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キノコシーズンが始まった | |||||||||||||
宇都宮市の戸祭山緑地と文化の森公園を散策した。両者とも自宅から22〜25Kmの距離にある。いろいろなキノコが出はじめた。ヒロハシデチチタケ(a, b)、スギタケ(c, d)、ハタケシメジ(e, f)、イタチタケ(g, h)、マツオウジ(i, j)、ヒノキオチバタケ(k, l)を数えることができた。 シデの多い戸祭山で不思議とヒロハシデチチタケは見当たらず、文化の森公園ではあちこちのシデの下に多数発生していた。スギタケ、ハタケシメジはまだ出始めたばかりらしく、数が少なかった。マツオウジは幼菌でヒダの縁はまだ鋸歯状になっていなかった。ヒノキオチバタケは広葉樹からでていたように見えたが、よくよく見ればいずれもヒノキの枝や球果などから出ていた。ようやく雨も降ってきのこの発生が見られるようになってきたが、例年より10日ほど遅い。 |
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戸祭山緑地で、コナラの材から変なものが出ていた。マメザヤタケの仲間のような姿をしているが、菌類なのか否かよくわからない。とりあえず昨日のうちに「駄言駄菌」にアップした。 | |||||||||||||
食2題:激辛ラーメンとハイセイコー食堂 | |||||
宇都宮の落合書店まで雑誌を買いに行ったので「麺屋みそいち」でラーメンを食べた。先のゴールデンウイーク明けを最後に今シーズンの「鬼辛味噌ラーメン 鬼三昧」企画は終わっていた(雑記2017.3.23、同2017.1.10)。そこで、この店で一番強烈とされる辛味噌ラーメンの中で最上位という「激辛」を注文した(a)。でも鬼辛味噌ラーメンの辛さには及ばない。優待はがきを持っていたので餃子を指定したが(b)、やはり正嗣の味には及ばない(同2016.3.15)。 |
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話変わって、先日「ハイセイコー食堂」という小さな食堂に入った(c)。東武鬼怒川線の新藤原駅と龍王峡駅の中間あたり、国道121号線沿いにある。観光地の真っただ中だ。かつて国民的人気の名馬とされたハイセイコーの名を冠した店で、店の内部にはハイセイコーにまつわる写真や馬券、ジョッキーのサイン紙が溢れている(d)。川口市に住んでいた頃は時間的にここで食事をとるのは難しかったが、40年ほどまえからずっと気になっていた店だ。 この日のおすすめの昼定食は天丼だった。山菜と大きなエビの天婦羅がのっていた。店構えからは信じられないほど、とても美味かった。老舗の天婦羅専門店の味にも劣らない。最近は経営者が高齢のため閉店を余儀なくされる店がとても多い。いつまでも続いて欲しいと思う。 |
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コガサタケ属は縁シスチジアが特徴的 | |||||||||||||
そろそろサクラのハルシメジが出ているだろうと思って、会津西街道(国道121号線)を北上し五十里湖の先の公園に行ってみた。例年だととっくにハルシメジが盛りを迎えている時期だが(雑記2016.5.1)、今年は様子が違う。10日前にも何も出ていなかった(同2017.5.7)。 出会ったのはコガサタケの仲間だけだった(a, b)。久しぶりにこれを持ち帰った。短時間で胞子紋はたっぷり落ちた。ドライ(c)、水道水(d)、3%KOH(e)、濃硫酸(f)で封入した。水封やKOHでは発芽孔の存在がややわかりにくいが、濃硫酸では明瞭に分かる。 縁シスチジアを確認すべく、最初にヒダを一枚そのままスライドグラスに寝かせた(g)。暗くて何も分からない。倍率を上げて縁をみると、この仲間独特の興味深い形のシスチジアが見えた(h)。これに気をよくしてヒダ切片を切り出して(i)、先端をみたがシスチジアを見つけられなかった(j)。切り方が悪かったのか、シスチジアをよけて切ってしまったのかわからなかった。 改めてヒダの縁周辺をつまみ出してKOHで封入した。押しつぶして先端近くをみると、縁シスチジアが多数あった(k)。担子器と同じような小さなシスチジアなので、上手に切片を作らないと分かりにくいのだろう。カバーグラスの縁からフロキシンを加えると着色されて見やすくなった(l)。柄のシスチジアはフラスコ型や楕円形。ということはキコガサタケ節のきのこということになる。当初の予測通りキコガサタケとしてよさそうだ。 |
