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日( )

2017年3月31日(金) モミの周囲にもキノコなし
 塩谷町の尚仁沢湧水群遊歩道を散策してきた(a)。この渓谷にはモミの仲間が多いので、もしかするとシャグマアミガサタケが出ているのではあるまいか。自宅を出る頃には春霞のため女峰山や男体山はおぼろに霞んでしか見えなかった。尚仁沢に近づくと山の姿が次第にはっきりしてきた。遊歩道を歩き出すと高原山が明瞭に見えるようになってきた(b)。
 渓谷に雪は既になく、苔むした岩と湧水との対照が見事だった(c, d)。モミがあれば周囲をていねいに見て回ったが(e)、どこにもシャグマアミガサタケの姿はなかった。この日出会ったキノコは、アカコブタケの仲間(f)やアラゲカワラタケ、ツリガネタケくらいしかなかった。コケもとくにこれといったものはなかった。帰路、遠回りをして湯波屋「ふじや」に寄って、ゆばトロと揚げ湯波を買って帰り(雑記2017.2.28)、ゆばトロを酒の肴にした。
 
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2017年3月30日(木) 春らしくなってきた
 昨日朝、近くの公園の駐車場に車を停めた。突然カーナビから地図画面が消えて、バックカメラのモニター状態となり、そのまま動かなくなった。エンジンを切ってもバックカメラ状態のモニター表示は消えない。エンジンをかけなおしても地図は表示されない。いろいろ試みたが状況は変わらない。そこで出かけるのを断念して車屋さんまで行って点検してもらった。このトラブルのため予定の場所には行かれなくなった。そこで、家の近くを散歩することにした。
 すぐ近くの国道バイパスは31日のツール・ド・とちぎ自転車レースのため、時間限定で車両の全面通行止めになる。周辺にはこのための表示が至る所に見られる(a)。近所の家では老木のウメが満開だ(b)。新鮮なスエヒロタケが足元の枝についていた(c, e)。ヒョウタンゴケが舗装路面の割れ目に群生していた(e)。自宅の庭では小さなキノコがでてきた(f)。山々はまだ深々と雪をかぶっているが、あたりはすっかり春めいてきた。
 
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2017年3月29日(水) 宇都宮市の戸祭山緑地を散策
 宇都宮市の斎場跡地にトイレ付きの休憩所と駐車場が整備され、今月18日から使えるようになった。このため隣接する戸祭山緑地に気楽に入れるようになった(a)。これまでは、気楽に使える駐車場がなかったこともあって、戸祭山緑地を歩いたことはなかった。
 昨日新設されたばかりの駐車場に車をとめて緑地を散策した。am8:30頃には駐車場に他の車は皆無だった(a)。緑地は全般的に雑木林だがシデが多く(c)、マツヤマという名称のマツ林の丘や、トウキョウサンショウウオの生息する池などもある(d, e)。遊歩道を毎日歩いているという地元の人に教えられ、道の脇をよく見ればシュンランが早くも花をつけていた(f)。
 昨日出会ったきのこといえば、キチャワンタケ(g)、クロハナビラニカワタケ(h)、タマキクラゲ(i)、オオチリメンタケ(j)、カワラタケ、エゴノキタケ、ツヤウチワタケ、シハイタケといったところだった。しかし、硬質菌の多くはミイラ化した状態だった。この日はコケは適当にしか見なかったが、ヒノキゴケ(k)、ヤマトフタマタゴケ(l)がよく目についた。
 
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 暖かくなったらどんなキノコがでるのか楽しみな場所がまたひとつ増えた。自宅から25Km、車で40分ほどの位置にある緑地だが、新たな定点観測地になりそうだ。


2017年3月28日(火) 日光は雪景色
 昨日、自宅の周辺では雪は積もらなかったが、神橋から先では雪景色となった。夕方やしおの湯に行ったところ、路面は除雪車が通った後で雪はなかったが、周辺は冬に逆戻りの景観になっていた。雪を懸念してか常連客も観光客も少なく風呂はすいていた。のんびりと露天風呂を楽しんだ。日光は羊羹の老舗が多いが、吉田屋からは買ったことがなかった。店の看板最中は塩大納言羊羹。昨日はこの羊羹を買ってみた(雑記2016.4.10)。食べ比べは四軒目となる。
 ようやく雨らしい雨が降ったから、数日もすればツクシンボウが顔を出す可能性が高くなってきた。シイタケほだ場のキノコにも変化が見られるかもしれない。


