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梨園見学と杉並木街道のミヤマトンビマイ | |||||||
昨日は終日冷たい雨が降っていて寒かった。午前中に宇都宮の駒場梨園まで行ってナシ園を見学させてもらい、特産ナシの「にっこり」の予約をしてきた。出荷の最盛期は来月前半から半ば頃だという。「にっこり」はこれからなので、「新高」をいくつか買った。 数日前、奥日光に行くために早朝いろは坂を目指して国道119号線を走っていた。薄暗い杉並木を走っていると連れ合いが突然声をあげた「トンビ!」。ほんの一瞬の間に樹の洞のミヤマトンビマイを見分けたようだった。9月にも同様のことがあった(雑記2017.9.21)。 昨日その周辺に車を停めて、雨の中を徒歩で現場に行ってみた。確かに暗い老杉の根本の洞に二株のミヤマトンビマイが出ていた。しかし、徒歩でも、その10mほど手前では暗くてきのこなのか堆積した落ち葉なのかゴミなのか、あるいは単なる土塊なのかわからなかった。2mほどの距離まで接近すると(d)、ようやくミヤマトンビマイと判別できた(e, f)。 それにしてもこの時期までミヤマトンビマイがでていることに驚いた。9月に発生していることにも驚いたが、まさか10月半ばまで発生が続いていることにさらに驚いた。 |
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灯油ファンヒーターを出して点火のテストをした。近々灯油を買い出しに行かねばならない。 | |||||||
奥日光紅葉狩りハイキング | ||||||||||||||||
紅葉を堪能するにはやはりドライブよりも、自らの足で味わうハイキングがよい。そこで前日のドライブに引き続いて、奥日光の菖蒲が浜から千手が浜まで中禅寺湖畔を歩いた。全行程はたかだか4Kmほどしかないが、好天も幸いして楽しい紅葉狩りをすることができた。 早朝菖蒲が浜の駐車場に着いた時は、車は3台しかいなかった(a)。落ち葉を踏みしめてのんびりと遊歩道を歩いていると、いつの間にか後ろから次々にハイカーがやってきた。足元も遠景も一面の紅葉で、そのまま進んでしまうのがもったいないような感覚になる(b〜d, f, g)。 千手が浜までの遊歩道ではクチベニタケ(e)、クリタケ(h)、シジミタケくらいしかきのこの姿はなかった。千手が浜に着くと(j, k)、観光客の姿が急に増えた。この浜の周辺では、先日出会ったヒグマアミガサタケ(l)、オドタケ(m)がまだ崩れずに残っていた(雑記2017.10.13)。ハイブリッドバス終点の周辺は赤色や黄色に色づいた樹木が美しい(n)。 ハイブリッドバスに乗って石楠花橋で下車して、竜頭の滝を経て昼前には菖蒲が浜の駐車場に戻った。朝方ガラーンとしていた広大な駐車場は満車だった。大部分は龍頭の滝見物の車だった。国道に出て驚いた。対向車線には龍頭の滝や戦場ヶ原を目指す客の車が、ほとんど停止の状態で4〜5kmほど延々と繋がっていた(o)。日曜日や祝日でもないのに・・・。 幸い下界に戻る方の車線は、まだ早い時間帯だったせいか順調に走ることができて、いろは坂も問題なくクリアして、昼過ぎには自宅に戻れた。 |
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今朝は今市から日光地区は雨、奥日光は雪。このあと数日間の予報は氷雨。雪と雨とで葉が落ちてしまうから、今シーズンの奥日光の紅葉鑑賞は昨日が最終日だったと思われる。 | ||||||||||||||||
奥日光紅葉真っ盛り:紅葉狩りドライブ | |||||||||||||
