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「きのこ雑記」新たなURL http://fungi.sakura.ne.jp/f_index.html

2017年1月10日(火) 県立博物館「キノコの不思議」展と鬼辛ラーメン
 昨日は午前中いっぱい雨降りだったので朝の散歩はできなかった。ちょうどよいので宇都宮の県立博物館の「キノコの不思議」展に行ってみた。時期が時期なのでお客さんは少なかった。新鮮なきのこの展示品は当然ないが、その分写真がよかった。
 昼前の11:20頃に味噌ラーメンの店「みそいち」に行ってみると、駐車場は満車で店には客の行列ができていた。近くの農産物直売所に寄って再び行ってみると駐車場に空きができていた。昨年の12月8日以来の激辛ラーメンだ(雑記2016.12.8)。前回は最も辛い「鬼とんがらし味噌」を食べたので、昨日は「鬼辛たま味噌」に辛み加えてもらった。鬼三昧カードの三品のうち二つが埋まった。鬼三昧挑戦者は相変わらずまだ少ないようだった。
 
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 昨日は春の様な陽気となり、午前中に奥日光に積もった雪も大半が溶けてしまった。


2017年1月9日() 「こけ雑記」のスクリプト書換開始
 今週末の土曜日は共通一次試験のためギリシア語講座は休講。そこで「こけ雑記」関連のスクリプトの書き換えを始めた。全体がどういう構成になっていたのか眺めてみると、Rubyのコードはすべて化石バージョンである1.8に準拠して書かれていた。Perl5についても同様に、日本語処理の部分にはすべて既にご臨終から久しいJperlに準拠したコードがかなりあった。
 このことはもう何年も前から分かっていたことだが、面倒くささが先に立ってこれまでずっと放置してきた。そこで新たな方針としてRubyをやめて、すべてをPerl5だけで動かすことにした。問題となるのはマルチバイト文字の処理だけなので、それに関連するコードを書き換えてライブラリーを変更すればよいことになる。でも、言うは優しく行うは面倒そうだ。
 とりあえず、どういったスクリプト群が必要なのか全体をゼロから見直して、無駄なスクリプトを一本でも減らすつもりで、各プログラムの構成を検討し始めた。目標は今週末に完成だ。

 久しぶりに昨日午後から雨が降り始め、日光市街地では今朝も雨が降り続いている。ずいぶん長いこと雨や雪は降っていなかった。奥日光では昨日までほとんど積雪がなかったが、昨夜から湿った重い雪が降り始め、朝方にはいろは坂から上では積雪に覆われた。



2017年1月8日() 今朝の大仕事:ドライブレコーダー
 昨年10月頃からプリウス車載のドライブレコーダー(雑記2013.12.12)がしばしば不具合を起こすようになった。走行中に突然モニター画面が消えて起動時の初期画面が現れ、そのまま真っ暗となってしまう。しばらくすると勝手に起動して何事もなかったかのように稼働する。モニター画面が消えていた時間帯の記録はSDカードにも残っていない。
 当初はあまり気にしていなかったが、12月に入ると起動こそするものの初期画面のままで、各種機能ボタンもまったく反応しなくなった。時折気まぐれにモニター画面が正常に機能するが、それも短時間ですぐにまた起動時の初期画面に戻ってしまう。
 カメラ本体の故障だろうと思って室内に持ち込んでいろいろテストしてみた。家庭用コンセントからUSBコードで繋ぐと正常に機能する。そこで、車内の電源コードを点検してみると一ヵ所に強い折れ目があった。もしかしたら、この部分で接触不良が起きている恐れがある。
 どうやら接触不良が原因だった可能性が高い。そこで、壊れて処分したポータブルカーナビで使っていたコードで置き換えて繋ぐと正常に稼働した。しばしこれで様子をみてみよう。
 今朝はドライブレコーダーのテストやら電源コード交換などに時間をとられてしまい、手元の硬質菌とコケ標本を見ることができなかった。


2017年1月7日() 残念だが身近に同好の仲間は皆無
 今日は今年最初のギリシア語とラテン語の読書会。今にして思えば、昨年4月から綱渡りのような状況のなかで、これまで何とか脱落することなくやってきた。でも結構しんどかった。
 ラテン語はまだしも、ギリシア語は確かに語の変化だけではなく、構文や統語法がややこしく面倒だ。しかし、現在の学術用語の多くがギリシア語由来のラテン語からできている。ギリシア語に多少でも触れると、それら専門用語に対する理解も深まることは間違いない。
 昨年四月の開講時には50名近くいたメンバーも今や10数名。貴重な時間をもっと有効に利用したい人たちが離れていったらしい。その古典ギリシア講座もあと数回で終了する。
 つくづくと身近に同好の仲間がいればなぁ、と思う。せめて、宇都宮市の大学に西洋古典学の講座でもあればよいのだが、そういった講座をもつ大学はない。日光から最も近いのが東京の大学だったが、毎週東京まで通うのは年金生活の身には大きな負担だった。きのこ仲間やコケ関係者を含めても、身近に同好の仲間がいないことが残念だ。


