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日( )

2017年4月20日(木) 春本番、いよいよ田植え近し
 臨家の田圃でも田植え前の本代かきが始まった(a)。午前中に賑やかな音がして、代かき機を装着したトラクターが動き始めた(b)。自宅のサンショウには新芽が多数つきはじめ(c)、タラの新芽も食べごろになってきた(d)。木戸脇の切株の根元にはニガクリタケがでている(e)。半野良のにゃん太郎も穏やかな表情で庭の一隅でのんびりすることが多くなってきた(f)。
 近くの日光だいや川公園では各種の桜が開花本番を迎えている。足元にはイチゲやイチリンソウの仲間があちこちで群落を作っている。昨日は、イチリンソウ周辺で探してみたがアネモネタマチャワンタケは見つけられなかった。
 
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 今月初めて「キノコのフォトアルバム」に手を入れた。「駄言駄菌」にも一件加えた。


2017年4月19日(火) 日光転居後初のトガリアミガサタケ
 雨が上がった後で、前日に行きそこなった多気不動尊に再度でかけなおした。Yさんに教えて貰った場所に小さなトガリアミガサタケが6〜7つほどでていた(a, b)。さらに下の駐車場わきの桜樹下にも明るい色の(おそらく)トガリアミガサタケが4つほどでていた(c, d)。いずれも小さく、幼菌なのかもしれない。参拝路では他にもタマキクラゲ、エノキタケ、ヌルデタケ(e, f)、フクロシトネタケなどが見られた。日光でトガリ系のアミガサタケに出会ったのはこれが初めてだった。

 一昨日三春町で食べた担々麺が何とも物足りなかったので、昼に宇都宮市のみそいちに寄って鬼辛みそらー麺三部作中の最も辛い麺である鬼とんがらしみそを食べなおした。みそラーメンはやはり太い麺で激辛の味付けが最もよい。
 

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 [軽自動車のタイヤ交換メモ]
 先日軽自動車スバルR2のタイヤ交換をした(g → j)。昨年より2週間ほど遅い。軽自動車アルトでは前後各一度ジャッキアップすれば一気に両輪を交換できた。しかしR2では前後の適切な場所にしっかりした支点がなく、結局4回のジャッキアップが必要だった(雑記2016.4.3)。
 タイヤ交換の所要時間は前後の段取り時間を含めて30分。取り外した冬用タイヤにはホイール裏側にマジックで位置を書き(k)、最後にタイヤラックに収めてブルーシートをかぶせた(l)。
 
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 たった年に二回の作業だが、年々作業を思うと気が重くなる。プリウスは冬季タイヤをそのまま乗りつぶすことにしたので、交換作業が必要なのはR2のみでかなり気が楽だった。


2017年4月18日(火) ちょいと近場までが福島県三春町へ
 日曜日に宇都宮市の多気不動尊でトガリアミガサタケを見つけそこなったので、昨日午前中に再挑戦するつもりで家を出た。件の不動尊は自宅から片道15〜16Km、車で20分ほどなので探索時間を含めても1時間もあれば戻ってくるつもりで軽自動車で家を出発した。
 10Kmほど走ったところで電話が入った。三重県のTさんからだった。東北自動車道の佐野SAにいるという。そこで急きょ予定変更となり、そのまま東北自動車道に入り那須高原SAで落ちあって福島県の三春町に向かった。軽自動車のR2で高速を走るのは初めてだった。
 三春町は滝桜観光のバスや乗用車で大渋滞しているので、滝桜街道を避けてオオズキンカブリタケのシロにむかった。予測通り多数でていた。しかし今年は、昨年より子実体はずっと少なく、ざっと数えて70〜80本ほどしか出ていなかった。さらに、例年よりも小型のものが多かった。シロの桜はまだほとんど咲いていなかった(i)。でもすぐ横ではベニシダレが見事だった(j)。
 三春町の担々麺の店で昼食(k)を共にしてからTさんと別れた。帰路は一般道。福島県の棚倉町のテンガイカブリタケのシロを二ヵ所ほど確認した。ひとつはソーラーパネル設置のため破壊されていた。もう一つの場所ではまだテンガイカブリタケの姿は全くなかった(l)。
 