昨日は朝9:00頃まで雨だった。雨が上がり始めた頃にいろは坂を目指して自宅を出た。途中観光客の車やバスが多く、いろは坂の始まる馬返しまではふだんの倍の時間がかかった。いろは坂では紅葉が始まりだした。中禅寺湖畔まで上がると男体山が目に飛び込んできた(a)。色づいている。日光白根山は雪をいただいている(b)。湖畔は紅葉がみごとだ(c, d)。 龍頭の滝周辺の紅葉はまさに今がピークで大勢の車と人で賑わっていた(e, f)。赤沼茶屋から戦場ヶ原の周辺はすでに紅葉も終わり晩秋の気配が漂っていた。山王林道に入るとカラマツ紅葉が鮮やかで、林道を先に進むと周辺の山の紅葉が美しい(h〜l)。川俣まで降りると、ここでは紅葉が始まったばかりだった。 久しぶりに川俣の上人一休の湯で温まった。この市営温泉はぬるみの強いアルカリ泉で、冷え切ったからだが芯からあたたまる。日光市営温泉のなかでは最も好きな温泉だ。 のんびり紅葉狩りをしながら走ったので昼食時刻にはまだ山の中だった。やむなく川治温泉まで降りたところでようやくコロッケにありついた。渋滞する道を避けて裏道から帰宅した。 |
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この日はもっぱら紅葉鑑賞が目的のドライブだったので、きのこにはあまり目を向けなかった。それでも川俣温泉周辺でいくつかのきのこに出会ったので一部撮影した。それらにつていは「駄言駄菌」で「紅葉狩りのついでに見たきのこ」として記した。 | |||||||||||||
強い雨になって慌てて逃げかえった | |||||||||||||
一昨日、鬼怒川温泉の裏山を歩いたあと、霧雨の中を矢板市の県民の森に向かった。キャンプ場に駐車してふと伐採され山積みになった枝を見るとシイタケが着いていた(a)。遊歩道の周辺を少し歩きだすと、すぐにアカモミタケ(b)、クリタケ(c)に出会った。前日にキノコ狩りが多数入った様子で、食不適とされるきのこが踏みつけられたり蹴とばされた姿がよく目立った。ツチカブリが滅多やたらによく出ていた(d)。ホウキタケの仲間(e)やよくわからないきのこが何種類も出ていた。これらを数種ほど採取した。歩き出して間もなく雨が強くなってきた。こうなれば後はさっさと逃げ帰るのみ。車にたどり着いた時には激しい雨になっていた。 現地ではどの仲間かわからなかったきのこ(f, g)を覗いてみた(h〜l)。胞子の形からはキシメジ属ではなさそうだ。胞子は非アミロイドで(i)、シスチジアはなく、菌糸にはクランプがあり(k)、担子器にはベーサルクランプがありそうにみえる(l)。種名への探索は行わなかった。 |
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昨日は終日気温が低く寒い一日だった。体を温めたいと思って昼前に宇都宮に出て激辛ラーメンを食べた。月曜日は近くの市営温泉の定休日。雨で遠くの市営温泉まで行くのも億劫なので、数か月ぶりに自宅の風呂を沸かした。長いこと使わなかったので事前の掃除が面倒だった。 | |||||||||||||
シロマツタケモドキだけしかなかった | |||||||||||||
昨日も終日雨。強くなったり弱くなったり。朝、霧雨の中を鬼怒川温泉の裏山に向かった。自宅から20Kmほど、25分ほどで駐車スペースに到着する。気楽な観察地点の一つだ。谷には降りずに、尾根筋とその周辺の斜面を歩いたが、きのこの姿はほとんどなく、ただシロマツタケモドキばかりがあちこちに多数出ていた(a〜f)。久々に検鏡写真を撮ってみた。 短時間で胞子紋がたっぷり落ちたので、水道水(g)とメルツァー(h)で封入してみた。非アミロイドだ。Tricholoma(キシメジ属)のきのこは、ほとんどの種にシスチジアもなければ、クランプも持たない種が多い。だから、わざわざヒダ切片などを切り出しても面白くない。 それでも切片作成の練習のつもりで、ヒダ断面を切り出した(i)。むろんシスチジアなどない。側を拡大すると担子器が胞子をつけていたが、このままでは基部の様子はわからない。そこで、カバーグラスの横からフロキシンを注ぎ、次いでKOHを注いでから軽く押しつぶした。担子器がばらばらになった。担子器の基部にはベーサルクランプがある(k)。カサ表皮は細い菌糸が平行に走っている(l)。担子器の基部以外にはクランプも見られない。 |