2017年3月27日(月) やっと待望の雨、そして今朝は雪
 昨日は終日霧雨から小雨だったので、ニャンコの顔を見に茨城県の牛久市までいってきた。途中河原の土手などに寄ってみたが、ツクシンボウはまだほとんど出ていなかった。また、何ヶ所かでサクラの樹下も眺めてみたが、さすがにアミガサタケはまだ見られなかった。
 天気予報では、日光は雪になるとのことだったが意外と気温は下がらず、夜になって雨が少し強くなってきた。しかし、今朝は強い風が吹き、雪になって庭がうっすらと白くなってきた。


2017年3月26日() キブシとおぞましきメガソーラ
 昨日の午前中、日光だいや川公園を40〜50分間ほど散策してから、鬼怒川温泉方面に向かい、途中から高原山方面に向かう林道に入った。途中の日光市街地でも、キブシが今にも咲きそうに穂を垂れ始めていた(a)。すらっと伸びてよいピスが取れそうな枝も随所にみられた(b)。
 林道に入ったのは、気になる沢やマツ交じりの斜面の様子を確認するためだった。梅雨の頃には面白そうな沢と、きのこ観察によさそうなアカマツ交じりの斜面を確認できた。塩谷町方面に進んでいると、林道の両側にもキブシが次々に現れた。そこで数ヶ所で車をとめて、何本かのキブシから髄を抜いてみると手ごろなピスがとれた(c〜e)。偶然にも昨年の同じ日、3月25日に日光市街地でピスをとっている(雑記2016.3.26)。
 帰路、いままで通ったことのない立派な舗装路に入ってみた。杉林を抜けて山の上に近づくとおぞましい景観が広がっていた。広大な面積の緩やかな山並みがすべてソーラパネルで覆われていた(f)。道路の両側には延々と鉄条網が張られ、日射を確保するため広範囲に森林が伐採されていた。森林破壊の極みである悪しき工作物がこんな近くにもあった。
 
(a)
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(c)
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2017年3月25日() 今年初めての奥日光
 今年初めていろは坂を上って奥日光に行ってきた。昨年までは雪道を走りたくて、1月頃から月に二回ほどは豪雪地帯にでかけていた。川口市やいわき市に住んでいるときにも、この習慣(病気?)は変わらなかった。昨年も降雪直後にいろは坂を上がっている。しかし、今年はこれまで一度もいろは坂すら上がっていない。むろん雪道は全く走っていない。
 昨日は雪道走りが目的ではなく、もっぱら硫黄泉に入浴することが主目的だった。いろは坂はむろん、日光湯元の温泉街までの国道に全く雪はなかった。雪を踏んだのは湯滝駐車場への往復路だけだった。たかだか片道300m程しかない(a)。湯滝は無論凍っていない(c)。
 湯滝駐車場を出て湯元に向かう途中は激しい地吹雪が続いていた(d)。このあたりでは湯ノ湖は凍結しているが(e)、湯元温泉の側は全く凍っていない(f)。ビジターセンターへの道は雪の壁に囲われていた(g)。湯元スキー場に人の姿は少なかった(h)。
 来月末ころまで金精峠を越える国道は閉鎖されている(i)。湯元ではずっと吹雪のため寒かった。日光湯元のおおるり山荘の硫黄泉でたっぷり温まってから帰宅した。
 
(a)
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(c)
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 今朝はよく冷えている。玄関前の気温がam4:00にマイナス3.8度、室温4度だった。この分だとam5:30頃にはマイナス5度を下回るだろう。


2017年3月24日(金) 車通行止めになった例幣使街道
 自宅近くの例幣使街道の一部が今月21日から車通行止めとなったので、昨日はその杉並木街道を散歩コースに選んだ。この部分は並行して走るバイパスが完成した今、通行する車は非常に少なくなっていたので、通行止めとなっても殆どの人にとっては全く支障がない。
 車が全く通らなくなってまだ3日しか経ていないにもかかわらず、路面はすっかりスギの雄花で蔽われていた。通行止めの区間はたかだか1Km、徒歩でも10分ほどに過ぎないが、両側には6月になれば、ミヤマトンビマイが確実に出そうな杉の老木が多数ある。また、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類(EN)に指定されている野生ランのセッコク(Dendrobium moniliforme)なども、着生していたスギの老木からしばしば転がり落ちている。それを探す人も歩く。
 散策の途中で杉の老木の脇の斜面に誰かがむしり取って捨てたキノコの断片を見つけた。こんな時期にまさかと思ったが、このきのこはミヤマトンビマイだった(駄言駄菌2017.3.24)。
 