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 朝のうちにちょっと行ってすぐに戻ってくるつもりが、ひょんなことから往復310Kmの長距離走になってしまった。当初予定の往復距離の10倍ほどになるが、帰宅したのは幸いにも明るいうちのpm4:00頃だった。天気予報では降雨予定だったが、洗濯物はまだ無事だった。


2017年4月17日(月) 多気不動尊と北山霊園へ
 とても暖かい、というより暑い一日だった。朝、車で宇都宮市の多気不動尊に向かう時は暖房を入れていた。不動尊ではトガリアミガサタケを探したが、結局見つけられず、フクロシトネタケに出会えただけに終わった(c)。陽射しの下では夏のような暑さになっていた。
 次にソメイヨシノの名所でもある北山霊園に向かった。車内に冷房を入れたいくらい暑くなっていた。霊園の路面は桜の絨毯が広がっていた(e)。ここでは夏姿で桜の周りを巡った。キノコには何一つ出会えなかった。まぁ、予測通りではあったが・・・
 帰路、田川の堤に沿ったの農道を走り、随所に車を停めてツクシンボウを摘んだ。農家では春の仕事が忙しくなってきた。田圃にもずいぶん水が入った。
 
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 夜になって、懐中電灯を手に自治会の会員の家を巡って会費の集金。あぁ、くたびれた。


2017年4月16日() 灯台下暗し:桜樹下をうろついて疲れた
 毎年4月というと桜樹下にアミガサタケを見ないと落ち着かない。日光市ではようやく桜が五分咲きほどになってきたが、樹下にアミガサタケはまだ見られない。国道四号線を南下して真岡市の井頭公園にたどり着くと、サクラの花びらが風で舞っていた。たかだか数十キロメートルしか離れていないにも関わらず、春の訪れはかなり違うようだ。
 桜の樹下を巡りながら園内を歩き回ってみた。それらしい環境では手当たり次第に桜樹下を見て回ったが、どこにもアミガサタケは出ていなかった。ついには探し疲れて足取りがどんどん重くなる。しかたないので、足元の花を見たりヒトクチタケを眺めながら車に戻った。この日もまたただガソリンを浪費したのみで何も実りもなかった。

 夕方最寄りのJR日光線の駅前の桜の下をみると、なんとそこにアミガサタケが出ていた。
 

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 昨日の夕方JR日光線で宇都宮に向かった。日光に転居してからJRを使うのは3回目くらいだ。驚いたことに乗り合わせた車両の乗客のうち1/3ほどが西洋系の外国人だった。さらに日本人のように見えた人々が韓国、台湾などからの観光客だったことだ。他の車両を覗いてみても同様だった。「日光」は既に国際的な観光地になっているということなのだろうか。


2017年4月15日() 花見とシイタケほだ場
 今の季節、ソメイヨシノ、エドヒガン、ベニシダレなどの桜が一斉に咲きそろってどこもとても華やかだ。名物桜には平日でも午前中から花見客が繰り出している。そこでキノコの観察ポイント探しはやめて、花見客としゃれこんだ。どこもカメラを構えた人が多かった。
 鹿沼市板荷の観音桜(a)、同じく千手山公園の桜(b)、日光市の下小代駅前の桜(c)と巡ってみた。千手山公園ではアミガサタケを探してみたが見つけられなかった。
 その足で日光市板橋のシイタケほだ場に寄ってみたが、相変わらずホウロクタケダイダイタケばかりで、他にはかろうじてフクロシトネタケの仲間の小さな幼菌(e)とセンボンクヌギタケ(f)に出会えただけだった。昨年とはずいぶん様子が違う(雑記2016.4.14)。
 
(a)
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 今日は夕方宇都宮でKYさんの歓迎会。KYさんは信州大学農学部の山田研究室で学位をとって栃木県立博物館に嘱託職員として赴任してきた。


