
(b-7)
(b-8)
(b-8)
 今日は先月に引き続いて宇都宮大学の学生さんが研修にやってくる。今回の修得目標はきのこのヒダとカサ表皮など目的に適った適切なプレパラートの作成と観察か。 (I. A.)


2016年7月16日() 雨の日光だいや川公園:再びきのこ大発生
 昨日は終日雨。時に強風を交えて強く降ったり、小雨になったりめまぐるしく変わった。午前中に傘をさして近くの日光だいや川公園を歩いた。先週一旦きのこの発生が停まったようにみえたが、再びイグチ類とベニタケ属を中心として、大型のきのこが大発生していた。
 きりがないので、今回もベニタケ科、キシメジ科、フウセンタケ科、腹菌類、小型のきのこは見ないことにして、歩みを進めた。それでも大型菌があまりによく出ていることに驚いた。
 シワチャヤマイグチ(a, b)、アカヤマドリ(c, d)、オクヤマニガイグチ?(e, f)、ミドリニガイグチ(g, h)が広範囲に発生。アメリカウラベニイロガワリ(i, j)、イロガワリに似たきのこ(k, l)もよく出ていた。ハラタケ(m, n)、オニイグチ(o)、タマゴタケ(p)、フクロツルタケ(q)、キイボカサタケ(r)などを雨の中で撮影した。他にもイグチ類とテングタケ類をそれぞれ数種見ることができた。
 雨にもかかわらず、数人のチダケ採りに出会った。袋の中を見せてもらうと収穫は今少し貧弱だった。チチタケはまだ幼菌ばかりで本格的な発生は来週以降のようだ。
 
(a)
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(c)
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(p)
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(q)
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(r)
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 今日は前期最後のギリシア語・ラテン語の読書会。夏休み中に基本語彙・文法事項と統語論を確実に身につけておかないと、秋以降に脱落すること必死。忙しい夏休みになりそうだ。


2016年7月15日(金) 鬼怒川遊歩道:ヒルとの闘い
 傘をさして鬼怒川遊歩道を散策した。クヌギタケの仲間の小さなきのこがいろいろ出ていた。しゃがんでルーペを近づけて見ていると、たちまち数匹のヒルが足元に這い上がってきた。
 ヒルは雨の中や直後には特に元気がよい。ミドリニガイグチ(a〜c)やシロヤマイグチ(d, e)を撮影していると左指にヒルが跳びついてきた。直ちに摘みとって放り出してふと足元をみると、靴の上をヒルが這っていた。ズボンの裾を捲り上げてみると、ベッタリと血がついていた。
 ガンタケ(j)、マルミノヒガサタケ(k)、カメムシタケ(l)、ハナオチバタケ(m)を撮影している時には傘の柄にヒルが上がってきて、そこから腕に跳びついてきた。周辺には退色したムラサキナギナタタケがあちこちに群生していた(n, o)。しゃがみ込むとそこにもヒルがいた。
 鬼怒川公園ではヌメリイグチ(f, g)、ニガイグチモドキ(h, i)、ウスタケ、オオホウライタケ、ベニタケ属などがでていたが、ヒルにはやられずにすんだ。
 
(a)
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(c)
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 この日は結局六匹のヒルに捉まった。むしりとり血を拭きとって絆創膏を貼って帰宅した。三年ほど前までは鬼怒川遊歩道にヒルはいなかった。


2016年7月14日(木) スミゾメヤマイグチ:カサ上表皮に特徴
 近くの日光だいや川公園にヤマイグチやらスミゾメヤマイグチが数ヶ所に出ていた。黒くてカサ表皮が凸凹したように見えるヤマイグチがあるかと思えば、カサ表面がやや平滑でヤマイグチのように見えるスミゾメヤマイグチもあった。久しぶりにミクロの姿を観察した。
 図鑑などをみると胞子のサイズとシスチジアの形がやや違うように記したものもあるが、現実的には胞子やシスチジアをいくら観察しても両者を区別するのは難しい。しかしカサ上表皮を観察すれば「〜ではない」ことは明瞭にわかる。
 ここではスミゾメヤマイグチの画像を列挙した。画像はシスチジア(e, f, g)、カサ上表皮(h, i, j)。孔口の表面(k)、管孔の断面(l)。[cf. 雑記2012.9.4同2007.7.10ほか] なお、画像(h)は単眼の学習用顕微鏡(x10)をケータイで撮影したもの。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 連れ合い(Kamikon)の新しく届いたパソコンは何とか従来とほぼ同じ環境を構築することができた。コストの問題からMSOfficeはクラウド版のOffice365を使うことになった。