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車を停めた場所でキノコ狩りの人に出会った。今年はどこに行ってもダメだと言っていた。シロマツタケモドキを採取して車に戻った後、矢板市の県民の森のモミ林に向かった。その成果?は明日の雑記にでも記しておこうかと思っている。 | |||||||||||||
一ヶ月ぶりの那須野が原公園 | |||||||||||||
朝8:20頃出発するときは雨。およそ一時間走ると那須野が原公園に到着した。一ヶ月ぶりだろうか(雑記2017.9.11)。相変わらず雨が降っていたので、カサをさして園内を散策することにした。足元は落ち葉だらけで、なぜか紅葉せずに枯れ落ちてしまった葉が目立つ。 先月もきのこの姿は少なかったが、昨日も状況は変わらなかった。出ているきのこも先月同様に、ヌメリイグチ(a, b)、アミタケ(c, d)、チチタケ属(e, f)が圧倒的に多かった。なお、このチチタケ属は乳液がすぐに黄色に変色するところから、キチチタケの可能性が高い。 ついで多数出ていたのがヒメワカフサタケ(g, h)、ナラタケ類(i, j)、ベニタケ属、アセタケ属だった。このほかにもハナビラニカワタケ(k)、シラタマタケ(l)などが目立った。シラタマタケは内部が乾燥していてまるでクラマノジャガイモタケを思わせた。 |
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この日はちょうど公園に隣接する畜産酪農研究センターの公開日で園内では栃木県酪農フェアーが開催されていた。県内外から多くの観光客がやって来ていてとても賑わっていた。
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午後からは雨は止んだが空模様ははっきりしなかった。日光だいや川の秋の花火大会には今年も行かなかった。自宅からは花火の音は聞こえなかった。 | |||||||||||||
奥日光千手ケ原のきのこ (2) | |||||||||||||
昨日の雑記では三点のきのこだけを取り上げたが、この日(水曜日)の日光では他にもいろいろなきのこに出会った。それらの一部をここに掲載した。 いかにも秋を感じさせられるきのこにムキタケ(a, b)、チャナメツムタケ(c, d)がある。ともにとてもよく発生していた。例年なら8月頃からあちこちでヌメリスギタケモドキに出会えるのだが、今年はなぜか発生が非常に少なかった。久しぶりにきれいな株に出会った(e, f)。シロナメツムタケ(g)は採る人が少ないせいか多量に見られた。クリタケは虫に食われたものばかりが目立った(h)。 ツノシメジは8〜9月にカンバの樹皮を突き破って出てくるが、時には突き破りに失敗して中途半端なまま歪んだ姿で成菌になるものがある(i)。今年はそういったいじけたものが多かった。美味しいきのこの代表格のひとつ、シロタモギタケは発生が悪い(j)。 いつもよく見かけるが滅多に撮影しないきのこをいくつか撮った。ワサビタケ(k)とシロスズメノワン(l)だ。ワサビタケをみるとなぜかスズメタケを連想する。それもあって夕食のワン(椀)はシジミの味噌汁になった。 |
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今日の奥日光は紅葉最盛期、暗い早朝からいろは坂には長い車列ができているんだろう。 | |||||||||||||
紅葉の奥日光千手ケ原:きのこ三点 | |||||||||||||||||||
水曜日(10/11)、赤沼車庫から朝一番のハイブリッドバスに乗って千手ケ原に入った。休日でもないのに赤沼駐車場は早朝から多くの車が駐車していることに驚いた。朝一番のバスもまた混んでいた。乗客の大部分がいわゆる団塊の世代のようだ。 この日の主たる目的は、RDBデータ関連の調査で「追加調査種」として計上されているオドタケとニカワウロコタケの発生状況を調べることだった。結果として、オドタケには一ヶ所でだけしか出会えなかった(a〜f)。ハルニレ倒木の洞の奥に発生していたため、撮影には難儀した。ニカワウロコタケはこの数年間極端に発生数が減っているが、数ヵ所で見ることができた(g〜l)。 「追加調査種」には入っていないが、シャグマアミガサタケを思わせる姿のヒグマアミガサタケに数ヵ所で出会った(m〜r)。いずれもカンバの倒木やその周辺に群れを成していた。 |