2017年1月6日(金) 「こけ雑記」のスクリプトが動かない!
 五年半の空白はコケのイロハを忘れているばかりか(雑記2016.12.31)、「こけ雑記」というサイトの構成をもすっかり忘れていた。「観察覚書」の本文や「たわごと」の本文はまだしも、観察種一覧などそれらのINDEX類がどのように構成されていたのかも全く覚えていない。
 INDEX作りはもちろん手動では困難なので当然スクリプトを使っていたが、重大な問題点のあることが判明した。というのは、これらのプログラムがJPerlという前世紀の遺物ともいえる言語やら古いバージョンのRubyに準拠して書かれていたことだ。JPerlは削除したし、Rubyはだいぶ前に最新バージョンに置き換えた。だから、これらのスクリプトはまったく動かない。
 「きのこ雑記」に関しても同様のことがあって(同2016.3.23)、昨年3月に悪戦苦闘してすべてのスクリプトをPerlの最新のバージョン対応に修正したが(同2016.4.4)、同じように「こけ雑記」関連のスクリプトもすべて書き換える必要がある。コケの観察はできても、「こけ雑記」の更新はそれらがすべて完了してからでないとできないことになる。


2017年1月5日(木) 散歩から戻って作業中に、うんざり
 昨日の午前中も近くの田園地域を散策した(a)。この日の道筋からはなだらかな城山の山頂付近が尖ってみえる(b)。舗装路の両側には広々とした田圃が広がっている。道路脇やらあぜ道には意外なところに墓があり(b, c)、杉林の間には小さな神社があった(d)。この地域にはこういった小さな神社が多い。社の中にはさらに小さな本来の社舎が鎮座している(e)。
 散歩の途中には伐木を放置した場所がしばしばあるが、たいていは杉材ばかりで広葉樹はたまにしか見かけない。それらについている硬質菌はヒイロタケ、ホウロクタケとカワラタケばかりで、ときおりキヒラタケやスエヒロタケを見かけるだけだ。昨日も同様だった。
 昨年採取して塩漬け保存しておいたきのこを塩抜きをするときれいな色が戻ってきた(f)。きのこで思い出して、今月のスライド談話会で上映するPPTファイルを作成し始めた。ところが突然エラー表示が出たと思ったら、開いていたアプリごと落ちてしまった。保存する間もなかった。あ〜ぁ、うんざりだ。またゼロから画像の拾い直しをしなくてはならないとは!
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 夕方、かたくりの湯に行った。先日(雑記2017.1.3)の混雑は嘘のようにガラガラに空いていた。


2017年1月4日(水) スナゴケの仲間で観察の練習
 「今日の雑記」を「きのこ雑記」から完全に切り離したことで、きのこと全く関係ない事柄でも気楽に「雑記」にメモすることができるようになった。そこで、昨日の雑記で取り上げたコケのうち、スナゴケの仲間をちょこっと確かめた結果の一部を画像主体に列挙してみた。
 道路端の砂利交じりの場所に、冴えない茶褐色のポッコリした群落をつくっていた(a〜c)。湿らすと鮮やかな黄緑色になり花が開いたような姿に変身する(d, e)。いくつかを引っこ抜いてみると茎は2〜4cmほどあった(f)。葉を取り外して、乾状態(g)と湿状態(h)で並べてみた。一本の明瞭な中肋が先端まで達している(i)。先端は透明な芒となり(i, j)、芒の基部から葉の基部までの細胞表面には高い疣が複数ある(k, l)。細胞の壁はかなり肥厚している。KOHで封入すると全体に赤みを帯びた(m, n)。葉の基部の翼部の細胞は大型で疣はない(n)。
 葉の長さは2〜2.5mmほどあるのだが、何と言っても一細胞層からなっているので、葉の断面の切りだしは思いの他難しい。何枚も切ってみて、そのうちから葉の断面や中肋の断面が比較的よくわかるものを、対物40倍(o, q)と油浸対物100倍(p, r)で並べてみた。
 きのこを観察する場合は、しばしばヒダやカサ表皮の断面を薄切りにする必要があり、検鏡には対物100倍を繁用することになる。しかし、コケの観察では油浸対物100倍はほぼ不要と思われる。40倍で細かな構造も十分よくわかる(o, q ←→ p, r)。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(f)
(g)
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(h)
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(i)
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(j)
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(l)
(l)
(m)
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(n)
(n)
(o)
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(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 午前中に日光だいや川公園を40数分間ほど散策した。犬連れの人、両手のストックをついて歩く人、ジョギングをする人、ウオーキングをする人などが意外と多かった。
 午後2:00過ぎに出発してやしおの湯に行った。神橋周辺がとても混雑していた。予想に反して風呂も意外と混みあっていた。でも、前日のかたくりの湯ほどの混雑ではなかった。