2017年4月14日(金) 単なる悪路ドライブになってしまった
 新たなキノコ観察ポイントを求めて川治から川俣方面の林道を何本か走った。県道23号線から分岐する東京電力逆川ダムに向かう林道は崩壊のため昨年は「一般車両通行止め」になっていた。昨年5月にはチェーンソー、スコップ、ザイル、滑車を積んで崩壊ヵ所をいくつも越えて進んだが、ついに軽自動車の車幅の半分も残っていない路面に諦めて撤退している。
 どこまで林道補修が進んでいるのか確認しようと同じ林道に入ったが(a)、一昨年の大崩壊の場所(c)は補修され、悪路ではあったが逆川ダム湖までたどり着くことができた(d)。しかし、その先からはさらに荒れた路面となり(f)、やがて倒木に道を遮られた(g)。比較的細い倒木だったが意外と重く、鋸も持ち合わせていなかったので進むのはそこまでにした。
 一方、川俣方面の田茂川林道は昨年激しい崩壊に襲われたが(h)、すっかり補修が終わり(i)、大きな崩落(j)もきれいになった(k)。補修されていたのはその先のヘリポートまでだった(l)。
 
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 何ヵ所もの林道や悪路の脇道に入ってみたが、実りのないドライブになってしまった。昨日走った林道の界隈はどこもキノコの観察ポイントには不適であることが判明した。


2017年4月13日(木) 宇都宮ではどこも桜が美しい
 朝から道路がやけに混みあっていた。どうやら宇都宮市ではあちこちの小中学校で入学式が行われていたようだ。さらに宇都宮周辺では桜が見頃を迎えていて、平日にも拘わらず花見客が多数繰り出していた。市の中心にある戸祭山緑地と八幡山公園を歩いた。
 樹液酵母をつけた樹木が目立ち始めた(a, b)。キノコはといえば、タマキクラゲが最もよく目立ったが(c)、不思議とヒメキクラゲには全く出会わなかった。ツチグリはこれらの緑地でも相変わらずよく転がっていた(d)。戸祭山緑地のやや湿った谷筋ではヒノキゴケの大きな群落が見事だった(e, f)。杉林の中の池にはトウキョウサンショウウオの卵塊が見られた(g)。シュンランが至る所で花をつけて(h)、乱獲を防ぐためかNPO法人によって囲いで覆われたものも多かった。八幡山公園のソメイヨシノはほぼ満開に近い状態で、一面に明るく華やかな雰囲気を醸し出していた(i, j)。花見客が多いと見えて、駐車場周辺ではガードマンが交通整理をしていた。
 
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 臨家の白猫フクちゃんの姿をこのところ見ないと思ったら3月初め頃に出かけていったまま戻ってきていないということだった(雑記2015.11.24)。事故にでも遭ってないとよいが。


2017年4月12日(水) アミガサタケが出てきた:散歩コースにて
 早朝、雨が降り出す前に明神方面を散歩した。放棄されたウド畑の隅にアミガサタケが出ていた(a〜c)(雑記2016.4.17)。その一方、自宅の直ぐ近くの分譲団地ではまだ全く発生していない(同2016.4.13)。そこでは硬質菌のヤケイロタケが新鮮な姿を見せてくれていた(d, e)。その一方で次々に出ていたらしいエノキタケはすでに終わりを告げていた(f)。
 春の花がいろいろ色彩豊かに花開き始めている。ショウジョウバカマ(g, h)は数日前から自宅周辺でよく見られるようになってきた。名前を忘れてしまったが印象的な小さな花も随所で絨毯を作っている(i)。田圃には国鳥のキジが頻繁に現れるようになってきた。
 散歩から自宅近くに戻る途中の歩道脇にはツクシンボウが一列に(k)、上質な姿を見せていた(l)。しかし、この場所は犬の散歩があるので採集は控えている。
 
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 昨日は今年初めての雨らしい雨、まとまった雨だった。夕方は特に雨が強かったせいか、銭湯(市営温泉)はとても人が少なかった。農家の人たちはほっとした様子だった。


2017年4月11日(火) だいや川公園の遅い春
 数日ぶりに陽射しが戻ってきた。日光だいや川公園からは西方の山々を仰ぐことができる。河原よりの園地には一面にツクシンボウが出ていた。ただし状態はあまり芳しくない。さらにヨモギの根元にはチャムクエタケモドキがいたるところに見られた(c〜e)。ツチグリもよく目立つ(f)。
 堤の桜が今にも咲きそうに大きな蕾を付け始めた(g, h)。コブシも花をつけだした(i, j)。ヤシオツツジもずいぶん開いた(k, l)。足元は次第に緑色が濃くなってきている。
 わが家のある今市地区では桜は二分咲きに、コブシやモクレンはほぼ満開になっている。たかだか標高で100m程しか違わないにも関わらず、だいや川公園ではようやく春がやってきた。
 
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