2016年7月13日(水) 尾瀬周辺から南会津へ
 昨日は終日ラテン語の勉強をするつもりだったが、朝食後に外をみると青空が広がっている。そこで予定を変更して、尾瀬の北の玄関口の御池駐車場から沼山峠まで歩くことにした。御池に着いて駐車場をみると予想外に多くのクルマがいた(a)。おまけに駐車料金が1,000円もする。そこで急遽新潟県側に向かい、途中で周辺の林を覗いたがきのこの姿はまったくない。ただ、燧岳の勇姿を仰ぐことができただけだった(b)。そこで途中から檜枝岐村に戻った。
 こういう時はクルマは便利だ。方向転換をして南会津の高清水公園に向かったが(c)、何度ものクマとの遭遇で死者まで出たとあって、公園内の散策コースはすべて閉鎖されていた(d)。駐車場の周辺にも新しいクマの足跡などが見られた。そこで園内散策は諦めた。
 ただ駐車場周辺をちょっと見回しただけでも、キンチャヤマイグチ(e, f)、シャカシメジ(g, h)、巨大なムレオオイチョウタケ(i, j)、コガネテングタケ(k, l)や、大きなオオクロニガイグチ、巨大なアシベニイグチチチタケなど、この他にも6〜7種類の大型菌が見られた。
 
(a)
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(c)
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(l)
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 日光市でもヤコウタケが出ているという。メールには美しく光る写真が添付されていた。昨日はそのすぐ近くを通過したが立ち寄らなかった。近々訪れてみることにしたい。


2016年7月12日(火) 都市公園のきのこ一旦終焉か
 さる6月末頃から続いていた都市公園のきのこ大発生もそろそろ終わりを迎えたようだ。昨日真岡市の井頭公園を散策したところ、きのこの姿はほとんどなくなっていた。腐敗したりカラカラに乾燥した大型菌があちこちに転がっていた。
 いくつか出会ったきのこについてのメモだ。てっきりオニイグチモドキだろうと思ったきのこは、胞子を確認するとオニイグチらしい(a〜e)。アイゾメクロイグチはかなり乾燥していたためか、現地では青変性がわかりにくく、帰宅後に改めて青変性を確認できた(f〜j)。
 他に出会ったきのこといえば、ツルタケ(k)、テングツルタケ(l)、ヘビキノコモドキ(m)、アシベニイグチ(n, o)、アメリカウラベニイロガワリくらいだった。何ヶ所かでヤマカガシにであった。
 
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 大学が夏休みに入るため7月19日から9月23日までギリシア語とラテン語の読書会もお休み。この数ヶ月土曜日に向けて毎日準備に終われっぱなしだったので少しほっとできる。しかし、夏休み中にギリシア語もラテン語も各々基本語彙(約2,500語とその曲用)を修得して、ややこしい統語論を確実に理解しておかないと、秋以降に脱落者になること必定だ。


2016年7月11日(月) 東京きのこ同好会に合流して奥日光散策
 前日とは打って変わって昨日は終日好天だった。朝、奥日光に上がり、イタリア大使館跡公園や山王峠下などを歩いてみたがきのこの姿はとても少なかった。出会えたのはヒダハタケ(a, b)、ハナイグチ(c, d)、アシベニイグチ(e)、テングノメシガイの仲間くらいのものだった。
 昼近くになって東京きのこ同好会のメンバーに赤沼バス停で合流して千手ヶ原を一緒に歩いた。きのこは少なかったが、それでもアミタケ、ホシアンズタケ、ムカシオオミダレタケ、オオカボチャタケ、タマチョレイタケ(f)など都会ではなかなか会えないきのこに出会えた。三ヶ所ほどでタモギタケのまとまった株に出会えた。一行は撮影したり採取したりとても楽しそうだった。
 
(a)
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(c)
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(e)
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(f)
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 日向を歩いていると汗をかいたが、樹林の中はさわやかな風を受けて心地よい散策ができた。


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