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オオシャグマタケとタモギタケ | |||||||||||||
奥日光に上がって千手が原を歩いた。自宅からハイブリッドバス起点の赤沼車庫まではおよそ41Km。ふだんだと50〜55分ほど走れば到着するのだが、昨日は4台連なる大型観光バスの後ろについてしまい、65分と思いの他時間がかかった。始発のバス(am8:10発)には何とか間に合ったが、乗客は三人だけだった。 日陰は寒く、日向は暑かったが、風はさわやかだった。多数のオオシャグマタケに出会ったが、全体に若い菌が多かった(a〜d)。巨大なニレサルノコシカケは順調に育っていた(g)。あまり見慣れない形のカバノアナタケの菌核にも出会った(h)。かなり探してみたがテンガイカブリの姿は見えず、マルバダケフキの周辺にはアミガサタケしかなかった(j, k)。 先日の雨で西ノ湖は若干湖面が広がってはいたが、やはり例年と比べると圧倒的に小さい(i)。千手が浜では20年ぶりの造船作業が続いている(l)。中禅寺湖遊覧の新しい観光船が出来上がる日も遠くないようだ。 |
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隣近所の庭のハルシメジ | |||||||
今年は雨が少なかったせいか春のキノコはいたって発生が悪かった。ウメのハルシメジなどは、広くどこにでも見られるはずだが、5月5日になってようやく一ヵ所でだけ見られた。それもすっかり乾燥していて小さく、ヒダの色も弱いピンク色だった(駄言駄菌2017.5.6)。 昨日たまたま近所の知人の庭でフキを採らせてもらっていたところ、梅の樹下にハルシメジが出ていることに気づいた。すっかり乾き、カサ表面には花粉らしき緑色の粉をかぶっていた(e, f)。この家には樹齢80年以上と思われるウメの大木が何本もある(a)。改めてこのウメの大木の下をよく見るとあちこちにハルシメジが出ていた(b〜d)。今年はもうウメのハルシメジにはあえないかと思っていた。あまり良い状態のものはなかったが、写真だけ撮ってキノコはその場に戻しておいた。来年の春の楽しみがまたひとつ増えた。 |
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すぐ近くで出ていた:キツネノヤリタケ | |||||||
朝の散歩コースを、東武日光線の線路際を通って田園地帯に出て、城山を望みながら歩くルートを選んだ。歩き出して10〜15分、ガード近くの線路際のクワの樹下を覗いてみた。 あった、あった! こんなに近い場所にキツネノワンとキツネノヤリタケが出ていた。何も車を使って混雑する神橋を抜けて細尾地区まで行かなくてもよい。自宅から距離にしておよそ1.2Kmほどだろうか。残念なのはお世辞にも美しい環境とは言えないことだ。 前日の雨のおかげで、薄くなって樹皮に絆創膏のようにへばりついていたキクラゲの仲間が新鮮な姿を見せてくれた。まるで黒い大きなナメクジのような姿のヒメキクラゲ(c)やタマキクラゲ(d)がよく出ていた。チヂレタケ(e, f)もあちこちの落枝についていた。 昨日から久しぶりにパワーポイントファイルを作り始めた。来月半ばのワークショップのためだが、どういった構成にしようか考えながらの作業でなかなか進まない。 |
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自宅近隣では田植えはほとんど終わったが、まだ一割ほどの田圃ではこれから田植えとなる。この日の散歩の途中でもすぐわきの田圃では田植えの真っ最中だった。 | |||||||
久しぶりにまとまった雨が降った | |
昨日はほぼ終日雨が降っていた。ときおり強い風を伴ってよく降った。庭の水量計モドキといっても、台形というより円柱形に近い形のバケツだが、降り始めからの雨量は70〜80mmほどになった。今年に入って初めての30mm越えの雨となった。 夕方まだ明るい時間帯に銭湯(市営温泉)に行った。空は黒い雲に覆われて暗かったのでスモールライトを点灯した車が多かった。風呂は空いているだろうと思ったのだが、案に相違してやたらに混んでいた。やはり土曜日というものだろうか。 |