(a)
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(c)
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2017年3月23日(木) 鬼辛ラーメン、今年も完食、でも反省
 昨日はNHKのラジオ講座のテキストを購入するために宇都宮まで出た。帰路、宇都宮環状線のみそいち(a)で「鬼辛ラー油みそ」という商品名の激辛ラーメン(c)を食べて「鬼完食証明書」を貰った(e, f)。今年に入ってから外食でラーメンを食べたのは三度目で、いずれもこの店で1月と2月に鬼三昧シリーズの別のラーメンを食べた。昨日は残りの一つを食べたのだが、野菜の量があまりにも多いので驚いた。量的には普通のラーメンの二人前の分量があった。
 コンデジで鬼辛ラー油みそを撮影したのだが(d)、撮影方向をしくじった。上方から撮影したものだから、唐辛子でまみれたモヤシとネギがドンブリの高さの倍以上にそそり立っていたにも拘わらず、写真からはまるで分らない。これはキノコやコケの撮影にも通じる。特徴を捉えた写真を撮ることは大切だ。食べ終わってからしまったと思ったが後の祭りだった。
 
(a)
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(c)
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 田舎の都市の悲しさ、今月18日に発売されたばかりの次年度のアラビア語講座のテキストはすでに売り切れていた。宇都宮には大型書店が三つあるが、専門書や雑誌が最もよくそろっている店でこのザマだ。むろんほかの店では最初から一冊も置いていなかった。


2017年3月22日(水) 終日雨、いわき市へ
 昨日は珍しく終日雨が降っていた。朝6:00に家を出て、いわき市まで行ってきた。途中の峠道では路面の雪はすでになく、道のわきに除雪した雪が残っているだけだった。友人の体調は先月よりも少しだが良くなっているように思えた。帰路鬼怒川の岩風呂に寄ったところ定休日だった。二人とも定休日のことをすっかり忘れていた。今月初めて自宅の風呂をわかした。


2017年3月21日(火) 足尾銅山観光で坑道観光:日光市民の日
 昨日は日光市民の日で市営施設が無料だったので、日足トンネルを越えて足尾銅山観光の坑道観光を楽しんできた。トロッコ電車に乗って通洞坑の中に入り、降車場からは歩いて坑道内の展示物を見ながら戻るようになっている。江戸時代の手掘りの様子から、明治・大正時代、昭和時代の機械化された様子までをわかりやすく理解できるよう、うまくできている。
 昨日はとても暖かい日だったが坑内はひんやりとして寒かった。しかし銅の埋蔵発見から、過酷な労働を強いられた時代の様子や鉱毒事件をめぐる時代のことをいろいろ知ることができて面白かった。朝二番目のトロッコ電車はまだ客が少なく落ち着いてゆっくり鑑賞できた。

 帰路、細尾峠(標高1,200m)を越える旧道に入った。ヘアピンコーナーの連続する1.5車線の急坂が連続する。冬季はゲートが閉められ通行止となるが、意外にも道は開いていた。ただ十分な除雪はされず、日陰のヘアピンカーブは決まって氷雪路となっていた。
 コーナーではやたらにスリップして尻を振り、何度も停止しそうになる。車輪を空転させながら慎重につづら折れの山道を上っていくと、標高1,200mあたり峠直下でズブズブの深い雪にタイヤをとられて進めなくなってしまった(k)。スコップやジャッキは積んでいなかった。
 四駆ならば楽に越えられるのだろうが、非力な前輪駆動車ではこれ以上先に進むのは無理だった。しぶしぶUターンして戻るしかなかった。でも、往きはよいよい、帰りは恐いのが凍結カーブの急坂(l)、あまり気持ちのよい下りではなかった。
 

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 今日は早朝の出発でいわき市へ。例によってパン屋と友人宅訪問。


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