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竜頭の滝は紅葉最盛期で、早朝6時台には周辺の駐車場はどこも満車だった。小田代ヶ原は草紅葉が美しく、戦場ヶ原周辺はカラマツ紅葉最盛期。、ハイブリッドバスからは深紅や黄色の調和した見事な錦秋が見られる。全山紅葉は今度の土日あたりがピークだろうか。 きのこ「駄言駄菌」に「誤った思い込みでとんだ大出費」を追加した。 |
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今年も鬼怒川遊歩道でコウボウフデに出会えた | |||||||||||||
鬼怒川遊歩道の紅葉は11月に入ってからなので、一昨日の龍王峡は観光客も少なく静かな散策を楽しめた。昨年に引き続きコウボウフデに出会ことができた。このきのこ、今年の5月始めというとんでもない時期に発生したので(駄言駄菌2017.5.3)、秋には発生しないのではないかと危惧していたが、昨秋同様に顔を出していた(a〜f)。20数個の子実体に出会った。 この日最もよく出会ったのがシロヤマイグチ(g)、アケボノアワタケ(h)、キシメジ(i)だった。アオネノヤマイグチにも数ヵ所で出会った。他にはオウギタケ(j)、クリタケ(k)、アオイヌシメジ(l)、クロラッパタケ、ヒイロチャワンタケ、コガネテングタケ、カキシメジ、ヒメスギタケ、アワタケ、クチベニタケなどを数えた。むささび茶屋の主(店番?)の話では、今年ほどきのこの発生が悪い年は珍しいということだった。たしかに、サクラシメジやクリタケの発生はとても悪いように感じた。 |
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鬼怒川遊歩道とは裏腹に、昨日の奥日光は紅葉が始まったせいかものすごい人出だった。 きのこ「駄言駄菌」に「基本的な設定確認を怠ってみじめな結果に!」を追加した。 |
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あぁくたびれた! 電源とLANコードの配線整理 | |||||
来月からはインターネット接続業者を変更するので、それに伴って光ファイバーの終端器などを入れ替えることになる。ところが終端器、無線ルータ、ハブ、ネットワークHDD等の電源コードとLANケーブルが狭い空間にゴチャゴチャに押し込まれていて、どの線がどの機器に繋がっているのか容易にはわからない状態になっていた。 しかし、このままでは機器の交換に難儀することになるばかりか、下手をすると機器や配線同士の干渉も起こりかねない。そこで昨日の午後、機器類とLANコードだけをゆとりある空間に確保し(a)、それらから伸びる電源コードだけを隣接する別の位置にまとめて設置した(b)。 この機会に、二階洋間のハブに繋がるLANケーブルも新たに見直して配線変更をし(c)、一階和室のハブに繋がるLANケーブルも整理した(d)。一階顕微鏡室のメインパソコン周辺のLANケーブルと顕微鏡関連の電気配線などは今回はいじらなかった。 |
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昨日午前中は鬼怒川遊歩道を散策した。その件については明日の雑記に記すことにした。 機器類の周辺は長いこと掃除もしなかったせいか、木部とコード類の被覆にはカビが生え、綿埃もたまっていた。それにしてもこういう作業ってくたびれるものだ。 |
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