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キンラン、ギンランが花盛り | |||||||
駐車場に車を駐めて日光だいや川公園を散策した。園内はサクラがほぼ終わってツツジの仲間を中心とした花が美しい。足元はすっかり乾燥していて、少し掘ってみても中の方までよく乾いている。これではきのこが出てこないのも不思議はない。 しかし地中では菌類がしっかり生き抜いているようだ。というのもこの公園にはキンラン(a, b)やギンラン(c, d)がとても多く、ちょうど今は花盛りだ。かつてどこにでも見られたキンラン、ギンランだが、いまや限られた場所でしか見られなり、ついには国や各県の絶滅危惧種に指定されてしまった。山野草ブームでこれらはエビネと同じく乱掘されて一気に数を減らした。 盗掘した連中は浅はかにも栽培可能だと信じてのことだろうが、新しい土地や植木鉢で生育を続けられる確率は天文学的に低い。これらの野生ランは菌根菌への依存性が高く、菌類の存在なくしては発芽もできなければ生育もできないからだ。キンランやギンランを盗掘していった連中はいったいどこまで分かっているのだろうか。 竹林の脇を歩いていると赤いものがみえた。近づいてみると樹液酵母だった(e, f)。樹液酵母がつくのは広葉樹だとばかり思っていた。ひょっとすると針葉樹にもつくのだろうか。 |
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昨夜から今朝にかけて待望の雨が降った。しかしこれまでの雨不足を考慮すると、この程度の雨ではまるで足りない。豪雨被害を起こさない程度のまとまった雨が欲しい。 | |||||||
キツネノヤリタケ & こんにゃくの花 | |||||||
今年も大谷川畔のクワ樹下にキツネノワンがでてきた(雑記2016.5.11)。発生は昨年よりも1週間ほど遅く、サイズもやや小さい。ここの標高(alt 750m)で今頃だから、400mほど低い自宅周辺ではきっと10日ほど前には発生しているはずだ。残念ながら今のところ散歩コース(5Km圏)のクワ樹下では見つけられていない。
いわき市に住んでいるときにコンニャクの花を咲かせたが(同2014.5.28)、そのコンニャク芋を掘り出すといくつも若芋の塊がついていた。転居の時にこれらの芋は日光市に持ってきた。そのうちのいくつかを近所の知人に分けた。そのコンニャクの花が咲いた。芽が出始めたときに玄関脇に転がしておいたとのことで先端が鳥の嘴のように曲がっている。それにしても、カニノツメやらスッポンタケなどにも劣らないほど臭い花だ。
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軽自動車 スバルR2 購入から六ヶ月 | |
いわき市時代から乗っていた軽自動車スズキアルトを廃車にして新たに軽スバルR2を購入したのは昨年11月10日だった。もちろん中古車だ。乗り始めてから昨日でちょうど半年が経過した。この間に走らせた距離は1万Km少々。同じような調子で乗っていくとおよそ年間2万Kmとなり、いわき市でのスズキアルトとほぼ同じような走行距離となる。 一方トヨタの小型車プリウスの方はこの半年の間には6千Kmほどしか乗っていない。いわき市に在住していた時はプリウスの年間走行距離はおよそ2万Kmだったから、日光に転居してからはかなり少なくなった。いわき市ではこのほかに軽トラで月に500Kmほど走っていた。三台トータルでは年間4〜5万Kmほど走っていた。 車に関しては、未舗装の林道や悪路と自宅から20〜30Km圏は軽自動車、それ以外は小型車という使い分けをしてきた。これはいわき市時代も今もあまり変わりない。海浜にはほとんど行かなくなったことと、少し走れば低山から亜高山帯まで行かれることが大きな要因だろう。いわき市在住の時は山間部まで行くには片道130〜150Km走らねばならなかった。今は奥日光までは自宅から片道33〜50Kmほどだ。でも、いつまでこんなことしていられるんだろうか。 |
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