2017年1月3日(火) 田園地帯の散歩道で
 昨日は暖かい一日だった。朝のうちに近くの田園地帯を一時間ほど散策した。半袖ポロシャツに薄手のナイロンジャンパー一枚で十分だった。田圃や畑ばかりの所なので(a)、硬いきのこの姿も少なく、アラゲカワラタケ(b, c)、スエヒロタケ(d, e)、カワラタケ(f)に出会っただけだった。
 JR日光線の踏切を渡るときふと右を見ると、狸が線路の間で死んでいた(g)。昨年12月以降、事故に遭って死んだタヌキやハクビシンをよく見かける。
 歩道脇やら街路樹にはいろいろなコケが生えている。日光に転居してからコケをじっくり見たのは今回が初めてだ。きまぐれに5種ほどルーペで見てから撮影した(h〜l)。今年に入ってからコケついては観察のポイントや属の特徴などを再学習し始めたばかりなので、種の同定作業は試みていない。病葉を覗いて植物病原菌を観察するのも面白くなってきた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
(f)
(g)
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(h)
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(i)
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(j)
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(k)
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(l)
(l)
 昼過ぎに近くのかたくりの湯に行ってみて驚いた。ふだんはわずかの車しか見かけない第二駐車場まで多数の車が駐車していた。もちろん風呂の中はとても混んでいた。露天風呂もかなり混んでいたようだ。7〜8分ほど湯船に身を沈めただけで引き上げた。


2017年1月2日(月) 初日の出 見られず!
 昨日の夜中、自宅から2.2Kmほど離れた春日神社まで行った(a〜d)。小さな集落の小さな目立たない神社だ。真っ暗な道を懐中電灯を持って徒歩約30分。満天の星がとても奇麗だった。神社も小さいがお焚き上げも小さい。夜中の参詣客は数組の家族だけだった。
 帰宅したのは夜中の0:35頃。外気温は−4度。家の中は2〜4度で冷え冷えしていた。日の出がam6:54なので5:30頃に自宅を出れば城山の山頂で日の出を迎えることができる。
 ところが、冷えた体のままで布団に入ったのがいけなかった。寒くて一向に眠りにつけず、震えたままで5:00となった。ファンヒーターを点けても室内は10度までしか上がらず、相変わらず体の震えが止まらなかった。結局初日の出を拝むのは中止して、炬燵にもぐりこんだ。冷え切った体のまま眠りにつくとろくなことはないことを知った。
 昼過ぎに鬼怒川温泉の「岩風呂」に行った(e, f)。結構賑わっていたが、サウナがないため長居をする客が少なくて、中の三つの湯船は意外と人が少なかった。やっと暖まれた。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 顕微鏡室には昨年晩秋から初冬にかけて採取した硬質菌が20点ほどそのままになっている。自宅の庭のコケを眺めてみると分類の面倒な仲間が10点ほど繁茂していた。プリンタトラブルで年賀状の印刷がうまくいかない。適度なところで妥協するしかなさそうだ。


2017年1月1日() 「日々の雑記」 初日
 「きのこ雑記」にアクセスしたつもりの方は、いったいどうなったのだ、と感じたことだろう。今日から現URLは「日々の雑記」となる。その中心となるのは「今日の雑記」で、従来通り自分たちのための覚書が主となる。だからといって、きのこの観察をやめたわけではない。「きのこ雑記」は今後とも継続して更新していくし、今年からは「こけ雑記」も再開する予定だ。ただ、冬場はきのこに関する話題は少なくなるだろう。

 昨日は自宅から1.7Kmの位置にある蕎麦屋「しろやま」に行った(a〜c)。さすがに大晦日とあって、am11:00の開店前にはすでに何人もの客が並んでいた。窓からは日光連山の雄姿が見られる(b)。地元の蕎麦好きと同じテーブルになり、蕎麦談議に花を咲かせた。お互いによく知っている共通の店がいくつもあって面白かった。とても美味い蕎麦だった(d)。
 午後川治温泉「薬師の湯」に行って一年の垢を洗い落としてきた(e, f)。元旦に営業している市営温泉は鬼怒川温泉「岩風呂」だけなので、今日は「岩風呂」ということになる。明日は「やしおの湯」も「かたくりの湯」も営業するので、いずれに行こうか迷うことになる。
 

(a)
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(c)
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